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2009年03月17日(火)
『2009 第1回イエローハウス』議事録

 去る2月28日(土)に開催いたしました「2009 第1回イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。

■日時:2009年2月28日 土曜日 15:00?16:50
■会場:日立柏サッカー場内会議室
■参加者:サポーターの皆様7名、吉田事業本部長 以下3名

事業本部長 吉田 憲司(以下:吉田):
今シーズンもこの機会を通じて、ご助言、ご意見を頂戴し、出来る限り良い形で経営に活かして行きたいと思っております。地道に、大切にしていかなければならない場だと考えております。ご報告になりますが、皆さんにご協力をいただいて実施しましたポスター掲出の「イエロー作戦協力隊」では、1300枚を超えるご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

(参加者A様)
ちばぎんカップのバックスタンドの席割りですが、アウェイチームのサポーターがかなり居たと思うのですが、先日案内があったようにホーム、アウェイを別けていただのでしょうか。

企画部部長 小田切 琢也(以下:小田切):
ちばぎんカップはプレシーズンマッチということでバックスタンド全体がゾーン指定となっていましたので、別けておりませんでした。

(参加者A様):
リーグ戦が始まった時、ゲートなどで、ホーム客とアウェイ客を分離できるのかが心配です。確かにホームページなどには書いてありますが、大丈夫でしょうか。もっと明確に広報していかないと何らかのトラブルになるのではないでしょうか。相手チームなどにもお願いして、事前に相手チームのホームページでも告知してもらったほうが良いのではないでしょうか。

(小田切):
今季から、ビジター指定席という席種を新たに設けました。アウェイチームのファンの皆さんは、ビジター指定、ビジター自由のどちらかをご購入いただくような形でチケット販売を行っています。チケット自体には、アウェイグッズ着用禁止などの文言の記載はありませんが、ビジター指定とビジター自由及びSS席以外の席種には、チケットに「ホーム」という明記がされています。対戦相手のクラブにもお願いして、本件に関するご案内を記載しているページにリンクしていただいております。さらに広報を含め現場での対応をしっかりしていきたいと思います。

(参加者B様):
1年やってみて、うまく機能すれば、理想的な形になるのではないでしょうか。

(小田切):
皆さんには、是非、会員先行販売で多くのチケットをご購入いただければと思います。

(参加者A様):
今季よりJリーグ主導で、年間シートの方にICカードを導入するとのことですが、お客さんに取ってのメリットは何なのでしょうか。また、入口でスタンプラリーの様に滞留してしまうのではないでしょうか。

(小田切):
ポイントが溜められたり、入場の際にチケットをもぎる必要性がなくなることで、スムーズな入場が可能となります。

企画グループ 熊谷 宰 (熊谷):
スタンプラリーは、今季より、年間シートご購入者の皆様には、ピンバッチを別途送付させていただきますので、試合会場でスタンプを押印いただく必要はございません。アソシエイツ(一般会員)の皆様は、昨年同様の形でお並びいただく場合もあるかと思いますが、相対的な人数が減りますので、昨年よりは、お待たせすることはなくなるであろうと考えております。

(参加者C様):

ヴィトーリアの引換券や抽選会の応募券も送られていると思いますが、それもICカードを利用して運用することはできないのでしょうか。

(熊谷):
ICカードを使用したワンタッチパスは、クラブごとにカスタマイズされたものではなく、導入するクラブは基本的に同じメニューを利用することになります。各クラブ独自でやってきていたものも、ワンタッチパスのシステムに合わせ、運用していかなければならない状況となっております。どうかご理解いただきたいと思います。

(参加者D様):

ICカードを利用して、スタジアムの売店で買い物をすることはできるのでしょうか。

(小田切):
ICカードには、Edyの機能が付いております。将来的には、お客様のニーズに合わせてスタジアム売店でのご利用についても検討していきます。

(参加者A様):

これまでのイエローハウスでもテーマとなって来ましたが、色々な話をしていると、結局スタジアムの話に行き着くことが多いと思います。収容人数の少なさは、どうしても経営を考える上で致命的ではないでしょうか。色々とご苦労はされていると思いますが、根本的な課題としてスタジアムの問題が解決できなければ、色々な課題の解決も難しいような気がします。改めてスタジアムについては、どのようにお考えなのでしょうか。

(吉田):
スタジアムの件については、昨年もこのイエローハウスでお話させていただきました。繰り返しとなりますが、建物を増改築するための資金繰り等が一番の課題です。またもう一つには、出来上がった時の、稼働率の見極めも課題です。大ざっぱですが、この2点が大きなハードルです。

(参加者A様):
新潟や浦和は、まずはスタジアムを造ろうというアプローチでした。その上で、満員にするにはどうすればいいのか、皆で考えようということでした。増改築してから一杯になるか分からないから不安だというお話であれば、いつまで経っても先には進まないのではないでしょうか。

(吉田):
お話の意味は十分にわかります。そう言った意気込みもなく、不安にばかりとらわれているということでは決してないことをご理解いただきたいと思います。経営に対する冷静な姿勢という観点でご理解をいただきたいと思います。

(参加者A様):
チケットが確保できづらかったり、屋根がなかったりと現状は、しんどいところがあります。環境が改善され、チケットも取り易くなるのであれば、2万?2万5千のスタジアムであれば、レイソルの実力、皆さんの努力で十分可能だと思っています。

(吉田):
有り難いお話です。一挙のフルモデルチェンジは難しいと思いますが、段階を踏んだマイナーチェンジは出来ない方法ではないと思います。

(参加者A様):

座席が個席化されましたが、個席にすることにお金を出すのではなく、スタジアムを増築する方向でお金を使った方が良かったのではないかと思ったりもします。

(吉田):
優先順位の問題だと思います。今、ご観戦いただいている皆さんの直近の不便は、急ぎ解消しなければなりません。当然、できるなら2万人前後のスタジアムという思いは持っておりますが、段階的にという方向性になろうかと思います。スタジアムの問題は、いわばレイソルの懸案の問題です。解決していかなければならいと重々承知しております。明確なお答えができずに申し訳ありませんが、どうかお時間を頂戴したいと思います。

(参加者E様):
今季から個席化したことにより見栄えも良くなり、バックスタンドの雨漏りの対策を行っていただき、良い対策を行っていただいたと思っております。バックスタンドのホーム化についても今季でどのような変化が現れるのかを見ることが大切だと思います。こうした中、今心配になっていることがあります。

実はSS席のポテンシャルが相対的に下がっているのではないかと感じています。バックスタンドもメインスタンドも同じくらいの視野を持っているので、個席化したことにより、価格的にもバックスタンドの優位性が高まったのではないでしょうか。価格を下げるということはやってはいけないと思いますので、ソフト面で付加価値をつけるなど工夫が必要になるのではないでしょうか。例えば、柏市と連動して、SS席には市営駐車場を準備したり、市内のタクシー会社とタイアップするなどの方法は取れないでしょうか。お金を掛けない方法でSS席の魅力を上げる方法があれば、売上げも上がり、完売率が高まれば、改修のきっかけにもなるのではないでしょうか。

(吉田):
クラブ内でも同様の話をしております。ご心配の点は、明らかに傾向としてでております。年間シートにおいても、法人でのご購入が減少しております。とはいえ、全体では、昨年の年間シートの席数を上回っております。SS席の問題については、今後の緊急の課題であると認識しております。皆さんのご意見も踏まえて、具体的対応について検討して参ります。

(参加者F様):
以前フードコートを実施していたテニスコートのフェンスが外されているのですが、アウェイチームとの仕切りは大丈夫なのでしょうか。また、アウェイゴール裏への入口が一つしかないと思うのですが。

(小田切):
見ていただければわかると思いますが、植え込みがあります。必要な場所には、プラスチック柵を設置しております。出入り口の周りもプラスチック柵で補強をしております。入口については、今季より、ビジョンの裏に階段を設置して、2ヶ所からご入場いただけるようにしております。

(参加者G様):

昨年、鹿島戦の事件がありましたが、その原因がスタジアムにあるような論調も無い訳ではないのですが、スタジアムをどんなに良くしても、ハードの問題ではなく、結局、サポーター自身の問題だと思いますので、今後、スタジアムの工事等を計画される際には、変な外圧に惑わされないようにお願いしたいと思います。

(小田切):
施設に関しては、最低限やっておかなければならないことがあると思いますので、やるべき事はやらなくてはならないと思っています。

(参加者H様):
なぜ、今年は柏の葉を使用しないのですか。

(小田切):
サポーターの皆さんの強い日立台志向がベースにあります。柏の葉は、今季はサテライトやJユースカップなどで使用して参ります。

(吉田):
今季は、有料の試合は日立台、無料の試合は柏の葉というような形でできないものかというご提案を千葉県にお願いして、ご了解をいただきました。柏の葉もTXができ開発も進み、ポテンシャルが高くなってきております。連動するように柏の葉競技場の使用頻度も高くなってきております。Jリーグの試合を柏の葉でやるとなると、芝生の養生期間を設ける必要もあります。周辺の環境が変わってきている中で、千葉県とお話をさせていただく中で、今季はこのような形でやってみましょうという話になりました。

(参加者G様):

流山や松戸など、広域ホームタウンという形でやっていますが、実際の効果はどうなんでしょうか。

(吉田):
我孫子市や流山市など各市は、良い機会と捉えられていただいていると感じています。それがあってすぐにレイソルの熱烈なサポーターになってくれるわけではなく、時間がかかることだと思います。地道にやっていって結果に繋がるなのではないでしょうか。実際には、手応えを感じておりますので、続けて行きたいと考えています。

(参加者E様):
友達を誘いやすい話題づくり、魅力ある試合や強いチームなど本質的なところをお願いしたいと思っています。それがあれば相乗効果を生むことができると思います。

(参加者F様):
今年のサポーターズカンファレンスは、日曜日の夜の開催でしたが、開催日時をもう少し考えてもらうことはできないでしょうか。また、ステージから観客席が見難いということがあったようですので、その辺の工夫もしてもらえればと思います。

(吉田):
申し訳ございません。会場はできるだけ早く取ろうとしているのですが、今後は、もう少し早めに手配するようにいたします。照明などの技術的なところは改善するようにいたします。

(参加者A様):

私の印象ですが、J2へ降格してからどんどんと雰囲気が良くなってきていたと思うのですが、最近は、少し下降線を辿っているような感じがします。色々な面で、もう一度見つめ直す必要があるのではないでしょうか。

長時間お付き合いいただき、ありがとうございました。

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