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2012年04月27日(金)
『イエローハウス』2012年度第1回議事録

 去る4月24日(水)に開催いたしました「2012年度第1回イエローハウス」の要旨をお知らせいたします。

■日時:2012年4月24日(火) 19:00?20:30
■会場:日立柏サッカー場内
■参加者:サポーターの皆様12名、河原 正明 広報・宣伝部長 以下3名

(参加者)
ホーム側とアウェイ側が入れ替えになったことにより、色々な面で移動距離が長くなってしまいました。また、名戸ヶ谷方面から来場しているのですが、退場するのにも非常に時間が掛かっているので、試合終了後はビジター側から退場させてもらえないでしょうか。

また、バックスタンドのトイレは和式が多く洋式が少ないです。私は孫を連れて来ているのですが、今の子供達は、和式のトイレが使えない子供も多いので、洋式を増やしてもらえないでしょうか。

(参加者)
入場に関してですが、自由席も指定席も同じ列に並ばなければならないので、列が長くなってしまっています。私は、バックスタンドの席なのですが、以前の様に旧西ゲートから入場できないでしょうか。

(参加者)
仙台戦では、キックオフぎりぎりに到着した友人が席に着いたのは試合開始後10分でした。雨という状況もあるかと思いますが、ゲートが一つというのは、厳しいのではないでしょうか。

(参加者)
仙台戦は、雨だったから非常に混雑したと思います。仙台戦以外では、仙台戦のようなことは無かったので、混雑状況により、柔軟に対応できれば良いのではないでしょうか。

(参加者)
退場時ですが、雨が降ってしまうと旧西ゲート付近の路面に水が溜まってしまっていて、混雑の原因にもなっています。何か対策してもらえないでしょうか。

(参加者)
入場時に体育館の前が通行できないのは何故でしょうか。あそこが通れば入場が楽なのですが。

事業統括部 運営グループ 廣川 邦生(以下:廣川)
まずは、導線決定についての考え方をご説明させていただきます。現在の運営方法を決めたのは、Jリーグだけではなく、ACLの規約にも基づいております。

日立柏サッカー場でACLの試合を開催するにあたっての難しい課題は、導線の分離ということでした。選手・関係者、VIPの方、メディアの方、来場者の方の導線が交わらないということがここで試合を運営するという点で一番難しいことでした。

体育館前の通行に関しては、メディアの受付を体育館前で実施させていただいております。従来は、正面玄関脇で実施しておりましたが、従来の位置で実施するとVIPの方と重なってしまうということで、記者クラブ、Jリーグの担当者とも相談のうえ、現在の位置にさせていただきました。来場者の方とメディアの方が混在するとメディア側で不具合が生じてしまうということで、来場者の方については、申し訳ないのですが、体育館の裏を通っていただき、入場していただくという形にさせていただきました。また、待機列が緑ヶ丘の交差点まで延びてしまい交差点が詰まってしまうと、非常に危険であると考え、なるべく待機列を敷地内で収まるようしたいと考えました。

(ホーム)ゲートの場所については、旧西ゲートにもゲートを設置することも検討しておりましたが、今回の増改築でバックスタンドに車椅子の方用のスペースを設置いたしましたので、車椅子の方に安全にご入場していただくということでバックスタンドの車椅子スペースをご利用される方向けに旧西ゲートを車椅子の方専用の入場導線とさせていただきました。一般の方と共用にした場合、車椅子の方が通行しにくくなってしまうということで、ホーム側ゲートは一箇所にさせていただきました。

現在の運営方法は、手荷物検査、紙コップへの移し替え、もぎりをいかにスムーズにできるかという点を重視しております。これまでもワンタッチパスの端末の設置場所やチケットもぎりの位置など、並んでいただいた順番がなるべく変わらない、ゲート通過までにあまり時間を要しないように修正しながらやってきておりますが、現在も何が一番良い方法なのかを模索しております。仙台戦で、試合開始間近のゲートの詰まりに関しては、非常に申し訳ないと思っております。雨天により試合開始間近に入場が集中してしまったということはありましたが、係員の動きを含め、改善できるように対応して行きたいと考えております。

名戸ヶ谷方面からご入場のお客様のご意見については、歩いていただく距離が非常に長くなってしまい申し訳ございません。微調整になるかもしれませんが、今後も改善できる方法を探っていきたいと思います。また、ビジター側から退場できないかということについては、これまでの経緯もあり、ホームとアウェイの導線分離についてセキュリティ上警察から強い指導をいただいておりますので、ご理解いただけますようお願いします。

トイレの件につきましては、サッカー観戦の際、ハーフタイムなど特定の時間帯に利用者が集中するという中で、混雑緩和、ご利用の回転を上げる目的がございます。JリーグやACLの基準でも収容人数に対してのトイレの数が決まっているのですが、柏サッカー場は、基準の2倍ぐらいの数があります。いかに回転を上げるかということで、和式と洋式の比率を考えました。過去、洋式の便座の破損が多発し、壊れてしまうと修理するまでの期間、トイレの数が減ってしまうということがございました。また、全体の予算との見合いもあり、現在の和洋便器の比率にさせていただきました。

(参加者)
トイレに鏡がないのはなぜでしょうか。全部についてなくても良いのですが。

(廣川)
混雑緩和と予算の関係ということになります。今後の検討材料とさせていただきます。お子様のお客様への対応については、子供用の手洗いを、柏熱地帯下のトイレに作りました。予算との兼ね合いもありますので、ご理解いただけますようお願いします。改善できることについては、予算や時期をみながら検討させていただくように致します。

(参加者)
入場導線ですが、試合開始後も体育館の裏を回らなければならないのでしょうか。急いで入場したいと思うので、時間帯によって体育館の前を通れるようにできれば良いと思うのですが。

(参加者)
仙台戦のように試合開始後でも並んでいる場合もあると思います。なんでもかんでも要望しても、クラブ側はできることできないことがあるのではないですか。ハーフタイムの後からであれば、良いかもしれないですけど。

(廣川)
仰ることは良く分かります。ACLの場合は、導線を途中で変更するということはできません。Jリーグの試合については、シミュレーションしながら、検討させていただければと思います。

(参加者)
スタジアムの段差についてです。柏熱地帯の方は、注意喚起するテープが貼ってあるのですが、メインスタンドの方が貼られていないので、小さな段差なのですが、貼っていただければと思います。

(廣川)
本来は、段差を埋めていきたいと思うのですが、まずは、注意喚起するテープを貼らせていただいたり、張り紙をさせていただきました。費用の面を見ながら、対策をさせていただくように致します。
路面の水溜りについても同様にできる範囲、時期で対策をさせていただきます。

(参加者)
今季は、成績があまり良くないということもあると思うのですが、最近、お客さんがイライラしていて、試合中の罵声が凄く気になります。昨年は、ゴール裏のサポーターが試合前にサポーターミーティングで多少負けが続いていても頑張って応援しましょうと話をして、現状のようなことはなかったと思います。サポーターミーティングを復活して欲しいと思っています。


(廣川)
サポーターミーティングは、チーム主導で動いていない部分がありますので、この場ではお答えし難いです。

(参加者)

チーム主導ではないかもしれませんが、柏サポーターの文化は、例えばスポンサーを敬う気持ちが強いと思います。新しいスポンサーを獲得する際にもプラスに働き、強く愛されるクラブに邁進できると思うので、チームで支えていただくのもありだと思います。

事業統括部 チケット・ファンクラブグループ 熊谷 宰(以下:熊谷)
野次だったり罵声については、ご意見メールでも何とかして欲しいというメールをいただくことがあります。ご観戦中も実際に聞こえてきますでしょうか。

(参加者)

実際あると思います。ホームとアウェイを入れ替えたことにより、観戦場所が変わったことでサポーター側も手探りのところもあると思います。成績的にも乗りにくいこともあると思います。これまでもありましたが、全体的な雰囲気でかき消していたところもあると思いますが、色々な面が重なって目立っているのではないでしょうか。

(熊谷)
試合終了後では、対応が難しいので、聞くに堪えないようなものについては、お近くのスタッフにお声をお掛けいただければと思います。

広報・宣伝部長 河原 正明(以下:河原)
皆さんが直接的に注意されると角が立ってしまうと思いますので、お近くのスタッフにお声を掛けていただきたいと思います。

(参加者)

サポーターも良い時ばかりではないということを少しは頭の中に入れながら見るということも必要ではないかと思います。

(参加者)

J2の時は、そんなに無かったと思います。J1に上がると増えてくると感じます。J1では、絶対数が増えてきますので、純粋に応援という人ばかりではなくなるのかもしれませんね。

(参加者)

チーム成績が良くないので、見ている側もフラストレーションが溜まっているのではないでしょうか。

(参加者)

昨年優勝したことで新規の方が増えているということもあると思います。やはり強くなくてはならないと思います。

(参加者)

柏熱地帯の2階は、ゆっくり見られると案内されていたかと思いますが、実際には、真ん中は、立って応援していて、座って観戦しようとすると端の方しかありませんでした。日本平(スタジアム)のようにはっきりと分けることはできないのでしょうか。

(参加者)

大旗を振れる位置も2階の最前列ですが、2階で観戦している人は見難いのではないでしょうか。


(廣川)
柏熱地帯がどういう位置付けかという点については、色々なご意見があると思います。クラブとしては、1階の立見と2階の座席部分を合わせて柏熱地帯としていきたいということで設定させていただきました。2階部分に椅子をつけたのは、Jリーグのスタジアム基準をクリアする為に、設置しております。柏サッカー場の一番の良さとホームアドバンテージを考えた時に、柏熱地帯が圧倒的に選手を後押しできる場所であって欲しいと考えました。

確かに以前に公式サイトでゆっくり見られますという表現をさせていただいた部分がありました。色々なご質問をいただいた中で、クラブとしては、チームを後押ししていただけるような応援をしていただけるという席という位置付けでやらせていただいおりますが、今後も議論していければと考えております。ゆっくり見たい、熱く応援したい、両方のご意見があるかと思いますので、皆さんのご意見を受け止めさせていただく中で、来季以降の検討材料とさせていただきたいと思います。

(参加者)

立っても良いと思いますが、一部のエリアは、着席してみれるというエリアがあっても良いと思います。

(廣川)
大旗に関しては、非常に悩みました。昨年は、旗を振っていない時に一番後ろの壁に立てかけていただいてました。1階で大旗を使用すると2階で観戦される方の視界を妨げることになるのではないかと考えました。応援をリードされているサポーターの方とも相談させていただいた際に、大旗の収納スペースを考えて2階の最前列が視界を妨げないのではないかという想定になりました。皆さんのご意見も参考にさせていただきながら、今後も検討していきたいと思います。

(参加者)

ヨネックスシートの販売はないのでしょうか。

(熊谷)
座席数が少ないこともあり、現状のところ、スポンサー関係の方のお席とさせていただいております。

(参加者)

レプリカですが、オンラインでは追加販売はありますが、KAMOさんでは追加販売しないのでしょうか。パソコンを利用できない方もいると思います。

経営企画部長 大成 俊正(以下:大成)
ヨネックスさんが新しくサプライヤーとしてスタートして、今季は、ACLモデルを含めフル回転でやっていただいており、供給の体制について、タイムリーに十分対応できていない面が確かにあります。

(参加者)

KAMOで予約をしたのですが、サイズが無いということで入荷が5月末と言われたのですが、オンラインショップでは再販売されていました。オンラインショップでは販売されているのに、何故、待たなければならいのだろうという疑問があります。既にお金を払っているので、今更、オンラインショップで購入し直す訳にもいきません。

(大成)
対応策を検討させていただきます。

(参加者)

以前に提案させていただいたサポーターのあり方を考えるというイエローハウスの開催はどうでしょうか。

(熊谷)
具体的には、どのような内容をお考えですか。

(参加者)

以前、ゴール裏の方々が揉め事を起こしたりしていましたが、今後、どうやってチームをサポートできるのかというのも含め、柏熱地帯についても一部のコアな人達が仕切ってしまっています。2005年に問題を起こしたサポーターが復帰した時に、チームが特権を与えてしまったような感じに見え、それに増長して揉め事を起こしてしまったように感じています。サポーター同士で話をしたいと感じています。

(熊谷)
イエローハウスとして、今いただいた内容でテーマを設定して、ご案内することは可能です。ただし、必ずしもゴール裏の方が参加するかはわからないのですが。

(参加者)
入場禁止処分にされた方がスタジアムに来ているという話も聞いているので、そういった場で話ができるのではないかと思います。

(廣川)
(入場禁止の方は)試合には来ておりません。試合終了後に来ていた時がありましたが、こちらから注意をさせていただきました。誤解していただきたくないのは、クラブが特定の団体や個人に対して、特権を与えているということは一切ございません。話に出ている方々は応援のリードを自主的にしている方であって、応援の仕方やアイディアについての相談は私や運営担当で受けております。選手を応援していく柏サポーターの応援方法の中で、規定や観戦ルールに照らし合わせながら意思表示として、選手の後押しをしていただける応援内容などについては、極力協力していきたいと考えています。過去のトラブルはありますが、強く愛されるクラブを作っていく為に、前向きに対応していきたいと考えています。

(参加者)
個別のやり取りが見えないので、サポーター同士で話し合える場を作って欲しいと思っています。特権を与えていると思ったのが、2009年のイエローハウスで議事録に出ていた人数以外に2人の方がいて、発言する訳でもなく、ただ、後ろで聞いているだけでした。参加した方に聞いたらゴール裏のサポーターだと教えられました。議事録の人数にもカウントされていないし、疑問に思っていました。

(参加者)
オブザーバーとして聞きに来ていたのではないですか。

(参加者)
何故、オブザーバーが必要だったのでしょうか。

(河原)
申し訳ございませんが、それが特権だとは思いません。これまでも記者の方がいた場合もありますし、会の進行を妨げるものではないですし、他の参加者の方に睨みをきかせていた訳ではなかったと思います。あの時は、他の参加者の方々から、かなり厳しいご意見をいただいた会だっと思います。

(参加者)
今日は、こういう方がいるということが、一言あっても良かったのではないでしょうか。

(河原)
ご紹介をしなかったというのは、配慮が足りなかったのかもしれまん。

(参加者)
この会は、オープンな会なので、誰が居てもいいのではないですか。

(参加者)
イエローハウスの回数が減っていると思います。今後はどのようにお考えですか。

(熊谷)
試合日程の関係もあり、月1回の開催というのは難しいかもしれませんが、開催できる時に関しては、実施していきますし、止めるつもりはありません。

(参加者)
移籍金についてお伺いしたいです。新聞紙上では、酒井選手の話が載っていますが、選手が移籍する場合、0円で移籍することがないように、何らかの移籍金をもらい、今後の選手強化に充ててもらいたいと思っています。

(大成)
移籍金の設定については、選手それぞれです。移籍金は実際には違約金になり、契約時に決まっています。契約時に契約期間が決まりますが、その契約を破棄して移籍する場合に違約金が発生します。契約満了で移籍する場合は、0円です。契約満了時は防ぎようがありません。例えばクラブ側が契約更新をしたいと思っても選手本人がそうでなければ、当然、契約は成立しません。

(参加者)
海外では、契約満了前に更新してから、移籍させたりしますが、同じ様なことを考えておられますか。

(大成)
当然、自分達のチームを強くしてくれる選手と契約することが大前提となります。実績がある選手には、長く居て欲しいと思っています。Jリーグのクラブは、海外のように移籍させて何かを得ようというまではいっていないと思います。例えば、UEFAチャンピオンズリーグに出場すれば多額のお金が出場クラブに入り、そういったクラブが中心になって移籍金が回っていく仕組みがあると思いますが、日本やアジアはそうではないと思います。移籍ビジネスというよりは、いい選手が居れば自分のクラブに居て欲しいと思いますし、選手が他に働きたいと思うチームがあれば、移籍したいということがあると思います。

(河原)
選手、クラブ、サポーターが思っているところは、それぞれ三者三様の考えがあると思います。クラブとしては、移籍する場合は、しっかり違約金はもらいますが、契約時に決めている金額は、移籍を目的として設定している訳ではありません。それぞれの立場で考え方が違いますので、何が正しい答えかはわかりません。

(参加者)
私は、茨城でつくばエクスプレス沿線に住んでいるのですが、試合の時には、レプリカを着ている方も見かけたりします。茨城の方でももう少し、ファンを取り込むことはできないでしょうか。

(河原)
Jリーグでは、クラブ毎に活動地域が決められているという現状がございます。昨年の優勝ということもあり、ファンクラブの会員数も増えてきています。

(参加者)
ホームパーティーはないのでしょうか。芝広場は実施してもらえたらと思います。

(廣川)
スペースの問題もあり、現状は実施しておりません。まずは、運営のベースを固めさせていただき、その後に考えさせていただきたいと思っております。

(参加者)
今年はファン感謝デーはいつ頃実施予定なのでしょうか。

(熊谷)
チームとスケジュール調整をさせていただき、なるべくシーズン中に開催できるように調整させていただきます。決まりましたら、公式サイトなどでご案内させていただきます。

(廣川)
運営について、色々と修正しながら行っているのですが、皆さんからの今日でたお話以外にご要望などはありますでしょうか。

(参加者)
まだ、何処に何があるかを把握しきれていないのですが、抽選券の応募箱やインフォメーションの位置が分かり難いです。
もう少し、インフォメーション機能を増やした方が良いのではないでしょうか。

(参加者)
テーブルの数が昨年に比べて少ないと思います。

(廣川)
インフォメーションの位置については、ゲート付近が配布物やスポンサー関連のテントを設置すること、雨があたらないなどの理由から、現在の位置にさせていただきました。ご意見を参考にさせていただき、今後検討させていただきたいと思います。
位置の度々の変更は、かえって混乱のもとになってしまうので、試合をやりながら微調整させていただければと思います。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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