2009年10月11日

祐樹

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今日はとりあえず勝って良かった…。

これだから天皇杯は恐い。


自分も選手の時に、大学生に負けたこともあったし。


まあ、最低限の結果を出したということで、次に繋げましょう。


今日は


ユースのトレーニングを終えた後、筋トレルームを覗いてみた。


そこには、1人黙々と筋トレをする大津祐樹の姿があった。


「おっ、珍しいな」


と、茶化してみる。


「はい…」


(あれっ、元気ない)


「どうした?疲れてんのか?」


「身体は動くんですけど、調子悪いんです…」


(おっ、思った以上に深刻そうだぞ)


「もしかして悩んじゃってんだ?」


「はい…、悩める19才です」


(そうか、祐樹ってまだ19才か…)


「何を悩んでんの?」


「いろんなプレッシャーがあって…」


(チーム状態を考えたら、そりゃそうだろうな)


「でも所詮19才、気にすんなよ」


「そうですね…」


(うぉー、まったく解決策を言ってあげられない)


「長いサッカー人生の中で、ちょっと調子悪いだけだよ、まあ、気にすんな」


(S級でスポーツ心理学を学んだはずなのに…)


筋トレルームを後にする祐樹。


祐樹は祐樹なりに、今の現状を捉え


なんとかしたいと、もがいているだと思った。


その気持ちはよく分かる。


でもさ…


1人で背負い込んでもしょうがないよ。


祐樹1人にレイソルを救ってもらおうなんて思わないし


だいたいサッカーって11人でやるもんだから


19才の祐樹がそんなにプレッシャーを感じることはないよ。


祐樹の、のびのび、ピチピチしたプレーが


チームを活気づけるわけだから


祐樹は祐樹らしいプレーをしてくれればいいんだよ。


普段…


チャラ男とか言われがちな祐樹だけど


祐樹なりに悩み苦しんでる。


今は、調子が悪くても、これを乗り越えたら…


必ず、選手として成長できるはずだから


今は


やり続けるしかない!


気の利いたことは言えないけど


頑張れ、祐樹!


SHIMO(^-^)v