最近不況の煽りを受け、派遣社員の解雇や大手企業のリストラなど

不景気な話ばかりを耳にしますね。

サッカー界も同様で、特にこの時期、選手の契約満了や予算の縮小など

寂しいニュースが聞こえてくる。

クラブによっては、年間予算が大幅に減少し、選手、スタッフの人件費捻出に

四苦八苦しているクラブも多いようだ。

さて、

そんな中、今年のレイソルは、契約満了の選手がゼロ。

これは、自分の記憶では、今までのレイソルにはなかったことだと思う。

選手たちにとっては、これで安心して天皇杯に集中できたりもするのだろうけど、

「来年も契約あるから、今年はもういいや」

なんて、緊張感がない選手がいないことを願う。

来季の契約更改も始まってるし、今季はまだ天皇杯だって残ってるし。

特に今年は、元旦まで行きたいしね。

契約更改と言えば、

選手時代に経験した契約更改を思い出す。

クラブが年俸見直しの為、選手が一律ダウン提示を受けた。

納得がいかず食い下がる自分に、当時の強化担当者が言った言葉、

「選手の給料を上げる為に、日立グループの何人がリストラされてると思ってんだ」

これ、マジで言われた言葉。

一瞬、固まりました。

そんなこと言われたら、何も言えなかった。

会社の事情もいろいろとあるのかもしれない…

でも、選手にもいろいろ事情があったりするわけで…。

今なら、どちらの立場も理解できるんだけどね。

今思うと選手の頃には分からなかったことがたくさんあったな。

選手の頃って、かなり自分本位だったかもしれない。

でもある意味、選手ってそうあるべきなのかもしれないけど。

ただ、

今、強く思うのは、自分の評価云々もあるけど、

自分の仕事にやりがいがあるかどうかだと思う。

「好きなことやってメシ食える」って、とても幸せなことなんじゃないかな。

自分のやりたい仕事ではなかったり、やりがいがなかったり

ましてや、世の中リストラなどで職を失う人が多い中、

好きなサッカーでメシが食える環境って、やっぱり幸せなんだと思う。

自分も含め、改めてそれを理解し、

この環境に甘えず更にステップアップしていかないと。

いつまでも、この環境が続くなんて保証はないし。

常に新しいことにチャレンジしていかないと。

ということで、もうすぐ今年も終わりに近づき

年末に向けて、最後まで悔いを残さないような一年にしたい。

もうひとふん張り、

ガンバロ！