2008年11月 6日

11月の日立台

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気温もめっきり下がり、だんだん冬が近づく。

なぜだか毎年、この季節になると寂しさを感じてしまう。


仕事で青森へ行った際、実家に寄った。


前の日も仕事で遅くなり、実家に1泊したが滞在時間数時間。
朝早く柏に戻る為、駅まで両親に送ってもらった。


「まったく、いつ来てもゆっくり話す時間もない」


と、ぼやく父親。


車中、お互いの近況の話しをしたり、仕事の話をしたりで
あっという間に駅に着く。


車から降りる間際、少しためらいがちにお袋が聞いてくる。


「来年も柏にいれるの?」


選手時代から、この時期になると毎年聞いてくる言葉だ。


「どうだろうね・・・」


「まっ、なんとかなるんじゃん」


いつもこんな感じで誤魔化す。


ずっとプロでやってきて、親として心配するのは当然のことだと思う。
親にしたら、いつまでたっても心配の種なんだろうな。


プロとして、今年1年の評価が来年につながる。


それは、毎年のこと。


心配する親の気持ちも分かるが、今は、残り少なくなったシーズンを
最後まで気を抜かずに仕事することに集中する。


選手然り。


シーズン終了まで、あと僅か。
残りのシーズン含め、最後まで頑張る。


それが、選手の一人一人の評価につながる。


誰一人、気持ちが離れることなく、最後まで一緒に戦う。


未だ、降格圏内にいることは変わらない。


ファン、サポーターのため、家族のため、


なにより自分自身のために、


最後まで一緒に頑張ろう!


SHIMO