TOP > ニュース一覧 > 『2008 第10回イエローハウス』議事録

ニュース

その他

2008年12月09日(火)
『2008 第10回イエローハウス』議事録

 去る12月4日(木)に開催いたしました「2008第10回 イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。

■日時:2008年12月4日 木曜日 19:30?21:00
■会場:日立柏サッカー場内会議室
■参加者:サポーターの皆様10名、吉田事業本部長 以下6名 

強化本部本部長 竹本 一彦(以下:竹本):
いつも応援いただき、ありがとうございます。今回、監督の交代という決断をさせていただきました。J2に降格してから3年間、石崎監督に指揮をとっていただき、非常に感謝しております。J2スタート時、チームの規律、空気が、非常に厳しかったところを再構築していただき、1年でのJ1復帰を果たせたのも石崎監督の功績が大きかったと思います。また、サポーターの皆さんとの距離をさらに近いものにしていただいた事も大変感謝しております。

J1に戻って、昨年が8位、今年は現在11位ですが、私としては、チーム作りの構想を3段階で考えていました。第1段階がもちろんJ2からJ1に上がる。第2段階はJ1での安定、そして第3段階はタイトルを狙うチームを作るという構想です。今は、J1での安定、次へのステップアップという段階に差しかかっているところだと思います。この認識の中で、今季前半は、3位で勝点29を取りましたが、後半は、10試合で勝点が4という状況で、残留争いに巻き込まれてしまいました。結局は、抜け出しましたが、非常に苦しい戦いを強いられました。厳しい言い方になってはしまいますが、こうした状況を冷静に、かつ慎重に振り返り総括した上で、変化を求めるべきだと判断しました。石崎監督のこれまでの功績を評価しながら、熟慮の末、決断をさせていただきました。

後任監督については、今、人選を進めております。今後は、これまで築き上げた基盤を活かしながら、その上に、選手個々の成長を推し進めることはもとより、戦術のさらなる進化に向けて取り組んで行きたいと思っております。ここでもう一度、しっかりと足場を固め、優勝争い、ACLへの出場を目指していけるようなチーム作りを進めていきたいと考えております。皆様には、ご理解いただければと思います。

(参加者A様):
まず、ご説明をいただきましたことに感謝いたします。来季までの契約を残しながら、今のような考えから解任されたということなのでしょうか。また、竹本さんと小見さん、石崎監督は、どのような役割分担をされていたのでしょうか。説明できないこともあろうかとも思いますし、色々な想いもあろうかとも思いますが、お話いただける範囲で結構ですので、お願いします。

(竹本):
契約に関しては、今年は2年契約の1年目です。来年の契約を残して、今回の決断に至ったということです。小見と私と監督との関係については、私が強化本部長ということで、強化全体を掌握しております。小見は、編成部長の立場で、スカウトを担当している編成グループを統括しており、選手獲得、選手構成を担う仕事をしてもらっています。監督は現場を掌握し、我々と逐次コミュニケーションを取りながら、補強ポイントなどの話し合いを持って進んで来ました。

10試合勝ち星がなかった時は、非常に苦しかったです。そんな時、監督をどのようにサポートできるかという話をしました。具体的には、栗澤選手をレンタルで補強しました。選手のモチベーションを上げる為に食事会を企画しました。通常アウェイの試合は、試合前日に出発するのですが、2日前に入ってチーム全体のコンディションを整えるということも、コミュニケーションを取りながら、やってみようということで試してみました。いずれにしても現場と距離を置くということの無いように努力して来ました。

(参加者B様):
柏レイソルタッチャンの端末機をJR柏駅や周辺駅などに加盟協力をお願いして設置してもらい、私たちがスタジアムに到着するまでに情報が得られるようには、できないものでしょうか。

企画グループ 熊谷 宰(以下:熊谷):
柏レイソルタッチャンは、ipocaという会社が開発したシステムで、共同で運営させていただいております。端末機を設置していただくにあたっては、月額の利用料金をお支払いいだき加盟店になっていただく必要があります。費用が発生いたしますので、ポスターやチラシなどとは違い、直ぐにとは、なかなかいかないところがあります。しかしながらご意見の通り、拡大に向けて、飲食店以外の公共施設などにも導入いただけるように努力して行きたいと思います。

(参加者C様):
フードコートが鹿島戦の事件以降、ホーム側のテニスコートに変更となりました。私は、メインスタンドで観戦しており、移動の際に、ホーム側ゴール裏を通っていく必要があり、移動が大変でした。

(参加者D様):
変更前のスタイルが確かにベストだとは思いますが、鹿島戦以降についても、関係各所からの厳しい注文と指導があった中で、あそこまでしていただいたのは、素晴らしいと思いました。感謝しております。

(熊谷):
メールでも、メインスタンドからの移動が大変だというご意見をいただいております。来季については、運営面を含め、検討させていただきます。

(参加者E様):
スタジアムでの喫煙マナーが悪いと思います。喫煙場所を守らない人が多いと思います。もう少し厳しく注意した方が良いのではないでしょうか。飲酒についても、酒盛り状態となっているとも聞いております。しっかり巡回した方が良いのではないでしょうか。

運営グループ 境原 貴洋(以下:境原):
他のお客様に迷惑になる行為は、Jリーグ統一禁止事項ですので、他のお客様から見て迷惑と感じる行為であれば、当然、注意をしていかなければならないと思います。入場の前に並んでいる状態で、宴会などと思われるような行為については、止めていただくようにしております。喫煙については、喫煙場所で喫煙いただくように広報しております。お客様にもマナーアップのお願いをしたいと考えております。また、お困りのことがあれば、お近くの係員に声をお掛けいただければと思います。

(参加者F様):
直ぐには、難しいとは思いますが、試合中のビールの販売方法を改善して欲しいと思います。スタジアムには、お酒を飲みに来ているのではないと思います。販売自体を止めて欲しいのではなく、試合前やハーフタイムのみなど、試合中の販売を制限して欲しいと思います。色々な問題があるとは思いますが、考えていただければと思います。販売するにしても、売り子さんが、試合観戦の邪魔にならないように教育して欲しいと思います。

もうひとつ、チケットについてですが、何故、ローソンチケットに一本化したのか、今なお疑問に思っています。一本化したことにより、観戦したいと思っている人の間口を狭めてしまっているのではないでしょうか。私はアソシエイツの会員ですが、以前は、レイソリスタで席を選んで買っていました。見たい場所は、人それぞれ違うと思います。今は、席が選べないので、ローソンチケットやぴあの一般販売の席が選べるところで購入しています。誰もが、ネット環境がある訳でもなく、ローソンが近くにある訳ではないと思います。チケットぴあという知名度の高いところでの販売を止めたのは何故でしょうか。

管理部部長 大成 俊正(以下:大成):
ローソンチケットに一本化した理由は、まず他のクラブと比較してレイソルの場合、チケットの販売枚数が少ないということがあります。複数のチケット代理店に委託することにより、残席状況がそれぞれで異なり、一方で完売しているのに、一方では、残席があるという状況がありました。このため、全てをリアルタイムで把握することはできませんでした。お問合せいただいても、お客様に明確なお答えができませんでした。

また、アソシエイツ会員の皆様向けの販売では、会員認証を行っていますが、そのシステムを持っているのは、ローソンチケットだけでした。他社は、ファンクラブの会員証を見せて店頭で割引販売という形をとっています。レイソルの場合は、キャパシティが少ない中、多くの方に購入していただきたいので、1会員様あたりの購入枚数を制限させていただいております。会員証の提示だけでは、何枚でも購入することが可能となってしまいますので、しっかりと会員認証ができるシステムを持っているところということで、ローソンチケットにお願いしております。

ローソンチケットでしか販売しておりませんので、お客様へのご案内でも、明確に残席状況等をお答えすることができます。ローソンチケットで完売であれば、全てのチケット販売が終了となりますので、お客様にとっても明確になったのではないかと思います。運用面で、二重発券など多大なご迷惑をおかけ致しましたが、互いの反省と努力でさらに改善して、皆さんに納得とご理解をいただけるように頑張りたいと思います。

事業本部本部長 吉田 憲司(以下:吉田):
チケットの話に付随してですが、以前からイエローハウスでも度々ご意見のあったバックスタンドのホーム化については、来季から、実現の方向で準備しております。またアウェイの席につきましても、MR席をアウェイの指定席として限定した方が良いのではないかというお話もありました。こちらも同様に来季から実施する方針です。

(参加者D様):
レイソリスタに、ローソンと同じような端末機があれば良いと思います。またローソン以外のコンビニに買いに行った時に、レイソルだけがグレーの表示になっており、チケットが売り切れてしまったと思い諦めた人がおりました。取り扱いがないと表示するなど、何らかの改善が必要ではないでしょうか。また話は変わりますが、今後、チームを離れる選手がいるのであれば、広報日記などで、いつまで練習に参加しているなど、お知らせいただければ、嬉しいのですが。

広報グループ 大重 正人(以下:大重):
昨年も、できるだけ早い段階で発表するというスタンスを取りました。人事に関しては、強化部の方で管理しており、契約面などがすべて終わった段階で公式発表するものですので、皆さん、ご心配だとは思いますが、広報としては、お伝えできる情報があれば、できるだけ早くお伝えしていきたいと考えております。

(大成):
前もってご質問をいただいていた、個席化にあたって、何故、背もたれがないのかということですが、消防法の関係で、前後の席との間隔についての基準があり、現状ではその距離が狭く、背もたれを設置することができません。前後の間隔を直ぐには広げることができない状況ですので、ご理解いただければと思います。

(参加者A様):
座席を変更するメリットはどのような点ですか。

(大成):
前々より、ベンチシートに線が引いてあるだけでは、隣の方との距離が近くなってしまったり、座り方によっては、前に座っている方が、座席を大幅にはみ出してしまっており、観戦環境があまり良くないというご意見を多数頂いておりましたので、できるところから改善していきたいということでございます。

遅くまでご参加いただき、ありがとうございました。

All Rights Reserved, Copyright (C) KASHIWA REYSOL