そして実感したこと。
ネルシーニョ監督のミーティングは非常に緻密で素晴らしかった。
自チームの1人1人の動きを確認し、ミッションを事細かに伝え
相手チームの分析をし、キープレイヤーの確認や、ウィークポイントを明確に伝え
言葉の強弱や表情で、選手のモチベーションを最高潮に高める。
ミーティングにひとつのストーリー性を感じた。
そして試合開始…。
ネルシーニョ監督の意図が選手達にどこまで伝わり
どんなパフォーマンスを見せてくれるかを注意深く観察した。
ボールを奪う位置、奪ってから攻撃にかける人数
ボールを保持している時の前線の選手の動き出し
すべてが完璧ではないにしても、狙い通りに前半は進んでいった。
フィニッシュが決まっていればというシーンを何度も作り出した。
ハーフタイム、ロッカールームの前を通りかかると
ネルシーニョ監督の激昂した声が聞こえてきた。
何を言ってるのかはよく分からなかったけど
「これなら後半はもっと良くなるはず」
と、一人密かに勝利を確信していた。
アクシデントが起きるまでは…。
これだからサッカーは難しいんだね。
プラン通りに進んでいても、予期せぬアクシデントが起こる。
そのアクシデントに瞬時に最善の答えを導き出し、手をうたなければならない。
本当にサッカーは難しい。
ただ、レイソルのサッカーは変わりつつある。
確実に、ネルシーニョ監督の戦術は浸透してきていると思う。
例え話しで…
砂漠の真ん中で、水が半分入った水筒を見て
「水が半分しかない…」
と、嘆く人と
「水が半分も入ってる!」
と、前向きに考える人。
感じ方は人それぞれだと思うけど
後者のほうが生き延びる可能性は高いと思う。
今日の引き分けも
どう感じるかは、人それぞれだと思うけど
少なくとも自分は前向きに捉えてるし
絶対に生き延びたいと思ってる。
選手、スタッフは当然だけど
サポーターの中にも、1人でも多くポジティブな考えを持っていてくれることを願う。
もう、前に進むしかないんだから。
SHIMO(^-^)v