2012年9月20日

指導者として

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担当:松本

こんにちは。
随分と前の話になりますが、7月22日にスペイン人の「ジョアン・ミレット」
氏による「GKクリニック」を実施いたしました。
指導をしてくれたジョアン氏、そして受講者の方々、どうもありがとうございました!

さて、このジョアン氏のクリニックで印象に残った言葉が2つあります。

?ゴールキーパーのミスは、ゴールキーパーコーチの責任。決して選手が
 悪い訳ではないから、ゴールキーパーのせいにしない。

?ゴールキーパーは、プレーについて自分で分析できるようになる事が大事。
 何故、良いプレーにつながったのか?何故ミスにつながったのか?
 一番問題なのは、そのどちらもゴールキーパー自身が分からない事。


ゴールキーパーというポジションは、ミスが失点につながる事が多く、
試合の勝敗に最も影響を与えるポジションです。ゴールキーパーが失点を許さない限り、
試合に負ける事はありません。

ゴールキーパーにおける「唯一」は色々とあります。

 ? チームの中で、唯一手を使用できる。

 ? チームの中で、唯一ゴールキーパーグローブを使用できる。

 ? チームの中で、唯一ユニフォームが違う。

 ? チームの中で、唯一全体を見渡せるポジション。

 ? ゴールキーパーが居ないと、ゲームが成立しない。


こんなに唯一が多い重要なポジションであるが為に、サッカーにおける番号は、
ゴールキーパーの「1」から始まるのではないか?と思っています。

だからゴールキーパーは、試合に勝利する(失点をしない!)為に

 ? 人よりも沢山練習をする。そして「こいつが失点したら仕方がない!」
   と思ってもらう、信頼のある存在になる。

 ? 声を出して、味方に指示をする。また、存在感を出して相手にプレッシャー
   を与え、味方に勇気を与える。


 「選手のミスは、我々指導者の責任」

ゴールキーパーコーチとして、スペインという世界最高峰の第一線で指導されて
いる方からこのような話を聞けて、やはり一番大切な事は、まずは指導者として
の姿勢だと、再確認する事になりました。

これを機に、また初心に戻り指導にあたりたいと思います!

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