2008年3月28日

個人競技と団体競技。

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今日、初めてプロボクシングの試合を後楽園で見た。

まず率直な感想は、やっぱりすごい迫力だったことと、個人競技の難しさを感じた。

ずっと団体競技しか経験してない自分にとって、ボクシングという個人競技は、その選手の実力やその日の調子が如実に結果に表れる為、試合に向けて、最高のモチベーションと最高の集中力が必要とされる。

サッカーの場合、スタメンの11人の中で明らかに調子の悪い奴がいても、それに気付いてその選手をカバーする気の利いた選手がいたり、最悪、途中交代すればなんとかなることもよくあるけど、個人競技の場合はそうはいかない。

調子が悪くても、その試合を乗りきらなきゃいけないメンタルの強さが必要な個人競技は、大変なんだろうなと思った。

レイソルで言うなら、プロに成り立ての大津や次郎や村上は、ボクシングなら4回戦の選手。4回戦の選手がいきなり、日本ランカーの選手と対戦しても普通なら到底勝ち目はないだろう。

だけど、サッカーの場合、大津がゴールを決めてヒーローになることあるだろうし、次郎が勝利の立役者になることもあるだろうし、プロデビュー戦の村上が活躍することだってある。

格上相手に、個々の実力が劣っていてもチームとして勝つこともよくある。

そういった意味では、サッカーはやっぱりチーム力がものすごく大事な競技で、またそこに魅力があるのかもしれない。

そこで、あえて触れれば、この前のジェフ戦。

前半は最高の試合をしておきながら、後半の変貌ぶり。

巌が怪我でいなくなったからチームが変わってしまったとかそんな言い訳は聞きたくない。

その為に、サッカーは11人いるわけだし、1人1人が自分の責任を果たし、なおかつ、調子の悪い選手をカバーできるような選手がいれば、この間のような結果にはならなかったのではないかと思う。

すべては、チーム力。

怪我人が多くて、ベストなメンバーを組めないかもしれないけど、次の試合、バックアップのメンバーを含め、全員で勝ちにいってほしい。

更に、スタッフ、フロント、サポーター、みんなが力を合わせてバックアップするから、今度の札幌戦は絶対に勝ちにいこう。


次は聖地日立台。


自分達の力を信じ、チームメイトを信じて。


サッカーは、団体競技。


次の試合、絶対に勝ちにいこう!

SHIMO(^-^)v

2008年3月26日

オーラびんびん。

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数日前に国立競技場でホンミョンボさんに会った。

1年ぶりぐらいに会ったけど、相変わらずびんびんオーラを放ち、現役の頃と変わらない体型と雰囲気はさすがでした。

「仕事は忙しい?」と尋ねると、日本語で「オリンピック代表だけだから、忙しくないよ」なんて答えたけど、日本に来てもスケジュールが多忙らしく、柏によってゆっくりなんて出来なかったようだ。

レイソルのことは、ずっと気にかけてくれてるようで、個人的に、これからも何らかの形で、日本のサッカーやレイソルに関わっていってほしいと思った。

ミョンボさん、これからも頑張って下さいね。

SHIMO(^-^)v

2008年3月21日

毎日がフェスティバル。

昨日のナビスコカップ札幌戦は勝ちきれなかったみたいだね。

出張中なので試合を見ることが出来なかったけど、次郎と大津の初スタメン、村上の初ベンチ入りした試合で、引き分けという結果は残念だった。

試合内容は、帰ってからチェックするとして、新人達の出来が非常に気になる…。

それともうひとつ気になること

レイソル、DF陣に怪我人続出!なんて記事が出てて、これも非常に心配である。

まあ、そんな時の為にバックアップの選手がいるわけで、怪我人や出場停止で出番が回ってきたら、「ポジションを奪うチャンスだ」と思ってやってる選手達ばかりだと思うから、そのチャンスを活かせるように頑張ってくれると期待してるよ。

ところで、

3月のスカウト業界は、とてもハードです。

日本各地で、フェスティバルやら親善試合やら、いろんな大会が行われていて、毎年のことだけど、この時期が一番しんどいかな。

相方の佐々木さんが、相当頑張ってくれてるので何かと助かってるが、とにかく今は各地に出向いて選手を見まくって情報収集あるのみ。

そこで、最近ちょっと思ったことがあるんだけど、このブログを使って情報収集できたらいいなぁ、なんて思ってます。

このブログを見て下さってる、全国各地に散らばるレイソルファン、サッカーファンの方々からの情報とか、自薦他薦、とにかくいろんな選手の情報を集められるように出来れば面白いかなと思ってます。

どうですかね?


SHIMO(^-^)v

2008年3月11日

いつまでたっても息子は息子。

昨日の試合は、本当に勝てて良かった。

開幕戦の重要性は、皆がよくわかってたと思うし、初戦というものは、チームがどこまでやれるのか、期待と不安で一杯だったけど、見事にその不安を消し去ってくれるほどの快勝で、正直、今は、すごくほっとしている。

太田の先制点に、ポポの追加点。
もっと得点するチャンスはあったと思うけど、チームとして失点をゼロに抑えたことは素晴らしいことだと思う。

最後に大津が出て来た時には、見てるこっちが緊張したけど、本人は全く物怖じしている様子もなく、楽しそうにプレーしてて、大物なのか、何も考えてないのか。
普通、デビュー戦だったらもうちょっと緊張したりするもんだけどね。

太田も今季初得点を、両親に見せることが出来て良かったな。
近くに住んでる両親だったら、いつでも見てもらうことが出来るけど、遠くに住んでるとなかなか大変だからね。
きっと、さぞかし太田のご両親も喜んでただろうな。

スカウトって仕事がら、選手の親御さんに会うことも多い。
だいたいどこの親御さんも、息子の活躍に喜んだり、怪我などの心配したりで、いつでもたっても息子は息子、プロになろうがなんだろうが、親として心配し続ける。
自分の親もずっとそうだった。

開幕戦には、選手の親御さんも、多数来てたと思うけど、密かに自分の両親も開幕戦を観戦しに、青森から出てきてた。

久しぶりに日立台で試合を観戦した両親に、勝利ゲームを見せることが出来て本当に良かった。

確か、レイソルの試合を見に来るのは、自分が選手を引退して以来初めてだったと思う。

もう日立台のピッチには息子の姿は無くても、一生懸命レイソルを応援し、プレーに一喜一憂する両親を、スタンド後方から見つけて少し胸が熱くなった。

試合後、満足げな両親にどうだった?と尋ねると

父「なんだか前より人が増えたな〜。」

自「でしょ、スタジアムの雰囲気もすごい良くなった感じしない?。」

父「やっぱりここは、グランドに近いから見やすくていいな。」

母「そうそう、ゴン中山も近くで見れたし、もう見れないと思ってたから。」

っておい、勝手に見れないとか言うな、中山さんはまだまだやるよ。

自分がレイソルで仕事してることもあるけど、今でもレイソルファンで、レイソルのことはずっと気にしてくれてる両親。

フランサと平山の怪我の状況を聞いてきたりするあたりは、微妙に青森とのズレを感じたりもするけど、レイソルのこと、自分のスカウトの仕事のこと、今でもずっとずっと心配しているのがよくわかる。
もう自分も、一人前の大人のつもりでいるが、親の前では息子は息子。
やっぱりいつまでもたってもで心配の種らしい。

普段、電話で話しても「元気ならそれでいい」と口数の少ない父親。

選手の頃は、怪我を気にしてくれてたけど、最近は肝臓を心配してくれる母親。

今度はいつ来れるかわからないけど、

いつか、日立台でACLの決勝があったら、必ず招待するよ。

時間かかるかもしれないけど、それまで長生きして下さい。

もっともっと、強くて愛されるチーム目指すから。


SHIMO(^-^)v

2008年3月 2日

小見さんからの指令。

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宮崎に発つ前に、小見さんから

「しも、宮崎に行ったら絶対に行ってほしいところがあるんだ」

って教えてくれた所が、写真の、釜あげうどん重乃井。

ジャイアンツが宮崎キャンプで宿泊するホテルの裏にあって、古くは長嶋監督が足繁く通ってたお店らしい。

店構えは、どこにでもありそうな、少し古びた感じで、
「ここで店あってんのかな?」
って少し不安になるような感じのお店。

店に入るなり、従業員に
「はい、ご注文は?」
ええっ、まだメニュー見てないし…って思って見上げると、並か大盛しか書いてないボードを発見。
「じゃあ、並で」
って待つこと10分程度。

で、来たのがこのシンプルな釜あげうどん。

でも、これが旨かった。
食通の小見さんがお薦めするわけがよくわかった。

満足した頃、従業員が
「うどんを食べたあとの茹で汁に、残ったつけ汁を入れて飲むんですよ」
って教えてくれて、早速やってみたが、このスープがまた旨かった。

地元でもかなり有名らしく、この日も偶然取材が入ってて、店主らしき人の写真撮影が行われてた。

店の壁には、数々のスポーツ選手や芸能人の写真が飾られてあった。
元サッカー選手の写真もあったけど、さすがにレイソルの選手はなかったな。

もし、宮崎に行くことがあれば知っといて損はないと思いますよ。

なんか、最近食べ物ネタが多いですが、釜あげうどん重乃井に匹敵するような選手を新たに見ることが出来たので、いろんな意味で収穫ありです。

まあ、来てくれるかどうかは別としてね。


SHIMO(^-^)v

2008年3月 1日

僕らは結果を出すしかない。

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午後の空いた時間で、宮崎キャンプ中のベガルタ仙台を訪問。

ちょうどホンダロックとのトレーニングマッチを視察することができた。

そして写真は、今年から仙台に移籍したユキヒコ。

スタメンで元気に登場し、精力的な動きと、正確なクロスで、チームの攻撃の起点になっていた。

さらに、ユキヒコは素早いカウンターから、チームの先制点を挙げる活躍。

チームにもすっかり馴染んでるようで、
「ナイス、ユキヒコ」って声がかかったり
「前から取りにいくぞ」って自分から周囲に声をかけたり

やっぱりユキヒコはユキヒコで、どのチームにいても明るく、爽やかで相変わらずナイスガイだった。

「あと1週間で開幕だし、とにかく僕らは結果を出すしかないんで」っていうユキヒコの顔は、とても充実してみえた。

仙台監督の手倉森さんは、同じ高校の大先輩で、よーくユキヒコのことお願いしてきた。

強化部長と話し、田ノ上に会い、知ってる選手何人かと雑談し、帰ろうと思って、ん…っ、誰か忘れてる。

そうだ、オカだ!

オカを見つけ出し、しばし話す。

オカもスタメン組でフル出場。ほぼレギュラー間違いないようだ。

「コンディションはどう?」の質問に

「いやー、チョイチョイ、力抜きながらやってますから大丈夫ですよ」と、余裕のベテランらしいコメント。

オカもすっかりチームの柱として頑張ってるようで一安心。

久々に、オカの人懐っこい笑顔を見れて、なんだかこっちまで元気をもらえた気がする。

仙台はこのまま、宮崎でキャンプを続け、開幕戦を迎える。

1ヶ月以上の長いキャンプ生活で、だいぶ疲れやストレスが溜まってるだろうけど、ユキヒコの言葉通り、なんとか結果出せるように頑張ってほしいね。


そして、我がレイソルも結果を出せるように。

開幕まで、あと1週間。

ガンバロ。

SHIMO(^-^)v