崔成国選手来日、チームに合流

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2005年03月03日（木）
崔成国選手来日、チームに合流

本日、崔成国選手（２２歳・ＦＷ）が来日し、そのままチームに合流しました。「チームメイトと力を合わせて勝利を掴みたい」と語った崔選手。以下は先ほどクラブハウスを訪れた際、記者の質問に答えたインタビューの内容です。

ホームとなる日立柏サッカー場で、活躍を誓う崔成国選手

——開幕直前の合流となりましたが、コンディションは
韓国のＫリーグも６日開幕で、それに向けて調子を上げてきました。今はいい状態です。
——移籍を決断した理由は
海外のリーグ、中でもＪリーグでプレーしてみたいと以前から思っていました。今年の春季キャンプでレイソルと対戦し、組織力があるしプレーのレベルも高い、いいチームだと思いました。それ以降、海外移籍への気持ちが強くなりました。
——レイソルの印象は
偉大な先輩が３人（洪明甫、黄善洪、柳想鐡）も所属したクラブ。そのチームの一員となったことは光栄です。先輩方の実績を決して汚さないよう精一杯努力したいと思います。
——ニックネームは
韓国では「リトルマラドーナ」と呼ばれていました、自分で言うのも恥ずかしいですけど（笑）。
——移籍に際しては期待と不安があると思いますが
期待と不安の両方がありますが、最善を尽くせば自ずと結果が付いてくると信じています。勝利のために、皆と力を合わせていきたいです。早くチームに溶け込んで、勝利に、できれば優勝に貢献したいと思います。
——レイソルでは玉田選手とプレーすることになりますが
玉田選手は、身体能力も高く優れた得点力も持った選手だと思います。もちろん自分でもゴールは狙いますが、どちらかといえば私が玉田選手を生かし、アシスト役になれればと思います。
——１年ほど前、日本との代表戦で、アンダーシャツに書いた政治的メッセージを見せて、反日とも思えるゴールパフォーマンスがありました。今はどう考えていますか
私はサッカー選手ですから、政治的なことではなくサッカーのプレーでアピールすべきでした。（軽率だったと）反省しています。もちろん、日本が嫌いなわけではありません。以前からＪリーグでプレーしたいと思っていました。精一杯のプレーで頑張ります。
——日本で行きたいところはありますか
今まで何度か来日していますから、改めて特にという所は思い浮かびませんが、いい温泉があれば行きたいと思います（笑）。
——Ｊリーグで対戦してみたいチーム、選手は
全てのチームとの対戦が楽しみですが、強いて挙げれば、韓国人選手のいるチームには特に勝ちたいという気持ちが強いです。
——日本での韓流ブームをどう思っていますか
韓国内でも日本の映画や音楽が人気を集めていますし、今後日本ブームが起こるかもしれません。お互いの国にとって良いことではないでしょうか。
——Ｊリーグでどんなプレーを見せたいですか
自分の持っているプレーを披露するよりも、チームの力になりたい気持ちが強いです。チームメイトと力を合わせて勝利を目指し、そのうえで自分のテクニックを見せられたら、と思います。応援よろしくお願いします。

韓国代表３選手のユニフォームが飾られたロビーで、記者の質問に答える崔選手。