2007年11月 9日

グランドにて。

今日は、久々に日立台でトップの練習を見た。

練習見ながら、いつも練習見学に来られる馴染みの
ファンの方と立ち話。

どうしても話題は、フランサや実の怪我とか、チームの
連敗の話になってしまう。

自分は、天皇杯のHonda戦を実際に見てないから
コメントのしようがないんだけど、試合後はやっぱりかなりの
ブーイングを受けたみたいで、こういう試合をした時って
ファンもサポーターも選手も悲しいよね。

もちろんみんな、ブーイングをしたくて日立台に見に来てる
訳じゃないから余計に辛いよね。

で、その方に何気なく聞いてみた。

「そういう時って、一緒にブーイングするんですか?」

「私はしませんよ。拍手もしませんけどね」

「なるほど」

「でも、なんか自分の子供たちが怒られてるみたいで・・・」

って

確かにそう。
きっと、自分がその場にいたら、同じような心境に
なっていたと思う。

「うちの子、今日はダメだったけど、やれば出来る子だから」

って

ちょっと、過保護かもしれないけど
そう言ってるかもしれない。


自分が選手の頃を思い出してみても

やっぱり、ブーイングされると結構きつかったなぁ。
精神的にへこんでたなぁ。

不甲斐ないのは自分で十分、分かってるところに
また怒られたみたいな感じで・・・。


自己分析だけど、自分は昔っから、褒められると伸びるタイプで
逆に、叱られると萎縮する子だったから。

きっとそれは、大人になってからも変わってないと思う。

選手時代もそうだった。
サポーターから、自分のコールがおこるだけで
どぁーっと、毛穴が開いて、アドレナリンが5割増、溢れてくる感覚だった。
逆に、野次られたりすると、簡単に萎えちやってたりもする。

本当はね、プロなんだから、野次られようが何て言われようが
結果を出すのがプロなんだろうけど
生憎、そこまでの精神力を自分は持ち合わせていなかったと思う。

よく、子育て論でも

「子供は褒めて育てなさい」

みたいなことが、言われてて、確かに、それが理想だと自分も思ってる。

ただ、自分も1人の親として、ついつい感情だけで叱ってしまった時もあるし
褒めてるだけじゃなくて、時には叱ることも必要だろうって、思ったりして
理想通りには、なかなかいかないのも事実なんだけど・・・。

でも、なるべく、いいことしたときには、思いっきり褒めてあげたい。

今度の横浜FC戦。
選手たちが、素晴らしい活躍で勝利した時には

思いっきり、褒めてあげて下さい。
今のチームには、何よりそれが必要なのかもしれない。


では、お願いします。