2008年6月12日

なにかできること、ひとつ

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今日でトップチームのオフも終わり。
短いオフだったけど、みんなリフレッシュして戻って来ることでしょう。

明日からいよいよ新潟キャンプ。
スタッフ陣は、昨日、今日とキャンプの準備に余念がない。
いい準備して、いいキャンプになることを期待してます。

さて、

ブログの更新が遅れましたが、6/7(土)日産スタジアムで行われた、
+1フットボールマッチの感想をアップします。

試合前日、六本木ミッドタウンにあるリッツカールトンホテルにチェックイン。
今後のスケジュールの説明を受け、夜のチャリティーパーティー用タキシードの衣装合わせ。
スウィートルームに設けられた軽食会場で、食事を取る。
すでに、何人かの選手が食事をしていたが、明らかに見たことのある外国人が2人。

「おっ、ダービッツとセードルフだ」

更に、よくよく周りを見渡すと、有名選手がワンサカいるではないか。
少し、ミーハーになる気持ちをぐっと抑え、普通に食事をする。
上層階にある部屋へ向かおうと、フロントの前を通ると

「おっ、モウリーニョだ」

モウリーニョが普通に歩いている。が、ここもぐっと抑え部屋へ入る。
部屋は一流ホテルだけあって、落ち着いた雰囲気で素晴らしい。51階の眺望も最高である。
テーブルにはジャージ1式と、ホテル側から手書きの手紙も添えられている。
扱いは、かなりのVIP待遇だ。

ジャージに着替え、バスで試合会場である日産スタジアムへ向かう。
会場にはトーレーニングだというのに、かなりのプレスの数。
ミョンボさんを見つけ、しばし談笑。相変わらず爽やかだ。
各自でアップし、モウリーニョの仕切りで日本選抜、世界選抜のメンバーがランダムに
組み分けされボール回し。
初めて会うメンバーで言葉も通じず、微妙にギクシャクした雰囲気は否めない。
その後、4チームに分かれてミニゲーム。
同じチームには、イルハンやセルジーニョがいる。若干、イルハンは重そう。
ミニゲームが進むにつれ、ボール回しの時のギクシャク感もなくなり
和気あいあいとトレーニング終了。

ホテルに戻ると、今度は『なにかできること、ひとつ』のロゴ入りチョコの差し入れと
今度は、ルイヴィトンからの手紙が置いてある。
少し休憩した後、例のタキシードに着替え、チャリティーパーティーへ出席。
チャリティーパーティには、各界の著名人や芸能人なども出席し華やかに行われた。
そして、メインのチャリティーオークション。
ルイヴィトンの限定商品から、明日の試合のベンチに座れる権利とか、坂本龍一が
あなたのために1曲ピアノ生演奏など、次々と落札されていく。
1番高額な金額で落札されたのは、中田英寿Friendsチームと試合を行う権利で
大接戦の末、800万円で落札された。正直、驚いたけど、めったに出来るもんじゃ
ないからね。でも驚いた。
パーティー終了後、小見さんに電話し、
「ヒデのチームと試合するのに、800万かかるみたいですよ」
と、報告。
とにかく、けた外れのオークションに驚きの連続だった。

今回のチャリティーオークションで募った金額は、アフリカコンゴにて
『マラリア』感染を防ぐために充てるそうです。

で、部屋に戻ると大きなルイヴィトンの紙袋が置いてある。
またしても、サプライズだ。
どんだけ、VIP扱いなんだろう。

そして、いよいよ試合当日。
日産スタジアムに着き、ピッチを覗くとすでに大勢の人たちが来場している。
総入場者数、63,143人。
自分自身、現役時代でもこんなに大観衆の前でプレーしたことはなかった。
ロッカールームで、釜本さんがミーティングをし、ヒデからは
「やるからには勝とうぜ」って気合が入り、いざピッチへ。

前半、セードルフ、ダービッツが中心となり、攻め込まれるが、GK下川さんのファインセーブで
何とか凌ぐ。すると、大黒と澤登さんの連続ゴールで2-0とリードして前半終了。
ベンチで見てたけど、数々のプレーを普通に見入ってしまっていた。

そして後半、いよいよ自分の出番だ。ポジションは左サイドバック。
本職のボランチではないが、FC東京時代に左サイドはやってたから出来なくはない・・・はず。
立ち上がりスライディングするが、一歩遅れてしょっぱなからファールを受ける。
その後も、対面のマルコ・マルキオンニ(現役ユベントス所属)相手に悪戦苦闘。
マイボール時には、落ち着いてプレーできたんだけど、守備で体力を消耗。
最後は、イルハンにヒールリフトをくらい、観衆の盛り上げ役になる。

でも、めちゃくちゃ楽しかった。
世界の有名選手と対戦できたことも、ヒデをはじめ、昔のメンバーとプレーしたことも
6万の観衆の前でプレーできたことも、すべてサイコーに楽しかった。
きっと、会場に来られた人たちも楽しめたのではないだろうか。

これだけの観衆を集めたヒデ。きっとこのチャリティーマッチにかけたエネルギーは
相当だったと思う。

引退を決めてから2年、旅に出て世界を見て回ったヒデの答えがこのチャリティーマッチ
なわけで、ヒデだからこそ、このメンバーとこの観衆を集めることが出来た。

とりわけ、いたく感心したのは、このチャリティーマッチの意義である。
今、世界中には地球環境を始め、様々な問題がある。
地球温暖化でアフリカではマラリアが蔓延し、小さな子供たちが命を落としている。
そんな現実を知りいろんな問題を考えることが、今回の最大のテーマでもある

『なにかできること、ひとつ』

一人一人の意識が変わり、行動に起こすきっかけをつくることがヒデのメッセージ。
世界の子供たちの未来のために。
そう、ヒデは語っている。

サッカーを通じてなにかできること。
これが、今回のチャリティーマッチの意義。
試合後のパーティーの中で、各テーブルをまわり挨拶して回るヒデを見て
改めてヒデの偉大さを感じた。

自分も今回参加して、人生観と言えば大げさかもしれないけど、意識は確実に変わった。
参加して本当に良かったと思う。

『なにかできること、ひとつ』

サッカーマンはサッカーマンらしく

サッカーを通じて夢を与えるのが、僕らの仕事。

みなさんの、

『なにかできること、ひとつ』

は何ですか?

SHIMO(^-^)v

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