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2008年08月02日(土)
『2008 第6回イエローハウス』議事録

 去る7月23日(水)に開催いたしました「2008第6回 イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。
■日時:2008年7月23日(水) 19:30?21:00
■会場:日立柏サッカー場内会議室
■参加者:サポーターの皆様10名、吉田事業本部長 以下7名
企画・ファンサービスグループ 熊谷 宰(以下:熊谷):
本日は、前回に続き、席種について、お話が出来ればと思っております。宜しくお願いします。
(参加者A様):
アウェイゴール裏をホーム側へ開放するという案がありましたが、以前は、一部をホーム側に開放していたと思います。ベンチシートで座れるというメリットがありました。安価な価格で座れるというメリットがあったと思います。出来れば、かつてのように、ホームのエリアを復活して欲しいと思います。でも、同じエリアにホーム、アウェイのサポーターが混在するのは、トラブルの原因にもなると思いますので、アウェイサポーターにMR席を開放して、アウェイ側ゴール裏をホームサポーターに開放するのはどうでしょうか。安い価格で座ってみることもできるのではないでしょうか。
(熊谷):
前回のお話で、AR席は空気が違うというお話がありました。その辺はどのようにお考えになりますか。
(参加者B様):
現在、AL席で観戦している方がAR席に動かないと基本的には難しいと思います。AR席の価格の設定を再検討し、年間シート化したりすれば、AL席で観戦している方もAR席に流れるのではないでしょうか。ホーム側ゴール裏に近いのでAL席、ML席は人気があるのはしょうがないと思います。AL席とAR席の差別化を図る為に、AL席の価格を高くして、AR席を安くすれば良いのではないでしょうか。200円?300円程度の値上げであれば、皆さん理解してくれると思いますし、どうしても嫌だという方は、AR席を購入するのではないでしょうか。
(参加者C様):
私見ですが、AL席、ML席などでセットチケットを無くしてしまっても良いのではないでしょうか。AR席でセットチケットを販売すれば良いのではないでしょうか。MR席をアウェイサポーター席とするという案は、緩衝帯、運営上の問題で難しいのではないでしょうか。MR席の中に緩衝帯を設けると、席数も少なくなるので、アウェイサポーターもかわいそうだと思います。
(参加者D様):
MR席をアウェイサポーターの席にすると、SS席との観戦スタイルが合わないのではないでしょうか。SS席で観ている人は、比較的静かに観たい人が多いと思うので、アウェイサポーターと隣り合わせにしてしまうのは、ちょっと難しいと思います。
(参加者E様):
私としては、アウェイ側ゴール裏は現状のままで良いと思っています。アウェイのサポーターの方でも座って見たい人もいて、今でもAR席などは、アウェイのレプリカを着ている人もいると思います。例えば、MR席をアウェイのサポーターの方の指定席として、逆に価格を高くすれば良いのではないでしょうか。バックスタンドでミックスされている席は、レイソルを応援している方の席として販売すれば良いのではないでしょうか。レイソルを見始めた頃を思い返してみれば、時間が空いた時に気軽に来られるのは、自由席ぐらいの価格だと思います。しかし、アウェイ側しか空いていないとなると、ちょっと引いてしまうところがあります。まだ、見たことがない人も2,000円ぐらいの価格なら、気軽に来られるのではないでしょうか。
(参加者B様):
バックスタンドのアウェイ側の販売数(アウェイサポーターの方が購入する)はどれくらいなのですか。
営業グループ 冨安 健司(以下:冨安):
対戦相手により異なります。理想は、レイソルサポーターの方に購入してもらうのが一番良いのですが、現状、そこまではいきません。その一つとして、レイソルサポーターの購入いただく時期が、他のチームと比べると遅いという状況があります。
(参加者F様):
今年からAL席を年間シート化したことにより、通常の販売にまわせるチケットが減っていると思うのですが、AL席については、セットチケットを止めて、バラで販売して、セットチケットは、AR席で集中的に販売していければ良いのではないでしょうか。それにプラスして、AR席でペアチケット(2枚1組)などの割引チケットなどがあれば良いのではないでしょうか。
(参加者G様):
今年は、色々な席種で観戦してみています。たまたまSF席のアウェイよりの席で思ったのですが、AL席とAR席が同じ空気になるのは、難しいと感じました。例えば、応援をリードしてくれる方がAR席の方まで来てくれれば、可能かもしれませんが、アウェイの音(応援)が大きい中では、AL席の雰囲気をAR席にということは、席の価格だけでは、解決出来ないのではないでしょうか。
(参加者H様):
メインスタンドの空席が目立つのですが、例えば、障害を持っている方に専用のエリアを設定するなどは出来ないのでしょうか。
運営グループ 境原 貴洋(以下:境原):
日立柏サッカー場では、メインスタンドの最上段に介添えの方1名を含め13組(車椅子、足の不自由な方)の方をご案内しています。座席でご観戦いただける方につきましては、ご理解をいただいて、通常の座席でご観戦をいただいています。少ない設定ですので、ご迷惑をお掛けしているとは思いますが、キャパシティの問題で人数を限定させていただいています。今後、スタジアムの改修などがある場合は、スペースを確保するなどの必要があると思っています。
(参加者F様):
以前も話があったと思いますが、平日開催などの場合、緩衝帯を設けてアウェイ側の自由席を開放することは出来ないのでしょうか。
(境原):
J2の頃は、緩衝帯を設けて、開放させていただいておりましたが、運営の立場としては、試合毎に導線を変えることは、トラブルの原因になりますので、極力避けたいと思っております。正直なところ、緩衝帯を設けることは得策ではないと考えております。
(参加者F様):
ホーム側の自由席は、非常に混みあっていて、入れないという問題があります。待機列の問題もあり、トラブルの原因にもなってしまうのではないでしょうか。
(境原):
自由席の待機列に関しては、他の方からもご意見を頂戴しています。初めて来られた方が、自由席のスペースからこぼれてしまい、楽しんでもらえないのではというご意見もたくさん頂戴しています。初めて来られる方は、価格が安いチケットを購入される方が多いと思いますが、現状では、悪循環になってしまうのではないかとご心配をいただています。AR席などに安い価格を設定して、お試しで見ていただけるエリアを設けることも必要なのではないかと感じています。待機列に関しては、推奨はしておりませんが、きちんとしたルールを設定して、ルールをしっかり守っていただくということを条件に、暫定的に容認させていただいています。いずれにしても、待機列の問題は解消しなければならいと考えておりますので、色々と検討しております。
(参加者F様):
レイソルは、他のチームと比べて指定席の割合が多いと思います。他のスタジアムは、ゾーン指定などが多く、指定席が多いと色々な制約が出て来てしまうのですが。
(熊谷):
ゾーン指定については、検討した経緯がございます。お客様の導線の問題が大きいと思います。バックスタンドをゾーン指定にした場合、現在の自由席と同じ問題が起きてしまう可能性があります。待機列や構造上の問題もあり、現状では、難しいと考えています。
(参加者I様):
チケットの価格設定についてですが、人が入らない、あまり売れていないからと言って、安く提供するということは、良策ではないと思います。それよりも、クオリティを高める工夫が必要だと思います。AL席、AR席のネーミングを変えるなどの方法があると思います。例えば、AR席は試合終了後に選手が一番初めに挨拶に来てくれる席です。ですから、私は、恵まれている席だと思っています。AR席は価格を変えなくともクオリティを上げる工夫とアピールで、もっと買ってもらえるのではないでしょうか。
ホーム側自由席については、例えば、一角のエリア初観戦、ファミリー向けの席として予め設定するなどの方法があるのではないでしょうか。アウェイ側については、アウェイサポーターだからこそ大事にしなければならないと思っております。アウェイ側に緩衝帯を作って、ホーム側に開放することは、あまり良いことではないと思います。アウェイ側ゴール裏は、アウェイサポーターに開放し、もっとアウェイサポーターにも来てもらえるような工夫が必要なのではないでしょうか。
企画・運営部マネージャー 小田切 琢也(以下:小田切):
お客様によって色々な価値感があると思います。AR席も、応援の空気がAL席に近い雰囲気になればクオリティが上がってくると言えるのでしょうか。ゴール裏で応援しているサポーターの方にお願いして、応援をリードしてもらうなどはどうですか。
(参加者B様):
単純ではないと思います。先日の大宮戦をAR席で観戦しましたが、拍手も少なかったと思います。応援については、静かに見たい方もいると思いますので、厳しいのではないでしょうか。
(参加者E様):
日立柏サッカー場は、サッカーを観戦するスタジアムとしては、ポテンシャルが高いと思うのですが、それがなかなか伝わっていないのではないでしょうか。
(境原):
これまでのお話を伺っていて、AR席が敬遠されがちな理由は、価格の問題ではなく、アウェイ側ゴール裏に近いということが大きな理由なのでしょうか。以前のAL席は、現在の雰囲気ではなかったと記憶しています。しだいにホーム側ゴール裏の雰囲気がだんだんと伝わってきたのだと思います。私見ですが、このスタジアムは、臨場感があり、絶対的なホームアドバンテージを作ることができるので、黄色一色にしたいと思っています。例えば、賛否両論はあるかもしれませんが、ゴール裏で応援している方に入ってもらうことによって、AR席にホーム側の雰囲気を作ることができるのであれば、やってみる価値はあるのではないでしょうか。
(参加者F様):
以前、AR席で観戦した時は、アウェイ側ゴール裏に緩衝帯を設け、ホーム側にも開放していました。その時は、AR席でもここはホームだという雰囲気がありました。アウェイ側ゴール裏を全てアウェイ側に開放してしまうと、アウェイ側が近くなるという認識になるのではないでしょうか。例えば、テニスコート(イベントスペース)が近い訳だから、セットチケット、ペアチケットなどをAR席だけで販売するなど、販売方法を工夫していく必要があるのではないでしょうか。
(参加者E様):
AR席では、アウェイサポーターがまばらにいますが、自分がそこで観戦していたら、応援のトーンを抑えるかもしれません。例えば、レイソルシートなど、名前を変更して、ホームの雰囲気を出せれば良いのではないでしょうか。ホーム側を応援する席だと分かれば、アウェイサポーターの方も購入しないでしょうし、初めて観戦に来る方なども買い易いのではないでしょうか。名称を変えるだけでも、だいぶ違うのではないでしょうか。
(境原):
バックスタンド全てを巻き込んで一体感を作ろうといっても、1回だけでできるものではないと思っています。AL席、ML席がこのような雰囲気になるまでにも時間が必要でした。何回か試しにやってみて、お客様自身が選手に力を与えてやるというような方向になったら良いと思っています。色々なご意見もあるかと思いますが、一度、イベントの一部として実施してみたいと考えています。
(参加者B様):
SD席、SF席は仕方ないかもしれませんが、はっきりAR席をホームサポーターのみにすることはできますよね。そうすれば、雰囲気はだいぶ違ってくると思います。アウェイサポーターで、座って見たい方がAR席を購入しているのだと思いますが、アウェイ側ゴール裏も座って見られるよう確保ができれば良いのではないでしょうか。
(熊谷):
クラブからの案内として、例えば、アウェイサポーターの方に、自由席はアウェイ側ゴール裏、指定席はMR席、SS席をご購入くださいという案内の仕方があるのでしょうか。
(参加者B様):
そうすれば、はっきりして分かり易いと思います。そうすれば、気を使う必要もなく、お互いに応援し易い環境になるのではないでしょうか。
事業本部長 吉田 憲司(以下:吉田):
先ほどもお話がありましたが、AR席は、選手が試合開始前にも最初に挨拶に行ってもいいのではないかと思います。そうすればさらにはっきりホーム側であるということがわかるのではないでしょうか。具体的にこの席種は、このような観戦、応援スタイル(雰囲気)の席だということをあらかじめご案内しておけば良いのかもしれませんね。名前を変えることによって、確かにもっと分かり易くなると思います。他のスタジアムと違ってここは自前です。この有利さを活用しない手はありません。今までのお話は、マイナーチェンジのレベルだと思いますが、フルモデルチェンジレベルのというお話も出来ない訳ではありません。確かに狭いスタジアムではありますが、色々なことが出来ると思います。席種の名前については、非常に良い話をうかがえたと思いました。これまでは、暗にAR席はどちらかと言えばアウェイ側だという意識付けをしてしまっていたのかもしれませんね。今後は、それは違いますよというとり組みを見せていければ良いのではないかと感じました。
またお話の中に出ていた家族向けの席についても、あるエリアをファミリー席にさせていただいて、仮にファミリー年間シートを販売しますということになったら、そこに家族で喜んでいただけるような付加価値を付ければ良いと思います。試合の演出などでも、特徴付けすることは可能だと思います。わかりやすい道案内を行うことで、収容人員は少ないけれど、有効に見ていただくことが出来るのではないでしょうか。アウェイ側ゴール裏については、やはりアウェイの方も大事にしなければとならないと思います。アウェイサポーターの方にも理解してもらえる範囲内での工夫は出来ると思います。
(参加者I様):
集客を高める方法についてですが、この試合がどれだけ売れているというカウンターを公式サイトに載せることはできないでしょうか。指標になるものがあれば、良いと思います。実際に来場した時に、入場者が少ない場合、前もってわかっていれば、もっと友人などを誘う事もできると思います。クラブとしても目標があると思いますので、目標値を載せても良いと思います。ご検討をお願いします。
副事業本部長 松元 晋(以下:松元):
国立競技場でも試合をやっておりますが、先日のレッズ戦も国立競技場で行いました。入場者は36,785人でしたが、実際のチケット発券数は、40,000枚を超えています。だいたい1割程度の人は、来られないです。招待券が増えれば、実際に来場しない方が増えていく傾向にありますので最近は、ほとんど招待券を出しておりません。浦和戦では、東葛地区の小学生をご招待しました。日立台でやる時は、スタジアムを黄色にして、相手を圧倒したいと思っています。皆さんのお力を拝借しなければなりませんが、日立台を常に一杯にしたい思いがあり、こういう機会を設けさせていただきました。
(熊谷):
色々とご意見をいただき、ありがとうございました。今後に向けて、変更すべきところは変更していくなど、検討していきたいと思います。最後に、お詫びなのですが、以前よりご要望をいただいていた、平山元コーチを含めたOB戦のお話ですが、夏祭りの一環として検討、調整しましたが、リーグ戦を戦っている中で、例え短い時間であっても怪我などをする可能性もございますので、今回については、申し訳ございませんが、見送らせていただきますことご報告させていただきます。皆さんからご要望を頂戴しておりますので、シーズンオフなどのタイミングを見計らっていきたいと考えております。
遅くまでご参加いただき、ありがとうございました。

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