2009年10月30日(金)
『イエローハウス』 2009年度第9回議事録
去る10月28日(水)に開催いたしました「2009第9回 イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。
■日時:2009年10月28日 水曜日 19:30?21:00
■会場:日立柏サッカー場内会議室
■参加者:サポーターの皆様13名、松元事業本部長 以下4名
事業本部長 松元 晋(以下:松元)
山形戦の敗退で、非常に苦しい立場に追い込まれました。残り4戦、1敗も出来ない状況です。我々は、可能性がある限り、前を向いて最後まで全力を尽くして戦っていきます。皆様にもご声援を従来どおりいただきたく宜しくお願いします。また先週、柏市内の主要駅で、試合告知を含めたチラシ配りをさせていただきました。我々従業員だけでなく、多くのファン・サポーターの方、自治体の方、メディアの方にもご協力をいただきました。この場を借りて、心より御礼を申し上げたいと思います。
(参加者)
可能性がある限り、諦めたくないと思っています。山形戦のチラシ配布のように、サポーターの方、従業員の方と一緒に、清水戦の前に何かやりたいと考えております。
事業部 マーケティンググループ 熊谷 宰(以下:熊谷)
11月の6日、7日に柏駅でチラシ配布をまた実施したいと考えております。ファン・サポーターの皆さんのお力もお借りして、一緒にやらせていただきたいと考えております。時間などにつきましては、ホームページでご案内させていただきたいと思っておりますので、宜しくお願いします。
(参加者)
チラシ配布に選手が参加することはできませんか?受け取る方も選手から貰ったほうが嬉しいと思いますし、選手も地元の人からの期待が分かって良いのではないでしょうか。
(松元)
チラシ配布については、今回が3回目だと記憶しております。選手を動員して配ったことも過去にはあるのですが、選手の周りに人が集まってしまい、通行人の方にご迷惑をお掛けしてしまいました。今回のチラシ配布では、選手も手伝いたいという思いがあったようでした。インフルエンザも流行しており、大事な試合も残っておりますので、今回は、選手に声を掛けるのはやめようと思っています。今後は、選手会とも話をしてみたいと思います。
(参加者)
現状では、選手は試合に集中してもらった方が良いと思いますが、例えば、開幕前などのタイミングであれば、選手にも参加してもらってやってもらえればと良いと思います。
(参加者)
柏市以外のホームタウンの主要駅でも今後は、実施して欲しいと思います。
事業部部長 小田切 琢也(以下:小田切)
最初は、山形戦のチケットが残っていることもあり、チラシ配布をしようという話をしていたのですが、話を進めてゆく中で、チケットを売るだけではなく、残りの試合に向けて我々従業員もできることをやらなければいけないという話になりました。さらに、サポーターの皆さんや関係者の皆さんと一緒にできれば最良と考えました。また、柏レイソルが元気に頑張っているという柏市民の皆さんへのアピールにもなるのではないかと思いました。結果的にチケットが売れればそれにこした事はないのですが、それよりも今我々が一生懸命元気にやって行こうという気持ちが伝わればと思いました。
(参加者)
サポーターもレイソルの活動に参加者したいと思っている人がたくさんいると思うので、来年以降も継続してやって欲しいと思います。
(参加者)
ずっと続けていってもらいたいし、可能な限り私も参加したいと思いますが、柏市以外のホームタウンでも実施すべきだと思います。
(参加者)
柏は商店街で旗を掲出してくれていますが、柏以外のホームタウンでも商店街などと連携して、お互いのメリットがでる形で協力していってもらいたいと思います。そうすれば、サポーターと街も密着できると思います。
(松元)
現状は、各自治体とは連携を取らせていただいておりますが、商店街レベルまでには至っておりません。レイソルだけでは難しいところもあります。その際は、皆さんのお力をお借りすることもあるかもしれません。検討させていただければと思います。
(参加者)
チラシ配布をやったことは良い事だと思いますが、他のクラブは毎試合やっているところもあり、やっとレイソルが動いてくれたと思いました。
(参加者)
柏駅東口のダブルデッキ改修の話もでてきているので、日程や告知ができるようにしたら良いのではないでしょうか。
(小田切)
我々も柏市にお願いをしているのですが、皆さんからも是非、柏市にご提案いただきたいと思います。柏市のホームタウン推進室の方からも本件担当部署へお願いや提案をして頂いているのですが、どういう形になるかは、現状は分かりません。
事業部 マーケティングループ 中島 真夕(以下:中島)
柏駅南口に柏市が広告媒体を新設しましたので、レイソルの広告看板を11月1日から掲出させていただくことに致しました。南口の改札を出てすぐの所で、内部照明がLEDなので、明るく大変目立つと思います。20枚の広告看板の間には16台の映像ディスプレイが設置され、広告看板を出した企業は17時から23時の間、1時間に15秒間、16台のディスプレイ全部に同時に告知を流すことができます。試合日程などをそちらでも告知していきたいと思います。
(参加者)
前回、降格した際に、チームに残った選手が少なかったことに非常に傷つきました。今年は、交渉が早くできると思うのですが、来年の編成は見えてきているのでしょうか?
(松元)
今年から移籍のルールが変わり、11月から他クラブとの交渉ができるようになりました。事前にいただいたご質問の中で、ネルシーニョ監督の続投決定が早いのではないかというご意見もありましたが、チームのトップである監督を早く決めたいという考えで、あの時期での発表になったということをご理解いただきたいと思います。選手については、シーズン中ということもあり、お答えできかねます。ご了承いただければと思います。
(参加者)
来年に向けてもそうですが、これからの試合は、どういう風に戦っていくのですか?
(松元)
望みがある以上、残留に向けて、今ある戦力で精一杯戦っていくのが、使命だと思います。
(参加者)
失礼な言い方になるかもしれませんが、今年のサポカンで竹本さんが期待させてくれるようなことをおっしゃった割には、こういった場にも出席されないし、監督交代などに関しても具体的な総括が見えていないと思います。
(参加者)
残留を争うであろうチームに長谷川選手をレンタルさせて、10得点もとっています。降格争いをすると思っていれば、敵に主力を貸し出す必要はなかったのではないでしょうか?自分達の力を過信していたのではないでしょうか?降格争いしている現状について、具体的な話を聞いてみたいと思いました。
(松元)
大変申し訳ないのですが、まだ試合は残っております。遅いと思われるかもしれませんが、シーズンが終了するまでは、残りの試合を全力で戦っていきたいと思います。
(参加者)
数字上可能性がありますが、我々も残り4試合は応援します。ですが、現状では、15位または降格という現実があると思います。今年については、1月にやっているサポカンではなく、総括という意味でのサポカンを最終戦が終わった早い段階でやって欲しいと思っています。来季の体制が決まっていなくとも、しっかりと総括して欲しいと思います。降格したとしてもチーム強化やスタジアム問題を含め5年、10年を見据えたクラブとしての方針を出して欲しいと思います。
(参加者)
サポカンの話もそうなのですが、結果が出た段階で2005年のように逃げないでいただきたいと思います。長時間居残っていた人が居たのは確かですが、それに対処をしなかったというのは悲しかったです。泣いても笑ってもどっちでも出てきて欲しいと思います。
(松元)
あの様なことがあって、この会を立ち上げました。以来、皆さんからのご意見やご要望を聞く機会を作って来ました。あの時は、我々が出ていっても、何も申し上げられる事はありませんでした。以前もイエローハウスで居残りの話がありましたが、皆さんのお気持ちが分からない訳ではありません。今年の総括については、まだどういった形になるか分かりませんが、シーズンが終わった段階でするべきとは感じています。
(小田切)
サポカンについては、皆さんのお気持ちは非常に分かります。来年の1月に場所を既に押さえてあります。なかなか、場所も取れないという現実もあるのですが、天皇杯も含め、シーズンが終わっていない中、皆でやるべきことを一生懸命やっているという中で、まだ、総括するタイミングではないと思います。終わった時点でしっかり総括して来季に向けてやっていきたいと思っています。皆さんに発表するにあたっても、皆さんにとっても、レイソルにとっても、シーズンが終わって、天皇杯が終わった後のタイミングが良いのではないかと思っています。
(参加者)
降格や残留ということに焦点を絞った形で話が済むような問題ではないと思っています。何年か前から戦力が落ちている状況で、良い選手があまり集まらなくなって、降格争いを毎年しているようでは、翌年の新入団選手にも影響してくると思います。根本的にチームを強くしていくうえで、スタジアムの問題も重要であると思います。コアなファンが多く、いくら新しいファンを呼び込もうと思っても、高価なSS席しかないという状況になっていると思います。残留、降格にあまり拘りすぎないことも必要だと思います。また、スピード感を持ってやっていくべきではないでしょうか。
(参加者)
レイソルは、これまでの変化が他のクラブに比べて少ないと思います。他のスタジアムに行くと凄く変化していると感じます。今のままでは駄目だと思いますので、大変だとは思いますが、色々と考えていかなければならないのではないでしょうか。
(参加者)
ファンクラブ向けに販売しているAL席のセットチケットを売る必要はあるのでしょうか?AR席はどんどん売るべきだと思うのですが、AL席は、人気がある席なのだから、もっと値段を上げても良いのではないですか。セットチケットは単価も非常に安いですね。逆にSS席は安くしても良いのではないでしょうか?
(参加者)
SS席でもセットチケットを販売しても良いのではないでしょうか?
(松元)
現状、SS席が一番残ってしまいますので、今のご意見は参考にさせていただきたいと思います。
(参加者)
他のクラブでは、会員だと当日券も前売価格で購入できるところもあります。レイソルも同じようにすれば、もっと来場者が増えるのではないでしょうか。
(小田切)
我々としては、アソシエイツの会員の方に出来る限り早くチケットを購入してもらいたいと考えています。
(熊谷)
当日券の割引は、昨年実施させていただいておりました。会員の方が割引でご購入いただける期間は、他のクラブは、割引期間が販売開始日から1週間など、期間を限定しているところが多いですが、レイソルの場合は、試合の前日まで設けさせていただいています。残数が少ない為、ローソンでのみ販売し、会場で当日券を販売しない試合も多々ありましたので、現在は、実施しておりません。
(参加者)
先ほど総括の話をしましたが、私は、2005年にJ2に落ちてから、2007年に昇格して、後10年はJ2に落ちる事はないだろうと思っていました。まだ決まっていませんが、今年は、以前と違ってサポーターも我慢して応援しているし、クラブとサポーターとの関係も良くなったと思います。強化の人たちはもちろんですが、それを任せたフロントの人たちにも大いに責任を感じて、きちんと総括して欲しいと思います。
(参加者)
残り4試合どういうプランで戦っていくのですか。選手はモチベーションのアップダウンはあると思います。若くて試合に出られていない選手は、モチベーションが高いと思いますし、これまで使われなくても一度のチャンスで活躍している選手もいると思うのですが、どのように考えていますか?
(松元)
私は常に練習を見ている訳ではないので、お答えし難いのですが、当然のことながら、このままで終わって良いと考えている選手は一人もいないと思います。皆さんと一緒で選手達を信じたいです。2005年の時とは、状況は全然違うとも感じています。最後まで諦めずにやっていきたいです。ネルシーニョ監督も指導歴が長いですし、修羅場もくぐってきています。
(参加者)
ネルシーニョ監督は、調子が良ければ実績のない選手でも使い、これまで実績がある選手も調子が悪ければ使わないなど、差別なく選手を見ているという印象があります。
(松元)
先日の試合の選手起用などを見ても、平等に選手を見ていると感じました。
(参加者)
最終戦は、監督、選手、社長などの挨拶はあるのでしょうか?
(松元)
仮定の話はしたくないのですが、仮に降格が決まっても、最後まで戦うのがプロであり、クラブだと思いますので、しっかり考えたいと思います。
(参加者)
落ちたときは、当時の監督もでてこないで、小野寺前社長がさらし首みたいになったと思います。強化の人も話をするべきではないですか?
(松元)
小野寺が出たことが雰囲気を悪くしてしまったのでしょうか?
(参加者)
そうではないと思います。社長は出なくてはならないと思いますが、社長が出て終わりにしてしまうのは、ちょっと違う気がします。
(参加者)
それは違うと思います。前回で言えば、社長が挨拶しましたが、その段階で、その後に何を望もうが、そこでもう終わってしまったことだと思います。何かを要求するのであれば、もっと前にやらなければならないのではないですか。終わった段階でやっても駄目だと思います。それは自分のガス抜きでしかないと思います。考える時間を与えて、しっかりと総括してもらえば良いと思います。
(参加者)
あの時は何も無かった訳で、あの様にならないように、クラブが何か考えておくべきではないですか。
(参加者)
総括があるのであれば、アナウンスをした方が良いと思います。
(松元)
私はクラブの人間ですから、皆さんと温度差があるかも知れませんが、クラブの長はあくまでも社長です。社長がそこで、何を言うにしろ、前回は、ひたすらお詫びをした訳です。あえてあの場に、監督や強化の人間を出せと言われても難しいし、糾弾だけの場にはしたくない気持ちがあります。
(参加者)
シーズンの積み上げがそういう結果になる訳ですよね。相手が強ければ負けるわけだし、最終戦も相手の気持ちが優れば、レイソルは負けてしまうかもしれません。最終戦で、今年のホームの試合の中で一番の頑張りを見せてくれたのなら、それは違うと思います。我々は、ずっと流れを見ていて、表現方法として、前はあの様な形で現れたし、今年はどういう形で現れるかというのは、残りの4試合の戦い方を見て決まっていくもので、事前に決めておくような性格のものではないと思います。
(松元)
色々とご意見をお伺いさせていただきましたので、クラブの中でも話をしてみたいと思います。
(参加者)
清水戦勝ちましょう。それしかないです。
(参加者)
評価すべきことは評価すべきだと思います。レイソルは、2005年にあの様な状況になって、サポーターズカンファレンスもやりましたし、新春のサポーターズカンファレンスも毎年やるようになりました。また毎月イエローハウスという場もあって、意見を聞く場は常にオープンにしていて、やっていることはやっていると思います。是非、やり続けて欲しいと思います。
(参加者)
来週のチラシ配りに参加したくても参加出来ないのですが、別の日を設けてもらえませんか?
(松元)
お気持ちは大変ありがたいと思います。道路使用許可等の関係もありますので、別の機会に是非、ご参加いただければ幸いです。
(参加者)
今回予定しておりました進捗状況報告については、時間がなくなってしまいましたので、次回に持ち越しさせていただければと思います。
ご参加いただき、ありがとうございました。
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