2007年10月24日

事件だ!

今日は事件が起きた。
強化部で異臭騒ぎである。

ここ最近、強化部の部屋に原因不明の異臭が漂い始めた。

何かと物騒な世の中で、真っ当な仕事をしていても
知らずに恨みをかうこともあるし、サッカー界にしても
何が起こるかわからない時代だし・・・。

会議から戻った竹本GMが、部屋に入るなり
「んっ、なんか臭くねーか」って

それまで、部屋に居たのは小見ダイレクターと自分の2人。
必然的に2人が疑われる。

「そんなの、言ったもん勝ちだよな」と、小見。
確かに、先に言ってしまえば本人は疑われない。

とりあえず、原因がわからないまま、その場は過ぎた。
そんなやりとりがあったのが昨日。

そして、今日、ミーティングがあり、強化部の部屋に集まった。
経理の五十嵐さんから
「なんか、この部屋、臭くありません?」

やっぱりだ。

かすかに、自分も臭いを感じていたが、それが何か
確信が持てず、あまり気にもとめてなかったが
新たに、この部屋に入ってくる人は、何かが臭うらしい。

またしても、その時、先に部屋に居たのは
小見ダイレクターと自分・・・。
どうも、どちらかが疑われている視線だ。

14、5畳の部屋に、男だけの事務所では、いろんな臭いが
出てるかもしれないが・・・。

ということで、ミーティング前に原因探しが始まった。
ゴミ箱の中や、お土産のお菓子とか、ロッカーの裏とか。

「誰か、机の中にパンでもしまって腐らせてねーか、小学生みたいに」
と小見。
一応、調べてみるが、あるはずもない。

確かに、臭い的には、何かが腐敗した臭いがする。

「んっ、これは?」
って、部屋の片隅にある小さな冷蔵庫を指差す小見。

一同が注目する中、恐る恐るその冷蔵庫を開けた瞬間
とてつもない異臭が部屋中に充満した。

中には、大方の予想通り腐敗した生ものらしきものが・・・。

預かり物を渡しそびれて、放置したのが原因と、後から分かり
小見ダイレクターと自分の容疑は晴れたが
それにしても、ものすごい悪臭であった。

その後、冷蔵庫は綺麗に掃除し、事件は終わった。
今も、まだ若干の悪臭を放つ部屋は、ドアと窓全開に。

後は、時間が解決してくれるであろう。

普段から、強化部のドアは常に開いている。

今日の事件があったからではなく、強化部のドアは常に開いている。

選手って、何かと強化部には近寄り難いイメージがあったり
逆に、近寄っちゃいけないって思ってたりするけど
そんなことは、全然ないから。

何か、困ったことや、相談ごとがあればいつでもどうぞ。

知的なGMと、人情派のダイレクターが待ってるよ。

ドアはいつでも開いてるので。

その頃には、臭いも解消されていると思うし。


風通しのいいクラブを目指し

ドアは開いているから。