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2003年10月19日(日)
10月12日(日)に行われた栄養講習会の模様をUPしました。

2003年10月12日(日)
in日立柏総合グラウンド体育館
選手たちにとって、栄養をきちんと補給することは、トレーニングや休養とともに、とても大切なこと。
柏レイソルユースでは、ジュニアユース以上の選手を対象としたトレーニング後の食事の提供、選手と保護者を対象とした栄養講習会の実施、そしてカテゴリー毎の食事チェックの実施を通じて栄養指導に力を入れています。

栄養講習会は、3年前より管理栄養士の関根豊子さん(横浜市スポーツ医科学センター)をお迎えして、各カテゴリー毎に年1回実施しています。10月12 日(日)には、U-13を対象とした一時間ほどの講習が行われました。参加者は選手20名ほどと、保護者の方々。食事チェックで割り出された栄養バランス グラフをもとに、三大栄養素・ビタミン・鉄分・摂取エネルギーなどの説明が行われました。ここで少し、講習会の内容をお伝えします。

例えば野菜。野菜は「ほとんどの選手が足りない」という結果が出ました。ビタミンも食物繊維もたっぷりな野菜ですが苦手な人が多いのも事実。野菜でなく ても他のもので補えると考えがちですが、「遠征・合宿にでかけて食べられないものがあったら困る。力が出せないし、行った意味がなくなっちゃう」のも事実 です。何かと一緒であれば食べられる(たとえばマヨネーズをつけたら…?)なら、食べられるように工夫を、と説明がありました。
ビタミンを多く含む果物も同じく大事です。「大学でJリーグに上がれそうだな、という選手は果物をすっごく食べるよ。だからケガも早く治るし、疲れも早 く取れる。そういうところが他の選手と違うんだな、と思います」と関根さんから具体的なアドバイスをもらいました。

鉄分が多く摂れるレバーも、好きと答えた選手はたったの1人。どうしてもレバーが食べられない。ではどうしたら鉄分が摂れるか考えると、納豆、豆腐でも 摂れることがわかります。「冷蔵庫のなかから自分で取ってきて食べましょう。納豆をごはんにかけたり、冷奴を食べたり。最近食べてないな、と思ったら買っ てきておいてね、と頼みましょう。」自分で栄養を考えて食べることが大切です。

講習会のなかで繰り返し強調されたのは、考えて食べることと、食事チェックに基づいたグラフのひっこんでいる部分を丸に近づけるようにすること。何気な く食べているおやつでも、「アイスを食べるならヨーグルトなど、ほかのものに置きかえて」足りないところを摂り入れられるようにすると、バランスが良くな ります。
普段の食事では、主食(お米など)、主菜(お肉)、付菜2品、果物、乳製品とバランスよく食べるのが大事、と確認があり、この日の講習は終わりました。

トップの選手たちも、午前練習の後など、ユースと同じ食堂でごはんを食べています。日頃からも、コンディションを保つために、食事を自ら管理して生活し ています。トップ選手に少しでも近づけるように。柏レイソルユースでは、これからも栄養指導を大切にしていきます。

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