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2007年05月08日(火)
『2007第3回イエローハウス』議事録

去る4月25日(水)に開催いたしました「2007第3回 イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。



■日時:2007年4月25日 木曜日 19:30〜21:20

■会場:日立柏サッカー場内会議室

■参加者:サポーターの皆様9名、事業本部長 吉田 憲司 以下4名



事業本部長 吉田 憲司(以下:吉田)

(吉田):今年3回目の開催ですが、私は初めて参加させていただきます。色々なテーマでお話が出来るという事で、楽しみにしております。事業全般を統括しておりますので、テーマにとらわれず、
ご意見を頂戴出来ればと思います。



(参加者A様):柏の街に、まだまだ日立台の熱気が伝わっていない。試合をやっているのかを知らない人がまだまだ多い。ホームゲームで勝った場合、観戦に
来てくれた人に、試合の翌日に黄色いものを家に掲げてもらうような告知(協力)をお願いしていけば、観戦に来なかった人も、勝ったというのがすぐにわか
る。それによって、街が黄色くなり、それを見た人の中から、何人かでも観戦に来てくれる人が出てくるのでは。その他としても、せっかく「一心同体」の
DVDを製作したのだから、柏の駅前などで流す事は出来ませんか。



営業部マネージャー 河原 正明(以下:河原)

(河原):個人で楽しむのあれば、問題無いのですが、商業的な場所では、制約がございます。



(参加者B様):昨年、平塚での最終戦を終えて柏に戻ってきたのですが、駅前には、昇格を祝う懸垂幕など、何もなくて寂しかった。柏の街が冷め切っていると思えたのですが、この点について、どのようにお考えですか。



(河原):駅前に関しては、仮に昇格した際に、懸垂幕などを出していただける様なビルなどとはお話をしておりませんでした。まだ、点にしかなっていない所をどうやって線にしていくかは、ホームタウン担当にて、検討の上、推進して参ります。



企画部マネージャー 小田切 琢也(以下:小田切)

(小田切):まだまだ浸透していないという事だと思います。浸透していれば、こちらからアプローチしなくても、出していただけると思います。現状では、我々の努力不足だと認識しております。



(参加者C様):市民自体がまだまだレイソル(サッカー)に対して、目を向けていないと思います。興味を持っていない人へのアプローチを組織的にやっていくべきだと思う。



(小田切):柏市は、毎年、各々2万人程の転入・転出者がおります。新しく柏に来られた人に、どのようなアプローチが出来るのかを考えていかなければなら
ないと思っています。市民に理解していただける事をもっとやっていかなければと思っております。



(参加者C様):住宅展示場にフラッグを出してもらったり、ラッピングバスを走らせるなどして、興味の無い人に、柏の街にレイソルがある事を知ってもらえばいいのでは。



(参加者A様):サポーターの応援やスタジアムの雰囲気など、試合以外の楽しさも知ってもらいたい。サッカーに興味が無くとも、応援を含めたスタジアムの雰囲気を楽しいと思ってくれる人も増えてくると思う。



(参加者B様):スタジアムに来た事のない人は、スタジアム内の活気には、目を向けていない。なんとか、それを伝えていきたい。

(参加者A様):テレビなどでは難しいと思うので、ホームページなどで流していければ、ハードルが下がるのでは。



(小田切):映像にすると、権利関係の問題があると思います。アイディアとしては、すごくわかりますので、技術的な面を含めて、確認していきたいと思います。



(参加者D様):試合後、三小通りにて号外を配布していますが、駅前で配布する事は出来ないだろうか。日立台の熱気を駅前に伝えたい。



(河原):ご好意で、配布していただいているので、確認をしてみないとご返答が出来ません。



(参加者E様):以前、柏駅の前でチラシなどを配布していたと思います。配布するチラシに、ジュースの引換券などをつけて配布してみては、どうですか。何かしなければ、人は集まらないと思う。



(河原):確かに配布をしておりましたが、どれだけの効果があったのかを判断するのが難しく、現在は、実施しておりません。

(参加者C様):友人を誘ったりして、レイソルを知ってもらうようにしています。クラブとして出来ることもあれば、サポーターとして出来ることもあると思います。



(吉田):サポーターの皆様自身も、友人を誘っていかなければと、おっしゃっていただいた事は非常に嬉しく感じております。メディア・チラシなどの告知活
動は当然やっていかなければならいと思いますが、対象は不特定多数となり、確率的には高くないと思います。皆さんが誘っていただく事により、メディアなど
を通した情報よりも、効果的であると考えております。我々がやるのは当然ですが、サポーターの皆様が、友人の方などを誘いやすいような仕組みを作っていけ
ればとは考えております。



(参加者B様):よく観戦に来ている人が、観戦した事のない人を誘える仕組みを作ってほしい。



(吉田):同僚誘って観戦しナイト!などの企画は、地道に今後も続けていきたいと考えておりますが、皆様のお知恵をお借りして、もっと良いアイディアがないかと思案しております。



(参加者B様):例えば、友人を誘った時に抽選会に参加したり、割引するなどのサービスは出来ませんか。



ファンサービスグループ 熊谷 宰(以下:熊谷)

(熊谷):何かイベントがあるという事よりも、招待券がある方が誘いやすいのでしょうか。



(参加者D様):お金が掛からないという点はあると思うが、実際に友人を誘って観戦に来た事があるが、元々、興味がないという事もあり、続けて観戦には来てくれなかった。



(参加者F様):基本的に、興味がない人は、興味がないものにお金は使わないと思う。セットチケットのバリエーションがあれば、もっと誘いやすくなる。誘われる方も無料では気が引ける部分があると思う。



(河原):セットチケットについては、後援会向けのファミリーチケットがあるが、4枚1セットでの割引はあるが、5枚、6枚となると割引はありません。チ
ケットについては、バリエーションが少ないという話もあるし、1人で購入出来る枚数の上限が多すぎるのではないかという話もあり、難しいところもございま
す。



(参加者A様):購入する枚数が増える毎に、割引率も上がる方法にすれば、友人などを誘う人も増えてくると思う。



(参加者B様):AL席(バックスタンド・ホーム側指定席)は、一番魅力があり、とっつきやすいが、常連の方が多く、チケットは取り難いと思う。現状では、初めて観戦に来る方のスペースはないのかもしれない。



(吉田):まだまだ地元の人が少ないと感じています。選手の協力を得ながら、レイソルしま専科などの地道な活動を続けていかなければと思っております。あ
わせて、サポーターの方々が友人の方などを誘いやすい仕組みを作って、100人、200人単位でも増やしていく事が重要だと感じています。



(参加者F様):柏市の小学校1年生のランドセルカバーには、レイくんが付いているが、流山市の小学生には、付いていなかった。ホームタウンエリアなのだから、柏市以外にも拡げていけば、広告的な効果も得られるのではないか。



(参加者D様):柏市はレイソルに対して、どの程度協力してくれているのですか。



(小田切):ホームタウン推進室という部署があり、柏市にある、レイソル・JOMOサンフラワーズ・積水化学女子陸上部・柏エンゼルクロスなどのスポーツ
の推進を行っており、色々とご協力いただいております。市役所の職員の方でも、レイソルを応援いただいている方もたくさんいるのですが、柏のシンボルス
ポーツとして、レイソルをご理解いただける方をもっと増やしていきたいと考えております。



(吉田):ホームタウン推進室だけでなく、教育委員会など、広がりも出来ております。J2への降格があって、我々も反省すべき点は反省して活動しております。そういった点を酌んでいただいているのだと思います。



(参加者A様):スタジアムの拡張について、このテーマだけの話し合いは出来ないでしょうか。



(吉田):スタジアムについては、関係各所と引続き話し合いをしています。しかし、お金の問題もあり、すぐに解決するような問題ではありません。お話出来る機会が来れば、包み隠さずお話したいと思います。



(参加者C様):AL席は、ほとんど完売しています。初めて観戦に来る人は、安くて来場しやすい席があればいいと思うので、拡張の際は考慮して欲しい。



(参加者C様):先日の試合で、石川選手がケガをしましたが、スタジアムには、救急車が常時待機しているのですか。



運営グループ 辻上 裕章(以下:辻上)

(辻上):Jリーグとしては、基本的に緊急車両などについて、常時待機していなければならないという規定がありますが、それぞれのクラブの立地条件・事情
によっては、認めております。レイソルについては、東部消防署が近いことなどの立地条件もあり、常時待機という形ではありません。過去の例をみると、通報
から5分程度で、来ていただいております。



(辻上):これまでのお話を聞いてきて感じた事なのですが、色々な面で、我々の認識も改めていかなければ、柏の街の中でも受け入れてもらえないと思いま
す。様々な意見がある中で、いかに集約して受け入れてもらえるようにしていくかが大事だと考えています。スタジアムについても、サポーターの皆様の意見を
集約していかなければならないとも思います。イエローハウスについても、これまで実施してきて1回しか定員に達した事がありません。長年応援していただい
ている方の意見、新しく応援してくれる方の意見も大事であると思います。こういった場を通して、色々な意味での本音が出てくれば、もっと良くなるのでは思
いました。



(参加者様):時間的な都合があるとは思いますが、このような場があるのだから、女性も含め、色々なサポーターの方に、参加して欲しいと思う。平日だけでなく、土曜・日曜にも行って欲しい。



(熊谷):毎回とはいきませんが、土曜・日曜にも開催出来る様にいたします。女性が参加しやすい様な雰囲気作りについても工夫して参ります。この場ですぐ
に解決するという事は難しいですが、サポーターの皆様とお話をする事によって、お互いにとって良いものを生み出していければと思っております。遅い時間ま
で、お付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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