2006年03月17日(金)
第1回「イエローハウス」議事録
去る3月15日(水)に開催いたしました「第1回 イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。
日時:2006年3月15日 水曜日 19:30〜21:30
会場:オフィシャルショップ「レイソリスタ」
参加者数:サポーターの皆さま6名、弊社 取締役 寺坂利之 以下7名
●開会に先立ちまして、弊社取締役 寺坂利之(以下:寺坂)が参加者への挨拶を述べました。
(寺坂):平日の開催で、皆さまにご迷惑をおかけしているのではないかという事もありましたが、まず、我々は早くこういう会(イエローハウス)を立ち上げ
たいという事もあり、今日この日を迎える事となりました。なぜ会を開く事になったかというと、近年のチームの成績低迷が大きな要因です。特にここ数年の結
果については、皆さまには大変申し訳ないと思っております。昨年、結果的にJ2に降格という事になってしまいましたが、これを機に生まれ変わっていかなけ
ればならないと我々も考えております。我々も柏の地で産声をあげさせていただいて、ここまでこの地でJクラブとして活動させていただいて、サポーターの皆
さま、地域の皆さまのご意見を我々も真摯な態度でお聞かせ願ってレイソルの運営の糧にしていきたいというのが大きな主旨でございます。サポーターの皆さ
ま、地域の皆さまと密にして、我々もなんとか恩返しをしなければならいと思っております。改善の可能性がある事については、改善していきたいと思っており
ます。皆さまの貴重なご意見を頂戴出来ればと思っております。今回は、少ない人数での開催となりましたが、ざっくばらんにご意見を頂戴出来ればと思ってお
ります。
事業部 部長 松元 晋(以下:松元)
(松元):新たにレイソルも組織が変わって、チームも2部に落ちて、マイナスからのスタートになってしまったかもしれませんが、我々も目線を下げてとにか
く出直しを図っていきたいという思いで一杯でございます。なんとか皆様と良いクラブを創っていきたいと思っておりますので、宜しくお願いします。
事業部 ファンサービス課 マネージャー 河原 正明(以下:河原)
(河原):イエローハウスという名前をつけたのは、今回集まっていただいた皆様は家族だと思い、家族が集まるところは家だろうという事です。レイソルの為
に色々な人が集って、話をしていくという事を目標にて今回お集まりいただきました。本会の運営方法は色々あると思います。例えば一つのテーマを設けてそれ
を深く掘り下げていくなど。まず第1回目は、1月29日にサポーターズカンファレンスで我々レイソルは生まれ変わって参りますと宣言させていただきまし
た、そこから今日までのクラブ・チーム・選手についてのご意見からお聞かせいただければと思います。
(参加者A様)正直面白いです。ちばぎん・湘南戦、長年の終了間際に点を取られるという癖は残っているんですけども、日立台は沸きました。シュート数も多
く、ああいうサッカーを日立台に来られる方は望んでいると思う。そういうサッカーが今、復活しつつあるなと思っており、今年1年楽しそうだという期待感も
あります。
(参加者B様)キャンプの広報日記・写真もすごく楽しそうだった。フォトギャラリーの更新も早く、サポーターの欲しい情報をどんどん出してくれる。(J2
に)落ちた事で情報が少なくなってきているので、生の情報がどんどん伝わってきて、何となくではあるが、変わって来ていると思った。
(参加者C様)練習を見に行っても本当に変わったと思った。選手が入れ替わって良かったと思った。監督も変わって、(練習場に設置している)柵も取れ
た。(3/14練習試合の)亜細亜大戦の時にも、選手がバックスタンドまで来てくれて、非常に嬉しかった。練習の雰囲気も変わって、ハードな練習をしてい
るが、緊張感のある笑い声が聞こえてきている。
(松元)選手も危機感を持っていまして、試合に勝った時のパフォーマンスも選手自体が考えています。本当は、湘南戦を勝ってやりたかったみたいですが。
(参加者D様)選手に危機感があるとの事ですが、具体的に教えて下さい。
(松元)昨年の主力が多く抜けて、チームが生まれ変わって、新しく来た選手も、残った選手も何か変えたいと、危機感をもっている。今までと一緒では駄目と
選手側から、フロントに色々と要望を言ってきました。 今回(3/4湘南戦)、試合前の選手紹介を変えましたが、あれも、選手からの要望です。今までの
選手紹介は、選手がピッチ上にいない時にやっていた。他のクラブに行った時に他チームの選手紹介を聞いて、力が湧き出てくるので、是非、選手側からウォー
ムアップ中にやってくれないかという要望があった。
試合終了後のパフォーマンスについても、選手自体が考え、色々と相談を受けてます。試行錯誤しながらですが、試合に勝った場合は、ファンと一体になりたい
という希望を持っており、今までと違う表現をしていきたいと思っている。本当は、ホームの湘南戦も勝ってやりたかったらしい。今後も、選手たちとも連絡を
密にとってやっていきたいと思っている。
(参加者D様)変わった点があれば話をしてほしという事だったので、感想を述べさせていただきます。
ふれあいフェスタで、帰る時に、小野寺社長が私たちにぎこちなく挨拶をしてくれたのがすごく、本当に社長がやる気なのだなと思った。社長なりスタッフが私
たちの方に寄ってきてくれるっていうのは、どんな言葉よりも説得力があるので、小野寺社長には、毎試合どこかに出没してほしい。
(河原)開幕戦の時は、東ゲートにてコンセプトカード等の配布をしておりました。本人も、バックスタンドまでは行けていなかったので、是非、行きたいと申しておりました。
(参加者E様)広報日記とかで、今日挨拶しましたとか、書いてもらえると、サポーターもイメージしやすいのではないか?本当に変わる気があると伝わると思う。
●続いて質疑応答に移りました(掲載:順不同)
<広報・メディア など>
(1)(小野寺)社長のブログはどうなっていますか?
企画部 広報課 横井 孝佳(以下 横井)
(横井)社長に書かせるよりも、例えばパッパラー河合さんと対談して、それを公開した方が小野寺の良さが出ると思っております。なるべく早めに始めようと思っております。
(2)例えば、毎試合MVPを選出したい。WEB上でやって、年末に表彰するなど、直ぐに出来るのではないか?
(河原)出来れば、毎試合選ぶという事もできるであろうし、シーズン終了後に選ぶなども出来ると思う。今後検討します。
(3)情報の提供という事で、プレスリリースを出していると思いますが、見られる場所が少ないのでは?ホームページを見られる人が全てではないので。
(横井)本来、プレスリリースはプレス(新聞・雑誌社)の方々に「この様な情報を出しますので、記事にしてください」とお願いするものとして発信しており
ます。ホームページにも同様のものを掲載しておりますが、ホームページを見ることが出来ない方のために記事にして下さいとお願いしている次第です。
ただし、ここに行けばレイソル情報がわかるというようなものを作っていくというのは、私どもも盲点だったので、今後考えてまいります。
(4)J2は露出が少ないのでは?
(横井)夏に携帯電話のサイトを立ち上げて、メディアの数を増やしていくという事を考えております。
(5)ご意見箱はどうなってますか?
事業部 ファンサービス課 田中 慎一(以下:田中)
(田中)始めたのが2月中旬ですが、最初は反響がなかったのですが、徐々に入ってきておりますので、なんらかの形でご回答していきたいと思っております。
<チケット・グッズなど、イベントなど>
(1)年間シートを買っているが、継続的に買っている人へのサービスが無い。少なくとも、5年10年買っている人にたいして、アプローチが無いという事
は、どういう事なんだろうかと思う。また、私は松戸に住んでいるが、レイソルのファンになったのは、JFLの時に、松戸伊勢丹のイベントに選手が来て、盛
り上がったのがきっかけ。しかし、それ以来イベントをやっていない。柏以外のホームタウンへのアプローチが無い。
先日の草津戦で、場内アナウンスで近隣の中学校等を招待したとやっていた。(レイソルの)ターゲットは子供だと思う。子供が来れば親も来る。小・中学校を
招待する事が出来るのかはわからないが、招待する事によって、レイソルが東葛エリアにあるという事を知ってもらえるのではないか。8市全部の学校だと大変
だが、エリア毎に招待をしてもらって、レイソルを知ってもらうという活動をしてもらって、我々サポーターも満員のスタジアムで試合を見たいし、サポーター
も増えてもらいたい。
(河原)子供や東葛地域に向けてという事業に関しては(招待などを)やってはいるが、それが表に出ていない、サポーターの皆さんにとっては、わからないと
いう事は問題だと思いますので、もっとアピールしていきたい。柏以外のホームタウンエリアで何もやっていないのではないかという風に捉えられてしまう事
は、まだまだクラブとして(努力が)足りない。招待であったり来場してもらう為の企画は、色々と考えております。今後も具体的な形にして、皆さまに判って
もらえるようにしていきたい。
(2)今年ほどカレンダーを見たく無い年は無かった。選手の(写真を使った)カレンダーは、年明けの方が良い(3月スタート)。
(河原)選手の移籍は、その年の状況によって変わります。今回は、大量の移籍を受け、開幕戦でカレンダーを作り、配布いたしました。→次年以降のカレンダーのスタート時期は検討いたします。
<試合の応援・サポーター、試合運営・スタジアム施設について>
(1)開幕の湘南戦で、選手がサインボールを投げ入れましたが、開幕戦だけですか?
(松元)事故には気をつけながら、ホームゲームでは引続き実施しようと思います。
(2)後援会のレイソルくじ等の当選者発表に関して。掲出場所が少なく当選の確認を係員に行なった所、メインスタンドに行かないと分らないと言われた。ま
たハーフタイムに発表があっても、トイレに行くなどで聞こえない方が多い。例えば、ハーフタイム以外に、試合終了後にもう一度ビジョンで流すなどが良いの
ではないか
(河原)次の試合からでも、掲出場所を増やすなど対応させていただきます。
(3)2002年までは、テニスコート横を通れたと思うが、何故、通行止めにしたのか?帰りの導線も何とかして欲しい。アウェー側のサポーターとの接触をさけるという意図だとは思うが。
事業部 ファンサービス課/運営課 辻上 裕章(以下:辻上)
(辻上)テニスコート横の閉鎖は、昨年の名古屋戦以降行なっていて、当時は、バックスタンドの扉を閉めるなど、厳重でした。運営上、大きな問題を起こした
という中で、もう一度同じ事を起こすことは出来ない。しかしながら、ご迷惑・ご不便をおかけしたりしてしまうのは、承知をして運営しておりました。順を
追って対応していきたいと思ってます。公園門については、今まで、開門時はアウェイサポーターとの接触の問題もあり閉めて、試合後のみ開門しておりまし
た。今年から、試合開始1時間前より開門するなど少しずつ解除を行なっております。テニスコート横の通行止めの解除なども、徐々に今後の様子を見させてい
ただいて、出来るところから行なっていきたいと思ってます。
(4)野球場の芝の張替えの話はどうなっているのですか?
(寺坂)もう直ぐ始まります。1面ですが、夏場には出来ると思います。
<ファンサービス課ついて>
(1)選手へのプレゼントを渡すことが出来なかった時に、現状では、事務所の玄関に行っても、誰に渡せばいいのか分らない。ファンサービス課で良いのですか?もっと分りやすい様にしてほしい。何となく、入りにくい。
(河原)(直接お渡しできなかった)プレゼントの受取などは、事務所のファンサービス課宛で結構です。
● 最後に本会を振り返り、ご意見・感想を話合いました。
(参加者F様)サポーターは色々な人がいて、色々な仕事に就かれている人がいるので、智恵も持っている訳で、その智恵を聞いてもらいたいと思っていました。
(河原)今回、色々な話を聞かせていただき、直ぐにお答え出来たものがあったり、出来なかったものもあったり、長い間かけてやっていかなければならない宿
題もあります。これからも、クラブが選手と一体となって、皆様に分り易い活動をしていきたいと思っております。それに対して、皆様からもリアクションをい
ただければと思います。(イエローハウスは)今後、第2回・第3回と続けて行きます。また是非、皆様からも、(仲間・お知り合いの方々に)「レイソルは今
こうなっているんだよ」と伝えていただければ思っております。また今後、イエローハウスをこの様な形で行なっていった方が良いのではないかという点があり
ましたら、是非、お教えいただきたいと思っております。
(参加者D様)サポーターも暗中模索な所もありますので、とりあえずは、このままの形が良いのではないですか?
(河原)今後も、手作りで一緒にこれから進めていただければと思っております。
(寺坂)一番の財産は、選手・サポーター・従業員も含め、人であると思っております。そこを大事にしていきたいと思っております。サポーターとクラブとの
関係の質、選手とクラブとの関係の質を高めていくいがいにないだろうという結論に達し、クラブコンセプトを決めさせていただきました。ハートの部分からだ
と思っております。
(参加者C様)選手からサポーターへの要望もあるのであれば、聞かせて欲しい。
(河原)こちらも、選手から聞いた事などは、皆様に伝えていきたい。
(参加者A様)今年の目標はJ1復帰しかないと思う。長い戦いで、どれだけきついかは選手が1番わかっていると思っているので、1試合ごとに一喜一憂して
いられないと思う。サポーター側の意識も変わってきていると思う。石崎監督には、是非、J1の優勝監督になってもらいたいと思っているし、応援していきた
い。
(河原)イエローハウスは2回目、3回目と有意義な会にしていきたいと思っておりますので、また、機会がありましたら、是非、感想等もお教えいただければ
と思っております。クラブ作りという所で、共感得るところをもって、一緒に創っていただければと思っております。本日は長い時間ありがとうございました。
終了 21:30
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