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2006年04月07日(金)
第2回「イエローハウス」議事録

去る3月30日(木)に開催いたしました「第2回 イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。



日時:2006年3月30日木曜日 19:30〜21:30

会場:オフィシャルショップ「レイソリスタ」

参加者:サポーターの皆様12名、弊社事業部部長 松元晋 以下5名



会に先立ちまして、弊社事業部部長 松元晋(以下:松元)が参加者へのご挨拶を述べました。



(松元):平日の夜にお集まり頂きまして誠にありがとうございます。

昨年レイソルはJ2に降格致しまして、マイナスからのスタートと言うことで、まず、我々が変わっていかなければ何も変わりません。今季のシーズンはスター
トしまして幸いにも5試合を消化して4勝1分けと好調ですが、まだ43試合も残っております。多分、この1年、好不調の波があるかと思います。そういう時
に支えて頂けるのはここにいらっしゃる方を含めたファン・サポーターの方々、地域の方々だと思っております。今までこういう会を全然開いてこなかったとい
う反省を踏まえ、開いた次第です。昨年、サポーターズカンファレンスと称しまして2回開催させていただきました。

あれはあれで継続していこうと思っておりまが、常日頃から皆様方のご意見、ご要望を色んな形で我々が聞く耳を持ってそれを少しでもクラブ運営に役立たせれ
ば、もっと良いクラブ創りができるのはないかと考えております。今日も皆様が思っていらっしゃる事を言って下さい。そして、より良いクラブ創りへのご協
力を是非宜しくお願い致します。



事業部ファンサービス課マネージャー 河原正明(以下:河原)

(河原):この会は「膝と膝を付け合せながら」という気持ちで開催しています。ここ5試合を終えての感想でも結構ですし、サポーターズカンファレンス以降
(1月29日開催)クラブは変わりますと言わせていただいた中で率直にご意見を頂ければと思います。



参加者A:今シーズンはまだ鳥栖戦しか観戦してないのですが、昨シーズンに比べると、かなり前向きになっているなと思います。昨シーズンもチームとして前
掛りになって攻撃というのはあったかもしれないが、後手後手だった。今シーズンは前にボールを運ぼうとか、自分で突破しようとか、そういった所が見えて
る。



参加者B:今シーズン、選手があれだけ入れ替わってどうなるのかと思っていて、2回目のカンファレンスに集まった人達は本当に今年1年でJ1に上がれるの
かな? 上がれないのではとみんな思ってたと思います。しかし蓋を開けてみれば負けなしの首位なので嬉しい。



(松元):石崎監督はお客様に楽しんでもらえるサッカーをしようじゃないかと常々言っております。今まで非公開練習というのも多々あったのですが、今年に
関しては一切しないと断言していました。試合観戦だけでなく、今年は月間で練習スケジュールを出してます。是非練習も見に来てください。



参加者C:以前に移籍してきた選手の「追っかけ」できた方と話をする機会があったのですが、あまりの違いに驚いていました。前所属チームの練習場は囲いを
して、網越しでの環境。レイソルではふれあえる事ができる。これがレイソル本来の姿なのかなと思います。クラブも全体的に情報開示をし、近づこうとしてい
る姿は見れるのでそこが変わったなと思います。今後も継続して欲しいです。



事業部ファンサービス課/運営課 辻上裕章(以下:辻上)

(辻上):練習場についてはクラブのスタンスもそうですが、練習見学に来ていただくお客様のマナーがしっかりとしていますのであの練習環境をキープできているのだと思います。皆様には本当に感謝しております。



●続いて質疑応答に移りました(掲載:順不同)

<広報・メディアなど>

参加者:ケガ人情報を出せる部分と出せない部分があるとは思うのですが、もう少し出して欲しい。(広報日記ではたまに出ますが、もっと情報が欲しい)



(種蔵):これに関して、個人差、ケガの程度により伝えるのが難しいのですが、今後も広報日記がケガ人情報だらけにならぬよう、出せる範囲では出していきたいと思います、ご意見ありがというございます。



<チケット・グッズ、イベントなど>

参加者:横浜在住です。土地柄、黄色のレプリカを着づらいので観戦する時は柏で着替えます。それを見ていたアウェーの方が道がわからないのか、ついて来ま
した。レイソリスタに寄ったらその方達もついてきた。レイソルファンの人は会場までの行き方がわかるのですが、(スタジアムへの道中に)目印や、黄色い人
がいて案内してくれればもっとわかりやすい。J2になったので始めての観戦の方達も多いと思うのでもう少し案内を増やした方が良いのでは?



(河原):例えばこうした方が良いとかアイディアありますでしょうか?



参加者:柏市との協力ではないでしょうか。インフラ整備。導線を作らなければならないのも一つ。(安全に配慮して)ナイターの場合は21:00終了で、街灯が少ないし、周辺飲食店も終わるのが早い。(ナイター時だけでも夜営業を)



参加者:以前にホームタウンエリアを拡大しましたといってましたが、ホームタウンデーはやってますが、それは会場に来た人へのアピールであって、来てもら
いたい人達へのアピールが全く無い。強化の部分になってしまいますが、地元の有力選手を獲得して、全面にアピールした方が良い。



(河原):我々と致しましては、きっかけが少なかった。その反省を踏まえ、現在では8市の担当者を作りましてこれからアプローチをしていくところです。すぐに来場促進をするのではなく、レイソルを知ってもらうところから入っていきます。



(松元):レイソル後援会会員数のほぼ50%が柏市の方、35%が東葛地区の方々、その他15%が大体県外の方々。まず近隣の地域の方々をもっと取り込む
のが課題。今年、クラブコンセプトを立ち上げた中で「世界に羽ばたくクラブ作りに最善を尽くします」と宣言致しました。すぐにではなく、10年後、20年
後も見据えていかなければならないと思っております。



参加者:選手が地元学校などに出向いて、サッカースクールなどを行うのも効果的では? そして、その生徒達を招待するのも良いと思います。



(河原):選手達とも話し合っているのですが、シーズンが始まってますので難しいかもしれませんが、小学校などの訪問なども検討しています。



事業部ファンサービス課/チケットグッズ課 熊谷宰(以下:熊谷)

(熊谷):皆さんに質問なのですが、ここ毎シーズン「キッズワールド」という招待企画をを行っているのですが、その応募方法が往復ハガキの郵送だけです。これに関しては如何ですか?



参加者D:応募型というのは既に興味のある方、ファンとなっている方が応募するもの。(新規ファンの)広がりはないような気がします。



参加者E:今はインターネットが普及しているので、わざわざハガキを記入し投函というのは面倒くさい。両方併用するのが良いと思う。



参加者F:ファミリーチケット(4枚1セット)がありますが、あれだけではなく、子供料金などを作ってもらうと助かる。



参加者D:そもそも「キッズワールド」に疑問があります。子供を招待して90分間試合を見ろというのが無理な話。子供が試合観戦と楽しめる環境があって初
めて「キッズワールド」ではないでしょうか? ナビスコカップの「ナビスコキッズイレブン」などは楽しかった。ああいう企画を増やして欲しい。



参加者:私は年間保有者なのですが、年間保有者に対して継続を書面のみで行うのはやめて欲しい。私の友人もずっと年間保有していたのですが、昨年の降格を
機にやめてしまった。せっかく「クラブコンセプトカード」というものがあるので、担当者がそれを持参しまだ継続していな人にもアプローチして欲しい。



事業部ファンサービス課/チケットグッズ課 冨安健司(以下:冨安)

(冨安):今のお言葉を受け今後の課題とさせていただきます。今後、離れていったお客様にはどのタイミングで今一度振り向いていただけるかという施策は練ってまいります。



参加者:場内飲食のことですが、柏の名物がないので作って欲しい。



事業部ファンサービス課/チケットグッズ課 田中慎一(以下:田中)

(田中):言い訳になってしまいますが、ハードの面で対応できないという障害があります。但し、その中でも名物といわれるものを作っていかなければいけな
いと我々でも考えております。ここ近年、デーゲームが多いのテニスコートを「フードパーク化」しようという案があります。



(辻上):この「フードパーク化」というのは1月から話始めまして、実際何社様とは交渉をしました。しかし、交渉の中でやはり消防上の問題だとか、ハード面でなどがネックになってしまうと。但し、現在進行形で話はしております。



参加者:先日のアウェイ(水戸)ではケーキが置いてありました。あれは面白いし、電気なども使用しなくて済むので日立台でもできると思います。すごい行列ができていました。



(田中):各出店業社様に話しを持ちかけて検討したいと思います。



<試合の応援・サポーター、試合運営・スタジアム施設について>

参加者:やはり柏の葉の交通問題(アクセス改善)です。現代は車社会なので駐車場は何とかして欲しい。



(辻上):柏の葉近隣の会社、施設様には何度も何度も試合日の駐車場貸出をお願いをしていますが、なかなかご理解(・ご協力)を頂けないのが現状です。施
設(公園)内の駐車場が空いてるではないかとよく言われるのですが、試合運営にご協力を頂く会社様に利用分で確保しておりますので、一般のお客様には開放
ができないというのが現状です。こういった現状をふまえ、公共交通会社様にはバスの増発というのをお願いしております。



参加者G:確かに車社会ですけど(試合時の交通渋滞など)近隣在住の方には大変迷惑だと思います。近隣の人達の迷惑を考えて、地元密着というのであれば、サポーターとしても協力しなければならないと思います。



(河原):予定時間も過ぎましたので、このあたりで第2回イエローハウスを終了させて頂きます。また、夜遅くまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

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