2008年2月19日

是非。

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鹿児島キャンプ怪我人が多い中、また新たな故障者が出ました。

写真は、キャンプを切り上げ空港に向かう前の松原フィジコ。

笑顔の奥に、悔しさが滲み出ている。

人数合わせでトレーニングに参加中、腕を骨折してしまい無念のリタイア。

正義感が強く、真面目な松原フィジコ、怪我をしてチームを離れることは
本人にとって、相当不本意だと思うし、話しをしていても、悔しさが伝わってきた。

松原フィジコがチームを離れたのは痛手だけど、後はみんなでフォローするから
ゆっくり治療に専念して下さい。

高橋コーチじゃないけど、開幕まであと3週間だし、これ以上怪我人が出ないように
松原フィジコが身代わりになったのかな。

九州でスカウトの仕事を終え、練習生の対応でキャンプに合流してるけど
今のチーム事情では、練習生やユース組の練習参加が貴重な戦力になってる。

16日に行われた、FC東京との練習試合では、前半リードされたものの
後半、ユース組の活躍もあり同点に持ち込み、思った以上の成果を見せてくれた。

特に、後半終了間際にドリブルで仕掛けPA内で倒され、自らPKを蹴った、ユースのFWの工藤くん。
コースが甘く、GKにキャッチされてしまい、ヒーローになりそびれたけど
試合終了後に、目に涙を一杯ためて悔しがってた姿を見て、今後が更に楽しみになったよ。

今は、怪我人が多くチーム作りが心配だと、マイナスに考えるのではなく
新しい選手達が伸びてきて、ベースアップされてるとプラスに考えたい。


それはそうと、今年のキャンプは個人的に何かと忙しい。

昨日の午前は、高橋コーチと石川コーチとともに、地元の高校を指導し
午後は、竹本GMの地元霧島市の指導者を対象にした、指導者講習会を宮本マネとでお手伝い。

で、夜はその指導者の方々と懇親会。

竹本GMによる指導者講習会は、昨年は講義のみだったけど、
今年はグランドで、指導の実践を行った。

参加人数が少なかったこともあり、選手役で自分と宮本マネが加わり
竹本GMの指導を実際に受け、アシスタントというよりは、すっかり受講生になっていた。

宮本マネなんか、常に一生懸命だから、トータル90分のトレーニングの終盤
両足痙攣を起こすまで頑張り、何もそこまで追い込まなくてもって思うけど、
ついついGMのコーチングに上手くのせられ、最後までやりきってしまっていた。

懇親会では、一緒に受講し方々が参加し、指導者談義に花が咲いた。

不思議なことに、ほぼ初対面の人達ばかりだったけど、
共に汗を流し、ボールを蹴った人達とは、ぐっと距離が縮まる。

少しの時間だけど、改めてサッカーマンとしてわかりあえた
貴重な時間を過ごした。

それにしても、石さんはじめ、高橋コーチ、最後はGM自ら
このキャンプ地で、指導したり、交流したりで
ここまでやるチームって他にはないと思う。

柏が本拠地だけど、毎年毎年、この霧島市でキャンプして
何らかの形で、レイソルとして残していければいいと思う。

スカウト的には、霧島市をはじめ鹿児島全体にレイソルが浸透し、
いい選手が出た時は、すんなりとレイソルに入ってくれると期待してる。

恐らく、Jリーグ見渡しても、ここまでやるチームって他には絶対にないと思うから
霧島市、鹿児島の皆さん、これからもよろしくお願いします。


と、同時にいい選手がいたら、是非柏レイソルに!


SHIMO(^-^)v