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2006年04月20日(木)
第3回「イエローハウス」議事録

去る4月13日(木)に開催いたしました「第3回 イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。



日時:2006年4月13日木曜日 19:30〜21:30

会場:日立柏サッカー場内会議室

参加者:サポーターの皆様3名、弊社取締役 寺坂利之 以下7名



会に先立ちまして、弊社取締役 寺坂利之(以下:寺坂)が参加者へご挨拶を述べました。



(寺坂):本日もお忙しい中お集まり頂きまして誠にありがとうございます。

我々柏レイソルは10年以上のクラブ運営において、物心両面で皆様から多大なご支援を頂き、非常に感謝しております。レイソルは我々従業員のものではな
く、日頃からご支援、ご声援頂いておりますファン、サポーターの皆様、ならびに地域の皆様で支えられているという原点の下、ファン、サポーターの皆様のお
力添えを頂ける機会として、今後もイエローハウスの継続開催を考えておりますので、是非宜しくお願い致します。



事業部ファンサービス課マネージャー 河原正明(以下:河原)

(河原):この会は皆様からご意見を伺いながらクラブ運営に反映していこうという気持ちで開催しておりますが、ファンサービス課としてホームタウンエリア
を中心にファンサポーターの拡大の運営も図っております。本日も皆様から貴重なご意見を頂ければと思います。



参加者A:東葛地区にも様々な市場でトップシェアを誇るような優良企業があるのに、何故レイソルはスポンサード等のアプローチはしないのか?



事業部部長 松元晋(以下:松元)

(松元):レイソルは近郊の優良企業には絶えずアプローチを行なっております。ただ、スポンサードとしての費用対効果等の理由でスポンサードをやって頂け
ない実情がございますが、年間シート等他部分でアプローチも行なっており、今後もアプローチは継続していくつもりです。



参加者A:過去のイエローハウスでも議題としてあがっていましたが、レイソルは東葛地域をホームタウンエリアと活動しているわりには、松戸をはじめ他市駅前等でレイソルカラーが全くない。



(河原):まだまだレイソルはホームタウンエリアとの線が細いのが否めないところですが、前回のイエローハウスでも申し上げたように今年度から8市の担当
者を設けております。来てもらうというより、まずは知って頂くという観点で活動していきたいと思っております。



参加者B:松戸駅の話が出ましたが、柏駅前や駅構内でもまだまだ活用方があるのでは?



ファンサービス課 田中慎一(以下:田中)

(田中):駅構内等での装飾のご相談をさせて頂いておりますが、デザイン、色彩等で制約があり、またコスト面でも厳しい状況なのは否めませんが、何とか調整をつけたいと思っております。

参加者A:駅前等装飾も重要ですが、レイソルはまだまだ認知活動がたりない。例えば自治体広報誌とか巧く活用する必要があるのでは。



企画部広報課 横井孝住(以下:横井)

(横井):仰る通り自治体広報誌は幅広く各家庭に行き届くメディアとして、非常に魅力あるものですが、レイソルは公共性が強い団体というイメージでも、自
治体の立場としては一企業にすぎないと判断されております。ファンサービス課と巧く協力しながら今後も強くアプローチしていきたいと思っております。



参加者B:広く知ってもらう為にパンフレット的なツールの制作が有効なのでは。私達から知り合いにレイソルを紹介する時に便利だと思います。



(横井):そういう意味では、サポーター手帳を制作致しました。販売物ということで、お気軽にお使い頂けるという点では難しいと思いますし、また必要性を感じておりますので、検討したいと思います。



ファンサービス課 熊谷宰(以下:熊谷)

(熊谷):営業的な観点でのコンテンツが強いのですが、お気軽にご利用頂けるという点では、ポケットスケジュールを制作しております。是非皆様に有効に使って頂きたいと思っております。



参加者A:ポケットスケジュールと言えば、何故最初から1年間の日程を様々な告知物に載せる事が出来ないのか?



(松元):Jリーグは前半、後半と1年間の日程を分けて発表しております。それは、競技場の関係が大きく占めております。具体的に申し上げますと、Jクラ
ブで使用しております競技場の大半が借り物です。日程調整の過程で、競技場を仮予約という形で押さえており、確定するまで時間が掛かりますので、一度に日
程発表出来ない現状です。



(河原):皆様からお話を頂いたように『レイソルを知ってもらう』という事は非常に大切でレイソルが進むべきところなのですが、次に知ってもらった後に地域の皆様に来てもらうっていうステージでのお話を伺えますか?



参加者C:非常に難しい話だと思いますが、レイソルサポーターに友達や仲間を呼んでもらう施策が有効なのでは。サポーターも新たなサポーターを増やす意識
が必要な時だと思います。J2になってJ1との違いは、アウェイサポーターの来場数だと感じていますが、そこをレイソルサポーターで埋める為に後援会員の
ネットワークをフルに活用していくべきだと思います。



参加者A:過去のイエローハウスの議事録では『子供』をターゲットという話が出ていましたが、角度を替えて父親層にサッカーの楽しさを伝えて来てもらうべきなのでは?



(河原):サポーターを通じての拡大活動は、レイソルとしても考えているところです。また、子供だけでなく、父親層へのアプローチも今後の検討材料にしたいと思います。



参加者A:レイソルは今年からファンサービス課を立ちあげたが、具体的なファンサービスが見えてこない。例えば、年間シート用専用ゲートを設けるとか、ゲートでの混雑を緩和するようなアイディアはないのか?



(河原):そういったご提案を参考に、様々検討したいと思います。



参加者B:今日は運営の話があまりでませんでしたが、ブンデスリーガのような一体感が生まれるような選手紹介とかあれば楽しいかな。



ファンサービス課 辻上裕章(以下:辻上)

(辻上):今年は選手紹介でその都度BGMを代えたり工夫をしておりますが、現在模索の段階です。レイソルも昨年度からビジョンを取り入れ、選手紹介で新
たな映像等準備しておりますので、是非お楽しみ下さい。また、お伺いしたようなお話を参考にさせて頂いて、今後も色々と検討していきます。



参加者B:ゴール裏のサポーターの兼ね合いなのですが、一部のサポーターが先日の試合で人種差別的な用語を発していました。その際に周囲のサポーターが発
言者に注意していましたが、とにかくスタジアム内での野次や中傷が多すぎる。レイソルからその辺りを厳しく注意すべきでは。



(松元):FIFAから人種的発言等に対する通達が日本サッカー協会にも来ておりまして、Jリーグも強化する方向性で議論しております。ただ方法等については、もう少しお時間を頂ければと思います。



(河原):時間の方も過ぎておりますので、このあたりで第3回イエローハウスを終了させて頂きます。レイソルも皆様のご期待にお答え出来てない部分が多々
あり、発展途上ではございますがこのような形を継続させて頂いて、ご意見を取り入れて良い方向に向かおうと思っております。レイソルのコンセプトでは『家
族』という言葉で表しており、今日参加頂いた皆様も当然家族だと思っております。イエローハウスも家という言葉で表現させて頂いており、皆様が気軽にい
らっしゃって頂く環境をこれからも作っていきますので、今後とも宜しくお願い致します。本日は、遅くまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

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