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2013年02月06日(水)
『2013柏レイソル新体制発表会』第一部議事録

 2013年1月31日(木)に開催いたしました「2013年柏レイソル新体制発表会」第一部の議事録を公開いたします。

■日時:2013年1月31日(木) 18:45?19:25
■会場:柏市市民文化会館 大ホール
■来場者数:約1,200人
■司会:桑原 学氏(アナウンサー、Jリーグ中継実況など)

柏レイソル:株式会社日立柏レイソル 代表取締役社長 御手洗 尚樹
株式会社日立柏レイソル 常務取締役 寺坂 利之
株式会社日立柏レイソル 強化部ダイレクター 吉田 達磨

桑原 学氏(以下桑原):
ただ今より「柏レイソル新体制発表会」を開催致します。私、本日の司会進行を勤めさせていただきます桑原 学と申します。柏レイソルとは、スカパー!などでのテレビ中継やシーズンレビューDVDなど様々な形で関わらさせて頂いております。
本日は、限られた時間ではございますが、皆様に今年の柏レイソルをより深く知って頂くお手伝いができればと思っております。

今年は、皆様にとっても最高の新年のスタートになったと思いますけれども、今日は、和やかに楽しく皆様と進めていきたいと思っております。どうぞ、宜しくお願い致します。
今回の新体制発表会にあたり、多数の皆様から参加のご応募、ご質問を頂戴致しております。この場をお借り致しまして、御礼を申し上げます。
本会の実施日はこれまでもチームの始動日にあわせ、調整させていただいておりました。今季につきましては、1月30日のチーム始動、2月2日のキャンプスタートというチームスケジュールとなりましたので、本日の平日開催となりましたことをご理解頂きますようお願い申し上げます。
クラブといたしましても、土曜・日曜での開催が望ましいと考えておりますが、今後につきましてもチームスケジュール、施設の利用状況などにより、平日での開催となる場合がございます。どうぞご理解頂けますよう重ねてお願い申し上げます。

今回より、皆様から入場料を頂戴致しまして、本会を実施させて頂いております。頂戴致しました入場料につきましては、本会の運営費などの必要経費を差し引いた全額を昨年より支援させて頂いております公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン様へ寄付させていただきます。
ご来場の皆様のご負担を増やしてしまい、誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますよう重ねてお願い申し上げます。
「2013年柏レイソル新体制発表会 第一部」では、事前に寄せられたサポーターの皆様からの質問を織り交ぜながら、今シーズンの強化・編成などをご説明させていただきます。その後、本日ご来場いただいたサポーターの皆様からもご意見・ご質問を頂戴する流れで進めさせていただきたいと思います。

それではさっそく「2013年柏レイソル新体制発表会」の出席者の皆様にご登壇いただきましょう。
出席者登壇【会場拍手】

それではまず株式会社日立柏レイソル 代表取締役社長 御手洗 尚樹よりご挨拶申し上げます。

御手洗 尚樹(以下御手洗):
皆様こんばんは。お忙しい中、多くの方にお集まり頂きまして、大変ありがとうございます。また、日頃、レイソルに対して熱い熱い応援を頂きまして、この場を借りて、御礼を申し上げたいと思います。
まず、昨シーズンを振り返らさせていただきますと、最後の天皇杯では、皆様の熱い応援の中で、選手達も本当に頑張り、天皇杯を勝ち取ることができました。大変素晴らしい結果で締めくくることができて、大変嬉しく思っております。ただ、Jリーグでは、6位、ナビスコカップではベスト4、ACLではベスト16ということで、もう少し踏ん張れたらと、少し悔いも残るような結果だったと思っております。

アカデミーにつきましては、クラブユース選手権の優勝をはじめ、各カテゴリーで実績を残してくれました。彼らの活躍が将来のレイソルにとって、非常に大きな財産になるということで、良い結果だったと思っております。
昨年は、スタジアムの増改築を実施させていただきました。増改築の後、お客さんが入るのかと心配をしておったのですが、約3,000席の増席に対し、2,000名を超える入場者増となりました。また、皆様のご協力もあり、全体の雰囲気が従来にも増して、熱く盛り上がるという形になっており、選手達にも大きな支えになっております。その他、トレーニングルームを作ったり、選手達が実力を出し切れるような環境作りもやらせて頂きました。こういった効果が、今シーズンは出てくるのではないかと期待している次第です。
昨年は、色々ありましたが、課題も多かったと思っております。今シーズンはその課題を克服しながら、新しい戦いに入っていくということでございます。

本日発表させていただく体制で、より高いステージにいけるように頑張っていきたいと思っております。昨今、サッカークラブを取り巻く経営環境は大変厳しいものがございます。そういった中で、クラブライセンス制度に基づく健全な経営の実現を目指しながら、可能な限り、積極的な補強をやれたのではないかと思っております。ACL、Jリーグを勝ち抜けるように、ネルシーニョ監督の下、頑張っていきたいと思っております。

私は、日本ではもちろんですが、アジアでレイソル此処にありということを知らしめられる存在になるということが、中期的な目標だと思っています。今年は、その目標の確実な第一歩を踏み出す年にしたいと思っております。選手、スタッフ、フロントが一体となって、ベクトルを合わせて勝利の為に最善を尽くしたいと思っております。
先程申し上げたアカデミーにつきましては、大きな財産です。更に高められるように、色々なサポートを精一杯やっていきたいと思います。今年は、4人の選手が昇格しますが、毎年、数多くの選手が昇格できるようになってくれればと思ってます。

経営にとっても、スタジアムを満席にするということは重要です。まだ余裕がございますので、引き続き、ご観戦いただくと共に、ご家族、ご友人を含めて、更なる入場者増にご支援いただければと思っております。スタンドとチームが一体となって応援するということが、柏レイソルにとって、大事な大事な財産だと思っております。引き続き、応援をお願い申し上げます。
簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。今日はどうもありがとうございます。
【会場拍手】

桑原:
ありがとうございました。
ここからは、私より、お三方にご質問をさせていただきたいと思います。その前に、新たに就任されました吉田達磨ダイレクターを簡単ではございますが、ご紹介させていただきたいと思います。
吉田達磨ダイレクターは、中学時代に現在のレイソルアカデミーの前身であります日立サッカースクール柏に所属しておりました。高校を卒業後、1993年に柏レイソルでプロサッカー選手になりました。その後、京都、山形でもプレーをし、引退後の2003年より柏レイソルユースコーチ、各年代を指導し、2010年からアカデミーダイレクター、2011年に強化部長に、そして昨年の10月より、現在の強化部ダイレクターに就任をしております。
では、達磨さん皆様にご挨拶をお願いします。
【会場拍手】

吉田 達磨ダイレクター(以下吉田):
こんばんは。初めての方も、僕のことをご存知の方も、吉田 達磨と申します。去年の10月からこのダイレクターという立場に就任を致しまして、メインは今シーズンに向けての補強でした。今、クラブの話は社長が話してくれたのですが、また、後々質問もあると思います。
今回の補強に関して、発表が遅れ遅れで、皆様は、かなりご心配なさったかと思いますが、真面目に仕事はしておりますので、引き続き宜しくお願いします。
【会場(笑)・拍手】

桑原:
大変真面目に仕事をしてらっしゃると思います。では、早速、そういったお話も出ましたので、達磨さんに少しお話をして頂きたいと思います。
今日、皆さんが一番気にしているであろう今シーズンのチーム強化、編成などにつきましてですけれども、今、少しお話ありましたけれども、他クラブより、少し発表が遅くなった分、やきもきされた方も中にはいらっしゃると思います。ただ、蓋を開けてみると錚々たるメンバーが今年は顔を揃えたと感じていらっしゃるのではないでしょうか。
そのあたりも踏まえて、皆さんにご説明頂けますでしょうか。

吉田:
発表が遅れたということに関して簡単に話しますと、我々、元旦までプレーをしておりました。天皇杯は、とても感情的な大会で、水野晃樹、アンヨンハが去ったりですとか、感情面で凄く左右される大会です。あの大会を勝ち抜いていくということで、選手の中にも、新しい力を出してくる選手もいました。12月の初旬、中旬でシーズンが終わるということに比べ、補強のストーリーが変わってきます。サッカーは生きているので一つストーリーが変わると、その後のストーリーが変わるということも勿論あります。

元旦まで天皇杯を戦っていたということで、発表が遅れたということはありますが、発表が遅れたということだけで、補強、選手の契約自体は決まっていたということもありますし、その間に流れてくる情報が正しくない場合もありましたが、その情報を気にすること無く淡々と仕事をしておりました。

今シーズンは27名でスタートします。27名という人数については、元々、27プラスマイナス1、26名もしくは28名でスタートしようということは、ネルシーニョとも話をしながら進めていました。昇格した選手を含め、全てが戦力であって欲しいと考えています。完全に見習いという選手を、チームの中には置きたくないです。試合の登録メンバー18名に入れない選手が増えるのも好ましくないです。その中で人数構成をどうしようかと考えた時に、どれくらいの人数が必要かという時に、27プラスマイナス1という所を目処にしていました。?1になった場合は、恐らく外国籍になると思いますが、無理して27に揃えるのであれば、精鋭が揃わないのであれば、?1でも良いのではないかと考えておりました。言えない話も沢山ありますし、細かく話せば、時間も掛かります。全体的な話としては、この程度になります。

桑原:
もう少し突っ込んだお話をお聞きしたいのですが、今年もACLとJリーグを並行して戦うことになりました。これまでのJリーグの歴史を振り返っても、ACL、Jリーグの2つのタイトルを同時に取ったクラブはいません。昨シーズンに限って言えば、1位から4位のクラブ全ては、ACLに参加していないクラブとなりました。それを考えても同時に戦うのは難しいということはサポーターの皆さんも良くご存知かと思いますけれども、今シーズン、そこを打破していく為のポイントなど、何かお考えになっていることがあれば、お聞きしたいのですが。

吉田:
ACLは、初体験ではありません。ついこの前やったという印象です。よくメディアで目にするターンオーバーを使うのか、使わないのかということはよく議論されています。僕もターンオーバーとは何だろうとよく考えますが、我々の原点というのは、競争にあると思っています。フィジカルコンディション的に休ませて、次は出るというところで、競争の原理が働かず、選手達が自分のリズムを落としてしまうということは、あまり求めていません。常に競争がある中で、詳しくは分かりませんが、ターンオーバーと言われているものができるのであれば、ベストですし、そうでなければ、調子の良い選手が出場するという今までのスタイルとは変わらない。ただ、27名の選手全員が、そこに立つだけの能力を持っているということが大事だと思っています。

意図的にACLに向けて選手を補強したということは、無いです。ただ、ACLを戦うという上では、必要なピース・能力は、1月1日の結果によって、若干変わったのは、確かです。27名のメンバーで競争して、良い意味でターンオーバーになれば良いですし、そうでなければ、従来通りコンディションの良い選手、旬な選手が試合に出るというスタイルを変更するつもりはありません。

桑原:
ありがとうございます。
次のクラブワールドカップは、確かモロッコが開催地だったと思いますが、今日、お越しの皆様の中にも貯金を始めている方がいらっしゃるかもしれません。そのお金がそこで使われることを願っております。是非、頑張ってください。
では、御手洗社長、寺坂常務にも少しお話をお聞きしていきたいと思います。一昨シーズンのリーグ優勝、昨シーズンの天皇杯優勝と柏レイソルは、着実に成果を残して参りましたけれども、柏レイソルとして、今後、更にどのような経営の理念を抱いて、クラブを成長させていこうと考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。

御手洗:
チームについては、強いチームでなければいけないと思っております。強いチームとは、良い選手で構成されるチームであると思っております。おかげさまで2009年と2012年、2013年を比較しますと、入場料も大幅に増えておりますし、グッズも皆さんに買っていただき、売上も増えています。スポンサーの方々も増えております。そういった形で、売上を増やすことができました。その売上増加をどのように使うかということなのですが、我々は、選手の補強にほとんど使っています。要するに強いチームを作りたいということであります。強いチームができると、来場される方も増えるし、グッズを買って頂ける方も増え、そういった中で良い選手を獲得できるという良いサイクルが回っていくのではないかと思っております。
このサイクルを回すには、皆様のご協力が必要ですので、是非、宜しくお願い致します。

2つ目としてチームの運営については、できるだけシンプルにしていきたいと思っております。シンプルというのは、色々な意味がありまして、簡潔、質素という意味もございます。徹底して、余剰なコストを掛けない。フロントは最小の人数でやっていこうということを徹底しております。フロントはじめ、スタッフ全員のマインドとして、チームにとってプラスか否かを判断基準として追求しています。

3つ目としては、愛されるチームにならければとならいと思っています。これは非常に大事なことです。皆様がプレーに感動し、応援に感動して、満足して帰っていただけることが大事だということで、そこに向けて、精一杯努力していきたいと思っています。
以上、大きく3つのことを大事にしてやっていきたいと思っています。そして、レイソルが一日でも早く、日本、アジアでレイソル此処にありと言われるように、努力していきたいと思っています。

桑原:
ありがとうございます。
今、スタジアムのお話もでましたが、日立柏サッカー場は昨シーズンより装いも新にスタートしました。サポーターの皆さんの中では、良い物ができたら、更に良い物をと考えてらっしゃる方もいらっしゃると思います。今後の更なる拡張、いつも話題にもでておりますが、屋根の設置などに関しましては、難しいかもしれませんが、ちょっとお話をいただいて宜しいでしょうか。
難しい顔をされていらっしゃいますが、寺坂さん。
【会場(笑)】

寺坂利之(以下寺坂):
お答えする前に、余剰なコストを削減する為に、今日、有料にした訳ではないので、そこは誤解をされないようにお願いしたいと思います。
【会場(笑)】

そういう状況にもあるのにも関わらず、たくさんの方がご理解をいただきまして、ここにお集まり頂きましたことに感謝を申し上げます。
実は、お金を頂くということには、非常に抵抗があったのですが、指定席でということもあり、ローソンチケットさんの手数料が掛かるということもあった為、止む無くお金を頂戴することとなりました。一部、ご案内差し上げた時に、件数は多くなかったのですが、お叱りのお電話をいただきました。本来サービスで実施するものではないかという方もいらっしゃいまして、仰る通りだなという部分もあったのですが、寒い中、列をなしてお待ち頂くという点について、非常に申し訳ないという気持ちがございましたので、こういう形にさせて頂きました。
来年については、我々もしっかり考えて参りたいと思いますので、ご理解いただきたいと思っております。また、本当にありがとうございましたと御礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。

桑原:
スタジアム・・・の屋根・・・
【会場(笑)】

寺坂:
この会も8回目ということで、色々とご質問をいただきながら、また、イエローハウスを定期的に開催させていただきながら進めて参りました。実は、今回、そんなに多くのご意見、ご質問を頂けませんでした。
そういった意味で、どういう質問にお答えしようかと打ち合わせをしたのですが、また、スタジアムの話が出てきました。一昨年、私がスタジアムの話をさせていただいて、その時には、若干、喜んで頂けたのかなという思いがあったのですが、まだ、駄目かという思いがありまして、本当は、社長に答えて頂きたかったのですが、そういった役目は私ということでお答えさせていただきます。
【会場(笑)】

拡張については、今のところ考えておりません。社長のご挨拶の中で若干ありましたが、昨年の平均入場者数が13,000強(国立2試合含む)、日立台だけですと12,000強と、まだ容量は足りているだろうと考えております。足りているところに、何かを付加して、我々の負担が増えるということは、非常に経営にとって痛いということで、増設ということは考えておりません。

屋根については、クラブライセンス取得のレギュレーションに載って来ると思っておりますし、現状でも、必須事項でないのですが、載っております。段階的にという状況になっておりますので、その動向をみながら、我々も規定に追いつく形ではやっていきたいと思っております。サポーターの皆さんのご不便というところを優先して考えなければいけないのですが、経済的な事情があるということもありますので、ライセンスの規定に沿っていけるような形でと現状考えております。

桑原:
ありがとうございました。
ここからは、皆様の鋭いご質問を頂戴して参りたいと思っております。ご質問のある方は、その場で挙手にてお願いします。指名されましたら、ご質問の前に、お手数ですが、名前と可能な範囲で構いませんので、どちらからいらっしゃったかを仰ってからご質問をお願いしたいと思います。
なお、時間に限りがございますので、ご質問をお一人につき一つとさせて頂きます。また、質問事項は簡潔にお願い致します。では、ご質問のある方は、挙手にてお願いします。

質問者A:
東京都から来ましたAと申します。本日は、このような場を開いて頂き、ありがとうございます。吉田強化ダイレクターがこの場に来られたということで、是非、お伺いしたいことがあります。これまで、アカデミーの強化に尽力されてきて、今年も中川選手含め5人昇格するということで、レイソルは強豪クラブになるべく進んでいるかと思いますが、ユースの選手を使って、よりレイソルを強くしていくというところに対してのビジョンをお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。

吉田:
ユースの監督をしたり、ダイレクターをやったりしておりましたけども、ユースの選手が中心になってサッカーを作っていく、文化を作っていくということになれば良いなと思ってます。そうする為の努力はしています。その為に、無理やり選手を増やしたり、18歳でプロになる準備ができていないのに、プロ契約をする、そして、無理やりプロの世界に放り込むということは、やってはいけないことだと思います。

自分もサッカー選手を目指してやってきましたし、ユースの選手を預かって見ている立場としては、18歳でプロになる準備ができているかという基準をクリアしている者のみ、契約をするということで、その人数が、今年は多いと言われて良いと思います。多い時もあれば、少ない時もあると思います。年々トップチームに人が増えていくというサイクルは地道に続けていくことしか無いと思ってます。こうしたいから、選手を増やすということで、チームそのものが崩れてしまっては、意味が無いので、トップチームが一番大きな商品として、フルに稼動できる、そこのトレーニングの質、試合の質を上げられる選手だけが上がっていくという点には、一切迷いが無いようにしていきたいと思います。
今年は、レイソルに4人の選手が上がるということは、その分、彼らのサッカーというものが、チームには少なく無い影響をもたらしていくと思っています。それが、将来を作っていくということになっていくと思っています。

質問者B:
こんにちは。葛飾から来ましたBです。
先程、グッズの収益の話がありましたが、グッズの種類は増えないのでしょうか。

寺坂:
少ないということでしょうか。

質問者B:
種類が少ないです。キティちゃんとかとコラボして欲しいんですけど。
【会場(笑)】

寺坂:
ご意見としてお伺いしておきます。

質問者C:
柏市から来ましたCと申します。
質問としては、平均入場者数が12,000ということで、あと数千足りない部分があると思うのですが、そこを埋めるビジョンはないでしょうか。他のクラブでは、シーズン後に芝生をプレゼントしたり、試合以外で特徴的なイベントをやっているのですが、柏としては、どういう工夫を考えているのかをお聞きしたいです。
スタジアムに時計を付けて欲しいです。

寺坂:
まずは、他クラブのサービスですが、参考になるものがあれば、参考にしたいと思いますが、何も負けず嫌いで言う訳ではないですが、我々独自のこともしっかり考えなければいけないなと思っています。

余剰の席については、現状は、はっきり言って止むを得ないと思っています。何故かと言いますと、今日来られている方は、間違い無いと思うのですが、我々レイソルをサポートしてくれるという強い意志を持っている方々にしっかりと足を運んで頂くということが大事だと思っています。以前から、この場でも、営業努力が足りないからお客さんが来ないんじゃないかというお話を頂いたんですが、先程、お話がありましたが、入場料収入が経営に大きく関わるとか、そういう問題があって、それでお客さんを増やさなければならないという視点もあると思いますし、スタジアムを盛り上げるという視点でお客さんを増やさなければならないという問題もあると思うのですが、いたずらにという言い方が適当だとは思わないですけど、何か人参をぶら下げて来てもらうというよりも、我々が目指しているところは、我々のサッカーを観ていただきたいというところがあるものですから、答えにはなっていないと思うのですが、そういう思いでクラブを運営しているということを知って頂ければと思います。サービスのところについては、我々も考えなければならないと思っています。

入場者数と入場料収入というのは、他クラブの比較でも、決してリンクしていないので、その辺は、ご理解しておいて頂きたいと思います。と、言いますのは、当然スポンサーさんの関係等で、我々は招待券を発券しなければならないのですが、レイソルでは、スポンサーさん以外の招待券は、極々抑えておりますので、そういった意味では、ばら撒きということはしておりません。お客さんを増やしたいという気持ちは当然ありますが、違った形で、ましてやコストを掛けて、目の前に何かをぶら下げて来て頂くということは今のところ考えておりませんので、ご理解をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

桑原:
時計は・・・

寺坂:
時計ありませんでしたっけ。すみません。毎日見ているのに。

桑原:
小さいということですかね。

寺坂:
分かりました。承っておきます。何処かにちゃんと付けるようにします。
【会場拍手】

桑原:
あとお一方ぐらいは頂けるかと思います。

質問者D:
柏市から来ましたDと申します。地域のサッカー普及に関しての質問なのですが、簡単にお聞きします。レイソルとしては、女子チームを持つ意思はおありでしょうか。

寺坂:
ありません。
【会場(笑)】

桑原:
これ最後だったんですけど、終わっちゃいましたかね。
【会場(笑)】

宜しいでしょうか。皆様ありがとうございました。
【会場(拍手)】

ご質問できなかった方も引き続き公式ホームページのご意見メールからご質問・ご要望を受け付けております。

以上をもちまして「2013年柏レイソル新体制発表会 第一部」を終了とさせて頂きます。

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