2007年01月20日(土)
柏レイソルサポーターズカンファレンス議事録 その1
1月20日(土)に開催いたしましたサポーターズカンファレンスの議事録を公開いたします。
日時:2007年1月20日(土) 15:00〜 会場:柏市市民文化会館大ホール 出席者:約1500人 |
それでは始めに、株式会社日立柏レイソル、小野寺重之代表取締役社長より、ご挨拶ならびにご説明をさせていただきます。
小野寺重之代表取締役社長(以下小野寺)
本日はお寒い中多数ご来場いただきまして誠にありがとうございます。昨年はサポーター有志の方々に一心同体のパネルを作成していただき、それをみなさんで
持っていただき試合に臨み、最後の最後でございましたが、J1に自動昇格ができました。本当にあの時、自分は怖い顔をしていますが、涙で顔がクショグショ
でした。昨年は48試合で長い一年だなと思いましたが、一年でJ1に上がれたという気持ちと、みんなと一体になってJ1を勝ち取ったといううれしさの両方
でいっぱいでした。本当に昨年はありがとうございました。
本日のサポーターズカンファレンスですが、(スクリーンに投影されている)この順番でおこないたいと思います。ひとつはクラブコンセプト、昨年「家族」と
いうテーマの下にクラブコンセプトを作りましたが、本年度はそれを基に経営指針を作り、経営目標、具体的展開・施策という話をしたいと思います。
クラブコンセプト、基本コンセプトですが、昨年「私たち柏レイソルは、常に愛情と敬意、感謝の気持ちを込めて「強く、愛されるクラブ」づくりにまい進します」と定めました。それを基に経営指針を策定しました。
経営指針
まず始めに「常にチーム力向上を目指したクラブ経営の推進」を1番に挙げ、続いて「クラブ経営体質の改善と強化」、3番目に「地域・サポーターとの一体感強化」、「社会貢献活動の積極的推進」この4点を挙げています。
経営目標
1番に『J1定着に向けてのチーム基盤づくりの確立』、次いで『選択と集中による経営資源の効率的活用、コンパクトで高性能なクラブ経営の実現』とし、3
番目に『ファン・サポーターの拡大と良好な関係の維持』、『ホームタウン各市、柏市含めた8市との連携強化』最後に『サッカークラブならではの社会貢献活
動の推進』としました。
具体的施策
(1)『J1定着に向けてのチーム基盤づくり』の具体的施策は後ほど竹本よりご説明いたしますので割愛させていただきます。
(2)『選択と集中による経営資源の効率的活用(コンパクトで高性能なクラブ経営の実現)』
まずはコンパクトで高性能なクラブ経営の実現のための「チーム人件費の適性投資」です。いろいろ他のJクラブをみると、当社の営業費用に占めるチーム人件
費の割合が、他チームより突出しています。ここを改善して、適正化することによって、その他の事業への投資を可能にし、さらに利益を生む体質へ改善してい
くことが目標であります。
(3)『ファン・サポーターの拡大と良好な関係の維持』昨年レイソル後援会会員数は9,500人でしたが、2010年には約2倍の18,000人を計画しています。(ではファン拡大策として)そのためにはどういうことをすればよいのか。
1、ホームタウンデー・ホームタウンサンクスデー、シニアサンクスデーの継続実施。ホームタウンイベントへの選手派遣、広報紙や地元情報誌への露出増などで柏市をはじめ周辺7市の市民の関心を高めたいと考えています。
2、試合時のイベント。昨年同様レイソルホームパーティーを継続実施、ファンサービスの拡充を図っていきます。
3、昨年ファンサービス課を設立、イエローハウスを実施し、皆様のご意見をお聞きしてまいりましたが、今年も月一回テーマ設定型にし、議論いただきたいと考えています。また課題もすぐに対応し、公表していきたいと考えています。
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