決勝戦。
昨日、柏の葉で千葉県高校サッカーの決勝戦が行われた。
千葉の高校のレベルは高く、高校サッカーの三大大会のうち
夏のインターハイでは、市立船橋高校が全国優勝。
秋の高円宮杯では、流通経済大学付属柏高校が全国優勝。
同じ県内で、違う高校が全国優勝したことってきっとないんじゃないかな。
そして昨日、冬の高校サッカー選手権の千葉予選だったわけだが
千葉からの全国大会出場枠はわずか1チーム。
決勝に残った2チームは、夏の覇者の市船と秋の覇者の流経柏。
否が応でも、注目されるこの一戦。
前半は、一進一退の攻防で0−0。
緊迫した試合展開だ。
ハーフタイムに、そう言えば
俊太とかハセが母校の応援に来るって言ってたことを思い出し電話してみる。
「ハセ、会場に来てんの?」
「来てますよ!今、大谷くんと流経のチアガールの後ろの方で見てます」
「おおっ、そうか」
「今、手振ってんの見えます?」
メインスタンド側からバックスタンドのチアガール付近を探すと、大男が両手を振ってる。
「おおっ、いたいた。あれっ、俊太は?」
「ああ、俊太くんは敵なんで、市船の応援席のほうにいますよ」
なるほど。
今は、同じチームメイトだけど、母校の応援となると敵同士になるわけだ。
後半も、お互いチャンスを作るが決定機を欠き、無得点のまま
延長かと思った矢先、ゲームが動いた。
流通経済柏高校が終了間際に得点を挙げた。
最後は、パワープレーに出た市船の攻撃を、集中切らさずまで守りきり
試合終了。
歓喜の流経柏イレブン。
倒れ込む市船イレブン。
高校最後の大会だから、とっても悔しいんだよね。
その、悔しがってるイレブンの中に、エキップメントの假屋の弟もいた。
右サイドバックでフル出場した假屋弟くん。
順天堂大学に進学するらしいので、また頑張ってほしいね。
もし、大学卒業後プロ入りすることなり、レイソルに入るようなことがあれば
お兄ちゃんが、ユニフォーム洗ったり、スパイク磨いたりしてくれるだろうから。
市船の3年生は最後の試合になったけど、また頑張って下さい。
流経柏の選手は、千葉県の代表として、2冠目指して頑張って下さい。
そして
俊太と大谷とハセも、後輩達に負けないように頑張って下さい。
以上。