2013年10月23日

雨のスタジアム。

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担当:前嶋

こんにちは。

ただいまU-18はJユースカップを戦っています。
J1・J2全チームのユースチームが参加する大会で、勝ち進むと間にプリンスリーグを挟みながら年末まで戦うことになります。

先日は、日立柏サッカー場で予選グループの水戸ホーリーホック戦が行われました。
選手達にとっては、Jユースという大事な公式戦、憧れのスタジアムでの試合とモチベーションはとても高かったと思います。。。。が当日は大雨、ピッチには普段ではなかなか見られない程の水が溜まり、パスが通しにくいような天候とピッチでの試合となりました。

土砂降りでした。

フロントスタッフの方々やボランティアの方々が、グランドの水溜りを必死で汲み取って下さっている姿を試合の準備をしながら目にしました。
ハーフタイムにも水を汲み取って下さったおかげで、あの土砂降りの中でも水溜りが少なくなり、後半のピッチでは選手たちはとてもプレーしやすくなったでしょう。

またハーフタイムにトイレに行くと、偶然ボールボーイをしてくださっていたボランティアの方々と一緒になりました。
皆さんびしょ濡れでした。
その中の方が、「ボールボーイやってると選手と目が合うんだよ。こんな雨の中でも頑張ってくれって思いながら渡したよ。でも変な渡し方しちゃてさ。後半はもっとうまく渡してあげなきゃいけないなぁ。」とトイレにまでボールを抱えて入ってきたボールボーイの方々は選手達以上に寒いはずなのに、この試合のために後半もびしょ濡れのままグランドに向かっていってくれました。

それだけでも、私達は日々全力でプレーして、目の前の試合に全力で勝ちにいく理由があるように感じます。
スタッフの皆様がそうして試合のために動いてくれている姿に感謝し、感動しました。

皆様の努力が報われたとなる瞬間は、私達が全力でプレーし、勝利した時でしょう。
これからサッカー選手として生きていくには、そういった想いも背負って生きていくわけです。
こんなにも温かい想いを背負って戦える人は限られているかもしれません。
毎試合こんな緊張感の中でサッカーをしていける人は限られているかもしれません。

Jユースカップは年末まで続きます。
今週末はFC東京。
感謝を忘れずに。
戦いましょう。

Jyouth1.JPG