2009年04月01日(水)
『イエローハウス』 2009年度第2回議事録
去る3月28日(土)に開催いたしました『イエローハウス』 2009年度第2回議事録の要旨をお知らせいたします。
■日時:2009年3月28日 土曜日 11:00?12:30
■会場:日立柏サッカー場内会議室
■参加者:サポーターの皆様2名、吉田事業本部長 以下4名
企画グループ 熊谷 宰(以下:熊谷):
イエローハウスは、これまで、概ね月1回のペースで開催してきましたが、開催のペースとしては、どのように感じられますか?
(参加者A様):
大きな問題などがなければ、2ヵ月に1回程度でも良いかもしれませんね。
(参加者B様):
しかし、こういう場が月1回必ずあるということは、サポーターにとっても安心感に繋がっていると思います。
事業本部長 吉田 憲司(以下:吉田):
この会は、ご存知の通りサポーターの皆さんへの説明責任を十分に果たしていないのではないか、声に耳を傾けていないのではないかという反省からスタートしました。お蔭様で今では、サポーターの皆さんが、そしてレイソルが今何を考えているのかを確認し合える場にまでなりつつあるように感じています。この場でのお話しの内容も議事録で公開することにより、参加されていない方々からのご意見をメールなどで頂戴するようにまでなってきており、私たちにとっては、非常に心強い限りです。
(参加者B様):
一時期は、テーマを設けて実施するという形だったと思うのですが。
(吉田):
テーマを設けた方が、皆さんが参加しやすいと考えていたのですが、参加いただく皆さんの方では、テーマ以外の質問はできなく、幅広くという訳にはいかないと考えられる方も多かったようです。いずれにしても私自身としては、非常に有効な場だと感じております。事実、昨年のこの会の意見交換を経て、バックスタンドのホーム化が今年から実施の運びとなりました。今年は実際にお座りになって応援頂いた皆さんの評価等もこの場でおうかがいしたいとも思っております。
(参加者A様):
昨年9月の鹿島戦の事件から、イベントなどがバックスタンド側のテニスコートで実施されていますが、メインスタンドで観戦している者にとっては、導線の問題もあり、非常に行きづらいです。ケータリングも似た内容が多くなってきていると思います。また、ホームタウンデーについても、物産品を配るだけになっている。また、その数も少なく先着順ですぐに終わってしまうのでPRできていないのではないでしょうか。もっと各市の特色を出していくべきだと感じます。
(吉田):
メールでも同様なご指摘をいただいております。レイソルのサポーターの皆さんはもちろんのこと、アウェイのサポーターの方からもトイレなど改善できないのかというご意見をいただいております。このままで良いとは決して思っておりません。明日からすぐにとはいきませんが、ご来場いただけるお客様に本当に喜んでもらえるような改善策を検討したいと思います。
広報・ホームタウングループ マネージャー 河原 正明(以下:河原):
ホームタウンデーについては、たしかに名産品など特徴を持っている市とそうでない市とでは、大きく内容が異なってしまっています。食品の加工や調理ができないこともあるのですが、各市の方にもこのようなご意見があったということをご報告させていただき、一緒に考えていきたいと思います。
企画部部長 小田切 琢也(以下:小田切):
ケータリングについては、基本的に季節やテーマなどによって、出店いただく業者さんを変更してもらっています。とは言え毎試合、全ての業者さんを変えていくということには限界があると思います。
(参加者A様):
ビジター自由席へ入場する階段がバックスタンド側に新しく付いたのですが、階段の頂点のフェンスが低いため、バックスタンドへの導線に物を投げられたりするのではないかと心配です。フェンスを高くしたり、改善する予定はないのですか。
運営グループ 境原 貴洋(以下:境原):
現時点では、柵を二重にして高くはしております。しかし、仮設物ですので、あまり高くしてしまうと、柵が倒れてしまったりする可能性もあります。色々な面を考慮して考えて実施しなければならないと思っています。昨年の事案を受けて、ビジターエリアの柵を二重にして高くしたりしていますが、皆さんのイメージはいかがですか。私自身としては、実は非常に寂しいと感じています。
(参加者A様):
レイソルだけでなく、他のチームで起こった事案をみても、Jリーグが掲げている楽しいスタジアムが綻びつつあるように感じます。
(境原):
実際には、掲げているものとは逆のことを行っているのではないかとも感じます。しかし、起こったことは事実であり、その為に守らなければならないものがあります。昨年の事案もたまたまある相手がやってしまったことであり、レイソルも絶対に起こさないということは言えないと思います。お互いにルールを守っていかなければならないと思います。今季も始まったばかりですが、アウェイゲームにおうかがいした時に、ルールを守らなかったということが実際に起こっています。お互い我々も真摯に受け止めて、我々も謝罪しなければなりませんし、レイソルのホームゲームの時には、レイソルのルールを守っていただかなければならないと思っています。
(参加者A様):
レイソルも含めて、アウェイゲームでの(ローカル)ルール遵守の啓蒙はあまり行っていないですよね。知らない人も多いと思いますので、そういったこともしていかなければならないのではないでしょうか。
(境原):
おっしゃる通りだと思います。我々も相手にばかり要求するのではなく、自らも襟を正していかなければならないと思っています。
(参加者B様):
レイソルだけでなく、全体的にモラルを上げていくということをやらなければならないのではないでしょうか。まずは、我々がルールを守って他のチームの見本になれるような啓蒙活動を行っていければ良いのではないでしょうか。
(境原):
できれば以前の形に戻したいと思っていますので、それにはモラル面も十分にケアしていく必要性があると強く感じています。皆さんからもそういうお言葉をいただけると心強いです。
(参加者B様):
試合の日に柏の街をあるいていても、あまり今日試合があるという雰囲気が感じられないと思います。もっと街全体として盛り上げていく方法はないかと考えています。例えば、試合の日に黄色いものを窓に掲げてもらうなど、今レイソルに興味がない人たちを取り込む仕掛けはないだろうかと考えています。
(参加者A様):
柏駅はまだ良いのですが、柏駅以外では、柏にレイソルがあるという感じがしません。主要な駅にレイソルを感じさせるものがあれば良いのではないでしょうか。
(吉田):
柏にレイソルがあるということは知っていても自分たちの生活の中に占める割合がほとんどない人が、まだまだ多いというのが残念ながら現実です。今のお話のように、当然、アナウンスをしていく事によって開拓をしていかなければならないと思います。私たちは、もっと存在感を高めて行くための努力をしなければならないと思っております。必死で。
(参加者B様):
レイソル側からのアプローチ、努力ばかりではなく、市民側からの何らかの運動がないと難しいのではないでしょうか。
(小田切):
強ければメディアにも取り上げていただけますが、そうでない場合、レイソルから何らかのアプローチをして行かないと、地域の皆さんの心は動かないですよね。例えば、地域貢献活動であったり、露出を増やすなどあるかと思いますが、どの方法もやっていかなければなりません。強い弱いに関わらず、地域に根付いたクラブにならなければいけません。
(参加者B様):
本質的なところでいえば、レイソルは強くならなければならないと思いますが、強くなかったらまったく駄目なのかというとそうではないと思います。
(河原):
どこのクラブもそうですが、勝敗に関係なく、街の皆さんから興味を持っていただけるような存在にならなければならないと思います。色々なところにどのようなアプローチをしていけばいいかという点については、まだまだ考えていく余地はあると思っています。
(吉田):
Jリーグがスタートした頃と比べると、選手が外に出て行く機会が少なくなりました。チーム状況などもあり、シーズン中は、なかなか外に出て行くことができなくなってきています。選手が外に出て行くことのインパクトは非常に大きいと感じています。色々なものへの興味は、まずは、人に対する興味から始まると思います。その意味で選手という個人に対しての興味はとても重要だと思います。この点もまだまだ考える余地があると思っています。
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