勝つことと育てること
この間、ロッカールームで一緒になった、マネージャーの宮本拓に聞いてみた。
「拓ってさ…、今までいろんな監督の下でマネージャーやってきてるじゃん。いろんな人見てきた中でさ、ネルシーニョ監督のここはちょっとすごいなってとこあったりする?」
しばし考え、言葉を選ぶ宮本拓マネージャー。
じっくりものを考えてから話すのが彼の特徴だ。
「監督は、ものすごいポジティブですね」
「んっ、それは監督自身がってこと?」
「すべてです。自分に対しても、スタッフにしてもフロントにしても、もちろん選手に対しても。人のネガティブな話しは一切しないです。ものすごいポジティブな人ですよ。」
それってすごいことだな。
ネガティブな発言はせずに、ポジティブな改善点を与える。
そんなことを聞いたら
ここ最近、自分が悩んでたことが一気に解決できた気がした。
最近の自分は、選手に対してポジティブなコーチングができていただろうか?
チームが勝利することに気をとられ
チームの型にはめ過ぎていなかっただろうか?
選手個人のことをちゃんと見てあげて
個人の能力を引き出せていただろうか?
勝つとと育てること。
よく育成の永遠のテーマと言われるけど
改めて痛感した。
もう一度、選手1人の1人のことを見直し
先ずは選手個々が持ってる能力を引き出すこと。
それがチーム力の底上げにつながる。
宮本拓マネージャーの独特の言い回しで
ネルシーニョ監督のこと聞けて良かった。
帰りがけに…
「あっ、下さん…。でもね監督…、家では奥さんに愚痴ってるらしいですよ」
ハハハ…
人間らしい一面が聞けて安心した。
トップもユースも
また、明日も頑張りましょう!
SHIMO(^-^)v