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2014年01月23日(木)
『2014年柏レイソルスタートミーティング』第一部議事録

 2014年1月18日(土)に開催いたしました『2014年柏レイソルスタートミーティング』第一部の議事録を公開いたします。

■日時: 2014年1月18日(土) 19:00~20:40
■会場: 柏市市民文化会館 大ホール
■来場者数: 約1,400人
■司会: 桑原 学氏(アナウンサー、Jリーグ中継実況など)

柏レイソル:株式会社日立柏レイソル 常務取締役 寺坂 利之
株式会社日立柏レイソル ダイレクター 吉田 達磨

桑原 学氏(以下桑原):
ただ今より「2014柏レイソル スタートミーティング」を開催致します。
私、本日の司会進行を担当いたします桑原 学と申します。柏レイソルとは、スカパー!の試合中継や応援番組、シーズンレビューDVDなどで関わらさせて頂いております。
本日は、限られた時間ではございますが、今シーズンの柏レイソルを皆様により知って頂くお手伝いができればと思っております。どうぞ、宜しくお願い致します。

「2014柏レイソルスタートミーティング 第一部」では、今シーズンの強化・編成などをご説明させていただきます。その後、本日ご来場いただきましたサポーターの皆様からもご意見・ご質問を頂戴する流れで進めさせていただきたいと思います。
それではさっそく出席者の皆様にご登壇いただきたいと思います。
出席者登壇【会場拍手】

なお、代表取締役社長の萩原は、現在、病気療養中の為、誠に申し訳ございませんが、本日は欠席とさせていただきます。ご了承のほど、お願い申し上げます。
ではまず株式会社日立柏レイソル 常務取締役 寺坂 利之より皆様にご挨拶申し上げます。

寺坂 利之(以下寺坂):
皆さんこんばんは。今、桑原さんから社長が病気療養中というお話がありましたが、昨日、社長からメールで、是非、サポーターの皆さんに今日の欠席についてお詫びをしておいて欲しいということと、今後のレイソルを宜しくお願いしますということを伝えて欲しいという旨の連絡がありましたので、お伝えしたいと思います。宜しくお願い致します。

この会も今回で9回目を迎えました。2006年がスタートだったわけですが、ここでお手数なのですが、皆さんにちょっとだけおうかがいしたいことがございまして、9回全部出席されている方がいらっしゃいましたら、お手数なのですが、手を挙げていただけますでしょうか。
該当者挙手【会場拍手】
だいたい300名くらい。
【会場・笑】

実は、もう少し多いかなと思っておりました。よく分かりました。どうもありがとうございました。
昨年は、日程の都合で平日開催ということで、皆さんにご不便をお掛けしたのですが、今回、募集をかけさせていただいたところ、確か1,400名の方が集まられていると認識しておるのですが、お申し込みの方がその倍ぐらいございまして、半分の方には来ていただけなかったという状況がございますのでご報告させていただきます。
私も先ほど挙手された方と同じように、1回目から9回目までここに座らさせていただいておりますが、皆さんの前でご挨拶という機会が無かったものですから、社長が居ぬ間に私の話も聞いていただければと思います。

昨シーズン色々ありましたが、私の中での一番のトピックスは、ACLのベスト4まで行ったということです。ただし、ベスト4まで駒を進めたのですが、正直なところ、広州恒大に敗れた時に「全く歯が立たない」と実感しました。選手は、当然、厳しい日程の中、ベストを尽くしてくれたと思っていますが、何の違いを私自身覚えたかと言いますと、クラブの力の差だなと感じました。一番は、資金的なところだと思いました。到底、収入の面では敵わないなと。では、どういう形で我々がそれを乗り切って、柏レイソルとして、またアジアに出た時に、そこを勝ち抜いて行くのかというところをしっかりと考えなければいけないと思います。

今日、吉田達磨(ダイレクター)がここにいますが、彼が中心となって我々の育成の部分をしっかりとやって行こうと思っています。何を捨てても、育成の所は絶対に捨てずにやって行こうという考え方が、ここに来て徐々に芽をふき始めているということでございます。具体的には、今月の初旬には、U-18のチームが19歳の選手を伴って、ブラジルのコパ・サンパウロに出まして、何とか予選を突破しました。先日、ネルシーニョ監督とも話をしたのですが、監督も2試合ほど観に行ってくれたようで、現地では、レイソルの育成方法、トレーニング方法について問い合わせがあったりとかなり話題になっていると話してくれました。
また、中学生のチームは、カタールで大会に出ているのですが、今日の23時45分から準々決勝でACミランと一戦交えるという状況です。育成のところが徐々に芽をふき始めているということがございます。

アジアで勝つためには、とんでもないクラブが出てきていますので、資金力では到底敵わないと。その辺はあっさりと諦めまして・・・
【会場・笑】
収入だけでも3倍くらい違うので、いくら日立さんにお願いしてもそこまでは出てこないだろうという状況もありますので、そこはあっさりと諦めて、自分達で作り上げていく方策をしっかりと突き詰めていこうと考えています。

クラブ一丸となってその方向に進んで行くというところもあるのですが、サポーターの皆さんにもその辺の認識をしっかりと持っていただいて、我々をしっかりと見つめていただいて、そういうことでレイソルが動いているんだなとしっかりと目を光らせていただいて、色々なご意見などを頂戴できればなと思っています。そう意味で今回は、事前の質問、ご意見を皆さんにうかがっていないということもありますので、今、私が話したようなことを今日の意見交換の切り口として頂ければなと思っております。

12歳の小さい子供さんから18歳の大人の手前まで、しっかりと育て上げるということは、ただただ、才能のある選手を見出すというだけでは中々うまくいきません。コーチングスタッフも日々研鑚を重ねていますし、非常にレベルも高くなってきているということを中に居る人間も実感しております。是非、今後のレイソルを見るときにその辺にも目を向けて頂いて、サポーターの皆さんと共に、ずっと、ずっと、レイソルが強くなるようにしっかりと支えていきたいと思いますし、その為には、才能を見出して、それを引き出して、それを後押しをしていくと、後押しという部分では、皆さんの力が大きく必要になって来ると思います。
是非、是非、今後ともレイソルを宜しくお願いしたいと思います。つたない挨拶ではございましたが、これでご挨拶に代えさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
【会場・拍手】

桑原:
寺坂常務ありがとうございました。
では、早速ですが、皆さんがもっとも気になっているであろう今シーズンの陣容について、吉田ダイレクターよりお話いただきたいと思います。吉田ダイレクターお願いいたします。

吉田達磨(以下 吉田):
こんばんは。今、紹介がありましたけども今年もダイレクターとしてこのチームの強化、チームの方の責任者としてやらせていただきます。宜しくお願いします。

早速ですが、編成の話を簡単にご説明させていただきます。2014シーズンのスタートにあたり、昨年と違うのは、天皇杯で早々に敗退してしまいました。それによって、編成も昨年より約1ヶ月早くスタートができたと。8月の下旬、9月の頭ですかね、ネルシーニョがちょっと寄り道をしたということもあり・・・
【会場・笑】

そこで、ネルシーニョが来季もやるとなってからは、2014年の話をしながら、残りの3ヶ月を過ごした訳ですけども、その中で、ジョルジ、クレオ、澤、谷口と昨年一緒に戦ったメンバーがチームを去り、そこに新たに5名の選手が加わって今シーズンを迎えようと。人数は、昨年と同じ27名でスタートします。27名でチームとして戦っていくという理由に関しましては、昨年も申し上げましたし、いくつかの媒体でもお話をしておりますが、ギリギリの人数で全ての選手に常にチャンスがある、全ての選手の力が必要だと、27番目の選手もチャンスがあれば、ピッチに立って力を発揮しなければならないという状況をまず作りたい。そこに人がいるから獲るのではなく、必要だからチームに加わってもらうといった編成の中で、僕とネルシーニョの方で話をしながら、進めてきました。

選手個人のことを言う前に、我々が欲していたポジションについて。ボランチはサイズですね。大谷、栗澤、茨田というところで、基本的なベースは持っていますけれども、その3人に対してレギュラー争いが挑めて、尚且つ、彼らに無いサイズを持っている。そこのポジションに一人必要ではないかと。前線には、スピードのあるストライカーとアタッカーが欲しいと。この3つを軸に補強は進めました。

夏の移籍のウィンドーで何が起こるか分からないので、当初、ボランチのところは、日本人でいきたいということは考えていました。その枠を空けておいた方が良いんじゃないかということもありました。ただ、韓国籍のハン グギョン選手は、前々からリストにあがっていた選手で、もちろん皆さんご存知の通り現役の韓国代表です。我々に足りないサイズ、ボールを奪う、中盤にスピードを加えられるという選手というところで、日本人選手でいこうというプランの編成は、相手があることで諦めざるを得ないという中で、ハン グギョン選手にオファーを出して来てもらったということになります。

湘南から来た高山は、主に3-4-2-1、5-4-1の左のワイドのアタッカーとしてやっていました。彼の魅力はスピードで、我々に必要なスピードというものをこのチームに運んでくるんじゃないかと。ハン グギョンもそうですし、高山も監督と名前まで一致して獲得した選手です。彼の能力に疑いは無く、彼が発揮してくれるだろうというのは、おそらく我々に足りない爆発的なスピード、彼はまだ発展途上にある選手だと思っています。J1リーグで一年戦い、彼の力が本物であるということ証明した1年でありましたけれども、まだまだクラブを変え周りの選手が変わった中で力を発揮できる、伸びていけるだろうということで、ここに来てもらったという運びです。

レアンドロに関しては、監督の要望もあり、早い段階からレアンドロでいこうと。実は本人が来てくれるというのは、早い段階で決まっていましたが、よそのクラブの選手ですから、クラブとの話もある中で、発表が遅れて皆さんにヤキモキさせたかと思います。説明するまでもなく、我々に足りなかったスピード、決定力、グループや戦術的なところを少し飛び越えたところでゴールができるという選手を求めていたということで、レアンドロを獲得することができました。
この3名に関しては、欲しいポジションに想像していた欲しい名前が入ってくれました。こういったところが今シーズンに向けてのパワーになればと思います。

輪湖に関しては、僕が良く知っている選手で、彼がここでプレーしたいという気持ちも良く理解しています。山中選手は、レンタルでジェフに1年間出ますけども、簡単に言えば、出場機会を求めてのレンタルということになります。山中がいない左サイドバック、アタッカーのところで、相応しい選手は誰が良いのだろうというところで、輪湖と。

この6年間、甲府、徳島、水戸にいて、J2でおそらく100試合程度の経験を積み、生でも見ましたし、映像ではJリーグにいるほとんど全ての選手を見ていますけれども、輪湖に関しては、この2年間で15試合程度生で見た中で、昨年の夏以降の彼が持ってきた安定感、ややもすると切れがちだった集中力、そういったものが改善され、ここでプレーするのに相応しい状態だと。そういったことで、何かあった時には、力になってくれる選手だということで、常に我々の頭の中とリストの中にいる選手でした。そういったタイミングがあって、彼にもオファーをする運びになりました。もちろん即答してもらい、晴れて我々と戦うということになりました。

最後にユースから昇格しました中谷ですが、今日はご家族も来てますね。彼はブラジルに行っていて、丁度、着いたということで、後ほど、ここに来てくれると思います。彼の今持っている力で言えば、ちょっと離れていると、彼とも正直に話をしています。やらなければならないことはたくさんありますし、まだまだという話はしています。彼の1年間の精神的な成長というものは、我々も見てきました。ユースの下平の方からも中谷の報告というのは常々あがってきておりました。

その中で中谷をプロにするのかどうかというところでは、精神的なところ、より謙虚に、自分の能力を信じるんだけれどもまだ足りていないというところを理解すると。今シーズンのチームは27人でやるという話をしましたけれども、おそらくレギュラークラスが20名前後いる中で、なかなかメンバーに入れずもがき苦しむと、何とかメンバーに入りたいと。そういったところの選手がチームのためにトレーニングし続けるというのは、想像以上に難しいことです。そういった時に何をしていくか、どう努力をしていくか、チームのためにも貢献しなければならないし、自分の力も付けていかなければいけないと。そういった時に努力ができる人間性だったり謙虚さを身に付けてきている。そういったところが確定的になってきているということで、契約をしようということになりました。

足がめちゃくちゃ速い訳でもなく、ヘディングが強い訳でもないですが、とても賢く、サッカーをとても理解して、サッカーを凄く好きで、レイソルのサッカーをとても愛していて、そういった選手が実はチームを支えているというチーム編成をしたいというのもあります。リーグ優勝したシーズンでいえば、酒井、増嶋であったり、最初にスタートリストに載っていないような選手が力を付け、それがチームの力に直結するという意味では、今年入る中谷、輪湖に関してもそういった努力をし続けられるというものを持っているのが、他には無いレイソルで育った選手の良いところだと思います。27番目の選手が11人、18人の中に入ってくるという瞬間を迎えた時には、おそらくチームの力はかなり上がっているんじゃないかなと思います。
人数のこと、選手を獲得した経緯、どこのポジションにどういった選手が欲しかったのか、それぞれの簡単な特徴、説明をさせていただきました。僕の方からは以上となります。

桑原:
ありがとうございます。
【会場・拍手】
少しご質問させていただいてもよろしいでしょうか。
先ほど、寺坂常務からもお話がありましたけれども、吉田ダイレクターも昨夜カタールから帰国されたとうかがっております。柏のアカデミーがカタールでのアルカスカップ、ブラジルでのコパ・サンパウロで結果を出して、サッカー界を賑わさせておりますけれども、長らく吉田ダイレクターが種を蒔いてきたアカデミーの充実、手応えについては、どのように感じていらっしゃいますか。

吉田:
アカデミーが結果として出るというのは、凄く難しいことで、プロに何人上がったとか、何人試合に出ているかとか、そういった計り方もできますし、どのような道に進んで、何人が幅広い意味で社会に貢献できているかという計り方もあるでしょうし、代表の人数などより見える結果もあるでしょうし、そういった意味ではたくさんの評価の基準があると思います。

なぜ、海外に出て行くのかというとサッカーが世界で行われているというごくごく当たり前のことを教えたい、知らせたい、してもらいたい、感じてもらいたい。本物を知ってもらいたい、例えば、うまい肉の味を知っていなければ、いつも出てくる肉がうまいのか、不味いのかということもあまり分からない。子ども達にはそういうことがサッカーの中で起こって欲しくないと思っています。サッカーというのもが世界に存在して、ワールドワイドなスポーツを好きでやっている、プロになりたくてやっている以上は、そこにどう立ち向かっていくか、どう対戦していくか、彼らにどう勝っていくかということを知ってもらう中で、多くの海外遠征を実施しています。

コパ・サンパウロについては、現地の評価は概ね良いと。どういう風にサッカーを構築しているんだと、このサッカーはどういう風にして作られてきたんだという話を多く僕の方にも届きます。それが示しているものというのは、本場ブラジルの人でも興味を持ってもらえるようなサッカーになりつつあるんだなと。特に奇抜に映るのではなく、そういったサッカーが認められていると。そういったサッカーというと難しいかもしれませんが、それはアカデミーの試合を観ていただければなんとなく分かっていただけると思うのですが。そういったユースチームの活躍の一方で、ジュニアユースがカタールでアルカスカップという大会をやっています。FCバルセロナ、パリサンジェルマンが同じグループで、他のグループには、マンチェスターシティー、FCポルトなどが参加しています。その大会では、全クラブが同じホテルに泊まっていて、本物を知るという経験ができていると思います。そういった中で試合をしていて、十分通用するという手応えは持っています。

ただし、ヨーロッパ、ブラジルで評価されるということが全てではありません。より柏レイソルに貢献できる、社会に出ていく時に本物を知っているということはとても大事になると思いますので、こういった遠征を続けていきたいと思うと共にレイソルのサッカーを何とか表現して欲しい、表現する姿勢は年々強くなってきていると思いますし、サッカー自体を信じてプレーができていると思います。アカデミーのコーチングスタッフがかなり頭を使ってプレーすることを選手に求めてくれています。単なる体を使って運動するのではなく、体も使いながら頭も使いフットボールをしようということで日々求めてくれています。そういったものがやがて我々の土台になっていく、崩れないものになっていくのではないかと確信できるような2つの遠征になっています。

桑原:
調子に乗って、もう少し切り込んでもいいでしょうか。柏のアカデミーといえば、どんなサッカーをするのか、どういったカラーを持っているのかということは、いろんな方に浸透して来ていると思います。今後、トップチームのサッカーのカラー、吉田ダイレクターはどのようなものを目指していきたいと考えていらっしゃるのでしょうか。

吉田:
サッカーのカラーというのは、11名もしくは27名の選手が一つのものを信じてそれをやりたいと思った時に前進するものだと思っています。それぞれが違った環境で育ってきて、いろんなものを目にして、体感して生きて来た中で、それを一つにしていくという作業は、中々、時間が掛かりますし、簡単ではないと思います。

先ほどの話で、土台という部分に関してですが、一気に結果がでるものではないので、着々と、小さなことを大切に思って、サッカーで言えばどういう風にボールを止めるであるとか、どういうとこを見てサッカーをするであるとか、隣の人を尊重することによって自分のやりたいこともできるようになるであるとか、そういったことも常々説いてはいるんですけれども、それでも浸透するには時間が掛かりますし、プロのレベルでの安定した土台となるには、もうしばらく時間を要するとは思います。その土台の部分というのは、少なくともアカデミーというものが大事にされ、大事に育成をしてたとえ花は咲かなくともしっかりとした土台というものをアカデミーを中心に築いていきたいなという時間を今過ごしています。

トップチームとのサッカーの違いというところは、もちろんよく観られる方は感じるかとは思いますけれども、特段それを気にするというか、そりゃそうだよなってことも無いですし、ちょっとヤバイなということも無いですし、それがあくまでサッカーである以上自然な姿であると思っています。ただ我々は自然だからといって、そのままにしておくわけではなく、今土台を着々と作っていっている段階で、そしてその土台というのは、ほぼ固まりつつあるという段階に来ています。カラーというのは、これからより明確にはなってくると思います。

桑原:
では、これだけ皆様に今日お集まり頂いておりますから、ご来場の皆様からもお二方に質疑応答という形でご質問があれば頂戴して参りたいと思います。挙手にてお願いしたいと思います。指名されましたら、ご質問の前にお名前と可能な範囲で構いませんので、どちらからお越しになられたかを仰ってから、ご質問をお願いいたします。時間に限りがございますので、ご質問はお一人につき一回、一つとさせて頂きます。簡潔にご質問はお願いいたします。では、ご質問のある方いらっしゃいましたら、挙手にてお願いいたします。

質問者A:
埼玉県からきましたAです。去年もちょっと話が出てたと思うのですが、グッズで選手個人のこうゆうタオルが欲しいです。(選手の写真がプリントされたタオルを広げる)
欲しいですよね?
【会場(拍手)】
選手の写真が入ったタオル欲しいですよね?
【会場(笑)】
こういうグッズとかがあったら、選手も嬉しいと思いますし、私たちサポーターも、選手一人一人のグッズがもっと出てくれたら嬉しいのですが、作ってくださる予定はありませんか。

寺坂:
今お話を伺ったので・・・まぁ、ちょっと後ろの方々があまり賛同していなかったところが気になるんですけど・・・
【会場(笑)】【会場(拍手)】
よくニーズを見ながら、検討させて頂きたいと思います。

質問者A
昔、菅沼実選手とかの、このようなタオルがあったというのを、ちらっとどこかで見たので・・・

寺坂:
わかりました。検討させて頂きます。

桑原:
前向きに、ということで受け取りました。ありがとうございます。
では続いてご質問ある方。ご質問はお一つでお願いいたします。

質問者B:
柏市から参りましたBと申します。本日はどうもありがとうございます。
吉田ダイレクターに聞きたいんですけれども、まず率直に今季の目標、チームとしてどういう風な目標を掲げているかということ、結構今回メンバーが27人ギリギリでやられるということで、どこら辺までを狙って、考えていらっしゃるのかということを教えて頂ければと思います。

吉田:
ありがとうございます。目標・・・、まず人数は去年と一緒です。目標というのは、すべての試合で勝つということでしかなくて。相手も勝とうとしますし、そんな簡単じゃないということは分かっておりますけれども。具体的に、じゃあ全部タイトルを獲りますとか、そういったなんていうんですかね、ただ言うだけというような目標設定はもちろん無意味ですし、ちょっと避けたいなというところはあります。ただ、全てに勝つということで、このあと来るネルシーニョもそう言うと思いますけれども、獲れるタイトルは獲りたい。その辺は確実に我々クラブとして一致しているところなので、ちょっと曖昧な答えになってしまいますけれども、ご理解頂ければと思います。

質問者B:
期待してます。よろしくお願いします。

吉田:
ありがとうございます。
【会場(拍手)】

桑原:
ありがとうございました。また4シーズン連続のタイトルを期待していいんですね。
では続いてのご質問ある方いらっしゃいましたら、挙手にてお願いいたします。
二階席、三階席の方もいらっしゃいましたら・・・

質問者C:
市内在住のCと申します。昨年はナビスコカップ優勝という感動を頂きまして、ありがとうございました。

今年、5つ目の星を目指したシーズンですけども、私たちも微力ながら応援したいと思っておりますので、よろしくお願いします。寺坂常務にお伺いしたいと思います。
日立台にはオーロラビジョンがあって、ゴールシーンは試合中によく映像を頂いているわけなんですけれども、ここに例えば菅野選手のビッグセーブとか、近藤選手の素晴らしいスライディングクリアとか、大谷選手のいぶし銀のカバーリングとか、守備の部分での映像を抜いて頂くことは出来ないのかと。Jリーグはいろいろ権利関係があると聞いていますけれども、可能な範囲でご検討頂ければと思っております。以上です。

寺坂:
多分技術的に問題がなければ、また権利的に問題がなければ出来ることだと思いますので。うちのスタッフにどうか聞いてみますし、出来ることはすぐやりたいと思います。よろしいでしょうか。
【会場(拍手)】

桑原:
ありがとうございます。これも前向きに、ということでよろしいですね。
では続いて、ご質問ある方いらっしゃいますでしょうか。

質問者D:
東京の江戸川区からきましたDといいます。常務に質問させてください。先程、資金力の部分では広州恒大とは厳しいという話があったんですけれども。
サポーターとして、手っ取り早くお客さんを集める為には、やっぱり日立台に屋根があればいいんじゃないかと、思うわけですね。
【会場(笑)】
実際のところ、今屋根をつける計画があるかないかというところと、例えばちょっとお金がキツイので、サポーターから年間チケットの料金を何百円か上げさせてください、その分の資金をもって何年後には作ります、というようなお話を頂ければ、私たちの友達も誘いやすくなりますし、例えば平日開催の試合ももうちょっとお客さんが増えるかと思います。屋根の部分でのご検討の状況を教えて頂ければと思います。

寺坂:
えー、いつもあの・・・
【会場(笑)】
ハード面の話になると・・・そうじゃなくてもちょっとぶっきらぼうな回答の仕方で大変恐縮なんですけれども。何度かライセンスに絡めてお話をさせて頂いたこともあったんですけど、今のところ計画はしておりません。あと、Dさんがおっしゃられた、例えばチケットの料金を上げてとかですね、寄付を募るとか、そういう検討もしておりません。

今思いつくところでは、屋根をつけるために入場料を上げるというようなことはしたくないな、という風に思っております。環境としては当然屋根があった方が良いことは分かっているわけですけど、いろいろと今日もアカデミーの話、アカデミーのサッカーをトップチームに繋げるとか、トップチームを強くする方策とか、そういうところについて話してるんですけれども、屋根がなくても、レイソルのサッカーを観たいというお客様に集まって頂くというところで、現状はご理解頂ければと思います。
【会場(拍手)】
お友達には謝って頂ければと思います。申し訳ありません。
【会場(笑)】

桑原:
ご質問ありがとうございました。
お時間が迫ってきております。最後のご質問となってしまいますが、続いてご質問のある方は挙手にてお願いいたします。

質問者E:
船橋市のEといいます。また寺坂常務にスタジアムの件で・・・昨年ですね、どなたかからスタジアムに時計がないという話がありまして。
【会場(笑)】
常務が、そうだったっけなーみたいな流れがあったと思うんですけれども。

寺坂:
時計あったんですね、実は。ちょっと小さかったんですね。

質問者E:
メインスタンドの・・・、バックスタンドから双眼鏡で見える位の感じなんですけど、
やはりそれくらいは改善をお願いできないかな、と思いまして。

寺坂:
時計ぐらいで、検討しますというような言い回しも非常に失礼だと思うんですけど、検討させて頂きます。
【会場(笑)】

桑原:
皆様ありがとうございました。ご質問出来なかった方も、公式サイトのご意見メールからご質問・ご要望を受け付けております。
以上をもちまして 第一部を終了とさせて頂きます。
お二方どうもありがとうございました。
【会場・拍手】

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