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2008年05月30日(金)
『2008 第4回イエローハウス』議事録

 去る5月22日(木)に開催いたしました「2008第4回 イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。
日時:2008年5月22日 木曜日 19:30?21:00
会場:日立柏サッカー場内会議室
参加者:サポーターの皆様9名、吉田事業本部長 以下4名
(参加者A様):
前回の議事録を読んだのですが、自由席の並びについて、今後も現状通りでお願いしたいとのことでした。並ぶ時間が長いので、雨が降った場合、テントを使わせてもらうなど、サポーター独自で安全に配慮しながらやらせてもらうことは可能でしょうか。
もう1件ですが、先日、アマラオ選手の引退試合がありました。同様に平山選手(現普及グループコーチ)版を企画していただくことはできないでしょうか。
運営グループ 境原 貴洋(以下:境原):
申し訳ないのですが、待機いただいている場所に屋根をつけることなどは難しい状況です。日差しが強い場合など、炎天下で長時間待機していただくということは出来ませんし、一時的に列を離れる場合があることも想定しております。暑さ対策などにつきましては、交代で待機いただくなど、長時間列を離れることがない様な形で、皆さんでご協力をいただければと思います。
企画・ファンサービスグループ 熊谷 宰(以下:熊谷):
平山コーチの件につきましては、以前もお話させていただきましたが、平山コーチ以外にも、レイソル一筋で引退された方がおります。引退試合という形でやるのであれば、何らかの基準が必要なのではないかと考えております。引退試合という形ではないものの、ファン感謝イベントの一環として何か出来ればと検討しております。
(参加者B様):
日立柏サッカー場改修の件です。日立製作所の業績が悪化したとのことでしたが、柏市は総合計画の中で、来年は日立台周辺スポーツの拠点整備の促進をうたっているようです。この件について、行政とは何らかの話をしているのですか。
事業本部長 吉田 憲司(以下:吉田):
レイソルがスタジアムを増改築した場合は、必要な周辺の整備については、柏市さんに協力していただけると思っています。事実、柏市さんと話をして来ている上では、非協力的という印象はありません。
(参加者B様):
スタジアムの増改築については日立製作所が行い、周辺の道路拡幅などについては、柏市が行うということでしょうか。
(吉田):
これまで、皆様に説明不足だったかもしれませんが、日立柏サッカー場の所有者は日立製作所です。レイソルはこれを借りているという状況です。柏市が所有権のない建物に公金を支出するのは難しい話です。柏市が予算を組んで支出をするには、スタジアムの所有権を柏市に移転させる手続きが必要となります。
ですから、どこが増改築の事業主体になるんだという話では、状況的に柏市がなるということは難しいということです。では、柏市は何も出来ないか、といえばそうではありません。仮にもし20,000人規模のスタジアムとなった時、周辺道路の整備などは、柏市の力を借りないと到底出来ません。
さらには、ある期間内に増改築の完成を目指すとすれば、許認可や地元の方への説明など、柏市さんからのこれらが速やかに進められるようなご協力が不可欠です。スタジアム増改築については、レイソルが行い、周辺の環境整備などについては柏市さんに分担していただく形で、お互いには理解し合っております。
また、メールなどでは、「親会社のスネをかじらず、自分たちの力でやるべき」との厳しいご意見も頂戴しております。スタジアムを大きくしようとした場合、当然ながらまとまった現金が必要になります。スタジアムは日立製作所の所有物ですので、一時的には日立製作所が資金を出し工事を行うのですが、レイソルは日立製作所に対しある年限を切って、この返還を行います。今のスタジアムを造った際のお金も現在、定額で返済を続けております。ですから、今スタジアムを増改築しようとした場合、これまでの倍ぐらいのお金を返済して行かなければならなくなります。確かに一時的には、日立製作所にお世話になりますが、いただきものではないことはご理解をいただきたいと思います。
という訳で問題は、スタジアムを増改築しようとした場合、返済、返還していけるだけの体力が今のレイソルにあるか否かということです。20,000人規模のスタジアムにしたとして、現状の10,000人前後の入場者では返済しながらの経営は厳しいということになります。今回の見送りの理由には、この点が実は大きかったことは事実です。もちろん決して断念した訳ではなく、今回は見送りさせていただき、いま少し様子を見させていただきたいということです。
それで、この間に何をするかというと、アソシエイツの会員をできるだけ増やしたいということです。当初スタートした時は、正直なところ今シーズンは5,000?6,000名ぐらいか、と思っていましたが、現在、約8,000名の方にご入会いただいております。これを今年中には10,000人にして、来年には、15,000人ぐらいまでに増やしたいと思っています。私たちの同士であるアソシエイツの会員数がこれぐらいになれば、20,000人のスタジアムを造っても大丈夫だと思っています。これを糧にしていきたいと思っています。手応えは感じています。必ず出来ると思います。いつ増改築をやるという事はお約束できませんが、レイソルには、10,000?15,000人のアソシエイツという団結の強いサポーターがいて出来ない訳がないということを、フロントやアソシエイツの皆様が思えるか思えないかだと思います。
(参加者B様):
今年は、スタジアム改修を前提に、チケット販売方法の変更やチームのスリム化などを始めたと思います。チケット販売は、ローソンチケットに一本化したことにより混乱が生じたり、チームはけが人が多く、良いパフォーマンスが出せなかったり裏目になってしまっています。来シーズンはどうなるのか心配です。
(吉田):
私としては、あまり悲観しておりません。ローソンチケット一本化に関しては、両者にとっても初の試みでもありましたので、ご迷惑をお掛けしてしまう場合もあると正直、覚悟していたところもありました。実際にご迷惑お掛けしてしまい大変申し訳ない限りですが、その都度ローソンチケットさんとも対策を話し合って参りました。今後も皆さんにとって良い方向へと向かう様に、引き続き連携を取っていきたいと思っております。
チームについては、昨シーズンまでは、40人ぐらいの選手を抱えていました。試合数の多いJ2を戦っていくうえでは、30人ぐらいの編成では厳しいという判断がありました。J1に上がった時に、すぐにはスリム化できなかったというのが正直なところです。今季の選手数は、J1を戦っていく上で、クオリティを上げていかなければならないし、ある程度の選手を保有しておかなければならないということで、しっかりと現場と話をして出してきた数字です。計算外として、けが人が多くなってしまったことは事実です。とは言え今の編成については、しっかりとしたビジョンの中で動かしていますので、ある程度手応えを感じています。来季を見越した補強についてもすでに動いています。皆さんには、ご心配やご面倒をお掛けしたりしていますが、少なくとも間違った方向には向かってはいないと思っております。
チケットについても、年間シート指定席の方がご友人と隣の席で観戦出来るような仕組みづくりなどもローソンチケットと取り組んでいきたいと思っております。「アソシエイツ」についても、何とか今年中に会員数10,000人を目指したいと思っておりますので、皆様のお力も是非、お借りしたいと思っております。J2に降格してから、皆様から励ましのメールなどをいただいており、非常に心強いと感じております。前回のイエローハウスでも、ポスターの配布などに協力したい、とのお申し出をいただきました。いつもレイソルのことを思い、クラブにとって最も身近なサポーターの皆さんのお力をお借りしながら進んで行きたいと思っております。
(参加者C様):
ユニホームについてですが、プロ野球などでは、過去のユニホームを着用したりしているのですが、一つの企画としてできないでしょうか。ユニホームを変更するときに、デザインを公募して決めることはできないでしょうか。
広報・ホームタウン部 マネージャー 河原 正明(以下:河原):
Jリーグのユニホーム規定というレギュレーションがありますので、確認してみます。
(吉田):
面白い提案だと思いますので、検討してみます。
(参加者D様):
当日券ですが、近所の小学生など、お小遣いの範囲ではチケットが買えないと思います。子供たちがお小遣いの範囲で購入出来る金額にすれば、子供のサポーターも増えると思います。来場者には、お年寄りの方も多いですが、メインスタンドは階段が急ですので、エスカレーターを設置するなどの改善が必要なのではないでしょうか。
(吉田):
今すぐには、大規模な補修は出来ませんが、バックスタンドの雨漏りなどの問題もありますので、出来るところから改善していきたいと思っております。ご迷惑をお掛けしているのは重々承知ですが、優先順位をつけて、出来るところからやっていきたいと思っております。
(参加者E様):
試合終了後、メインスタンドのコンコースが半分(駐車場側)近く閉鎖されてしまい、すごく混雑していますが、何とかならないのでしょうか。
(境原):
現状、試合終了後に規制をさせていただいているのは、メインスタンドの下にアウェイの選手バスが駐車するスペースがあり、コンコースにアウェイサポーターの方が滞留してしまっており、試合の状況によっては、物を投げられてしまう可能性もありますので、セキュリティの面からも規制をさせていただいております。皆様には、ご不便をお掛けしておりますが、ご理解いただき、ご協力いただければと思います。
(参加者F様):
来場者を増やすという意味で、日立柏サッカー場の場合は、ビジョンがあるのだから、次のホームゲームの残席情報を流せば良いのではないでしょうか。もう一つ、ビジョンの活用方法として、前日に選手にインタビューを取ってウォーミングアップの時に流すなどが出来ればと思います。試合に入る雰囲気作りが出来ればと考えています。
企画・運営部マネージャー 小田切 琢也(以下:小田切):
残席情報はそんなに難しいことではないと思います。選手インタビューは、その時間帯にゴール裏のサポーターの方がコールをしている時間帯かと思いますので、実施する場合は、時間帯の調整が必要となってきますね。選手会などとも話をしてみます。
(参加者G様):
地域密着についてですが、スタジアムに来るにしろ、なかなかきっかけがないと難しいと感じています。例えば、柏駅の構内に選手の写真があったりなど、何か出来る事があるのではないでしょうか。
(吉田):
フラッグなど、あまり街の中で見かけないというご意見は頂戴しております。個人的な考えですが、ポスターの数量、頻度が少ないと感じております。正直なところ、配布するツールが少ないのかもしれません。例えば、レイソリスタで在庫を持ち、アソシエイツの方が来られた時に、持っていっていただき、近所のお店に貼っていただくということも一つのツールではないかと思っております。皆様に、公式にお願いしても良いのではないかと思っております。柏はもとより、ホームタウンに広げていければと思っております。
(参加者H様):
現在は、試合運営のお手伝いでボランティアの方がいらっしゃると思いますが、他のチームでは、ポスター貼りのボランティアもあるそうです。試合の日は、試合を観たいので、試合が無い時に何かお手伝いしたいと考えています。例えば、ホームタウンエリアの地区毎に、ボランティアのチームがあり、ポスター貼りなどのお手伝いなどが出来れば良いのではないでしょうか。レイソルの方だけでは、難しいのではないでしょうか。
(吉田):
例えば、アソシエイツの中でグループを作っていただき、公式に認知させていただき、グループ毎の活動をご紹介するなどの方法もあるのではないかと思っております。
(参加者D様):
柏の葉でも試合がありますので、柏駅西口にもオフィシャルショップが必要ではないでしょうか。
(吉田):
これまでは、レイソリスタもチケットショップというイメージだったと思います。色々なご意見はあると思いますが、ローソンチケットに一本化したことにより、本来のグッズショップに移行出来てきていると考えています。これまでは、新商品のご要望をいただいたりした時に、業務量として、チケットを半分ぐらい扱っていて、なおかつグッズもという実態がありました。今は、情報の発信とグッズのクオリティを上げていくという方向に移行しております。グッズを販売するお店が、どこに、どれだけ必要かということは、総合的に考えていきたいと思っています。今シーズンよりWEB販売をスタートさせたこともあるので、その辺も含めて検討をしております。オフィシャルショップについては、時間を頂戴して考えさせていただきたいと思います。
遅くまでご参加いただき、誠にありがとうございました。

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