サッカー好き。
ここ数日間、柏から離れ出張に出掛けて来た。
仙台を中心にみちのく方面へ足を延ばし、各方面のサッカー関係者に
挨拶や施設見学などして回った。
Ｊ２、ＪＦＬ、クラブチームと、いろんなサッカーを見てきて、そこで感じたこと。
みんなサッカー好きなんだなって。
カテゴリーは違えど、みんな必死にサッカーをやってる。
Ｊ２では、Ｊ１に昇格する為に必死になってるし
ＪＦＬでは、元Ｊリーガーが夢を諦めずに必死にもがいてる
町のクラブでは子供達が、薄暗い照明と砂利混じりのグランドでボールを蹴ってる。
あるクラブチームに行った時、高校生の練習に参加させてもらった。
選手を引退して以来、めっきり体を動かすことが減ってしまい
体が慣れるまでに時間がかかり、土のグランドには最後まで慣れず
高校生の練習に付いていくのがやっとだったが、久々にボールを蹴り、いい汗かくことが出来た。
プロになって１５年、思えば土のグランドで
ボールを蹴ることなんて、ほとんどなかっただけに
グランドの土埃や、不規則なイレギュラーが、いやに懐かしく感じ
そういえば、自分もこんなグランドでずっとサッカーやってきたんだなって
少し、昔のことを思い出した。
小さい頃の自分は、サッカーばっかりやってて
生活のほとんどがサッカーで、それ以外はあまり思い出せないくらい。
多分、ものすごくサッカーが好きだったんだと思う。
当時は、まさか将来サッカー選手になれるなんて夢にも思ってなかったけど
汗まみれ、泥まみれになるまでサッカーやってた。
きっと、サッカー好きには、土のグランドだろうが芝生だろうが
あまり関係ないのかもしれない。
一番大事なのは、サッカーができる環境があるってこと。
例えそれが、Ｊリーグじゃなくても
自分が生きがいを持って、好きなサッカーができてるってことが
幸せなのかもしれないって思った。
みちのくツアーから戻り、レイソルの選手を見て思った。
みんな、好きなサッカーを思う存分やってほしいって。
頑張って、１日でも長くレイソルでプレーしてほしいって。
切に願ってます。
