2007年9月12日

パス。

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今日は、仕事の打ち合わせを兼ねて浅草へ行ってきた。
待ち合わせの時間より、30分も早く着いてしまったので

「久しぶりに浅草寺にでも行ってみるか」

ってことで、ぶらぶらと仲見世通りを歩いてみた。
小雨がパラつく、夜の仲見世通りは、すごく気持ちが良くて
軽い小旅行に来た気分になれた。
しばらく歩いて行くと、外国人の5、6人の集団に

「シャシン、トッテモラッテ、イイデスカ?」

と話しかけられ、少し戸惑いながらオッケーしたが
写真を撮るのが不得意な自分は、慎重にピントを合わせ

「ハイ、チーズ」

と、ものすごく日本語でなんのひねりもなく、パチリとやった。

陽気な外国人達と別れ、歩きだしたら、また、声をかけられた。

「しもさん、写真撮ってもらっていいですか?」

「いいですよ」

と、答えながら

「んっ?何で俺の名前知ってんだ?」

って思ったら

「柏レイソルのファンです。頑張って下さい!」

って

まさか、浅草にきてまで、声かけられると思ってなかったから
少し驚いたけど、今度は撮られる側になって
結構、嬉しかったりして、また、気分良く歩きだした。

浅草寺でお賽銭をあげ、軽くお詣りして、また仲見世通りを歩いて戻った。
歩いて帰る途中、何気なく今日のトップチームの練習を思い出しながら歩いた。

今日の練習は、狭いスペースの中でのゲーム形式。
スペースが無いだけに、ゆっくりボールを保持する余裕がなくて
次の判断をしていなければ、すぐにミスをしてしまう。
その中でも、特にパスが重要で、正確なパスを判断よく送らないと
なかなか攻撃にならない。
パスって、サッカーの中では、とても大事な技術であって
パスの巧い選手って、きっと相手の気持ちになって、パスを出せる選手だと思う。
相手の受けやすい所へ、受け手の気持ちになって優しいパスが出せれば
自然といいパスになるし、またいいパスが帰ってくる。

これって、人間関係でも同じだと思うんだ。

優しい言葉や、相手を思いやる言葉をかければ、自然にそういう言葉が帰ってくるし
状況によって、いい判断をしないといけないのも同じ。
もちろん、いくら自分がいいパスを送っても、相手がミスをして
いいパスが帰ってこない時もあるかもしれないけど
繰り返し、パスを送り続ければ、絶対にいいパスが帰ってくると思う。
相手を信頼することも大事だなって思う。

フランサにいいパス出して走れば、決定的なパスがくるようにね。

そんな事を考えながら、待ち合わせ場所へ向かった。

今日も、いいパス交換しよ。