2007年9月28日

チームカラー。

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今日は、静岡で試合視察。
HondaFC対Uー18日本代表のトレーニングマッチ。

Uー18日本代表には、レイソルユースから、堀田と比嘉の2人が選出されている。
今回のキャンプはまだ選考段階なので、ガンガンアピールして
なんとかメンバーに残って、2009年に行われるUー20ワールドカップに
行けるように頑張ってほしいね。

今日も例によって、たくさんのスカウト陣が来ていて
未来のJリーガー達を、あーだこーだいいながら見ている。

「おっ、あのFWいいねぇ」とか
「あのセンターバックはもうチーム決めたんだよな」とか
いろんな情報が飛び交う。
そんな中、
「レイソル調子いいね」
「J1復帰して、この成績は大したもんだよな」
なんてことをよく言われる。
まぁ、そんな時は謙虚に
「まだまだ、これからのチームですから」とか
「まだシーズン終わってないから、わかんないですよ」
って感じで答えるけど、本当はね
みんなに、そんなこと言われたら、やっぱり嬉しいし
すんごい優越感がある。
でも、まだ今は謙虚にいかないとね。


帰りの新幹線で、新潟のスカウトと一緒になり車中で雑談。
元選手で年も同じで、何でも思ったことは口にする彼。

そんな彼が言ったこと


「レイソルって、チームカラー確立したよな」

って。

何げない言葉かもしれないけど、嬉しかった。
石さんが一貫してやってきたこと
それを支えてきた、コーチングスタッフ
フロントスタッフがやってきたこと
そして、サポーターの後押し
そういうもの、全部含めたものが、レイソルカラーであり
みんなで作ってきたレイソルカラーだと思うから
ほかのチームの人から見て、チームカラーが見えるってことは
すばらしいことだと思う。
だって、ほかのチームのチームカラーって、すぐには思いつかないから。
しいてあげれば、浦和やG大阪とか…。鹿島も何となく…。
みんな上位のチームだけど
今のチームカラーを出して
謙虚な気持ちを忘れずに
そして、狙うはTOP3!

みんなで頑張ろう!

2007年9月26日

菅沼実の話。

昨年の暮れ愛媛に飛んだ。
竹本GMの依頼で、レンタル移籍中の菅沼実に会う為に。

愛媛FCの練習場は、小高い山の上にあり、向かう途中には
みかんの樹がなってたりして、のんびりした雰囲気が印象的だった。

すでに、練習は始まっていて、愛媛ののんびりした雰囲気とは
対照的にトレーニングはすごく活気があった。
その活気あるトレーニングや練習内容を見てて
「石さんの練習と似てるなぁ」
なんて思いながらながら、実を目で追った。

全体練習が終わってからも、黙々とシュート練習を続ける実。
愛媛FCの望月監督は
「ああやって、いつもシュート練習してるんだよ」
「キャラもいいし、チームのムードメーカー的な存在だし
いい選手貸してもらってますよ」
と信頼され、可愛がってもらっているのが伺えた。

昨シーズンの実は、レンタル1年目から愛媛FCでレギュラーを確保し
同じJ2だったレイソルにも、恩返しとばかりに得点を挙げる活躍。

そんな活躍もあって、レイソル復帰への要請をしに行ったが
実は即答しなかった。

実には、節目節目で関わっている。


初めて会ったのは高校生の時。
レイソルユース所属でトップ登録され、一緒にプレーしたが
「物怖じせず元気なやつだな」
っていう印象。
高校生ながらトップの試合にも出場し、公式戦で実のゴールで勝利した時
選手みんなで小遣いあげたのを覚えている。

トップに昇格したが順風満帆とは行かず、ブラジルへレンタル移籍。
強化部に入りたての自分が、成田空港まで連れていき
見送りに来てた、お母さんの目を盗んで少し大人向けの雑誌を
餞別で渡したこともあった。

ブラジルに行ってる間もメールでやりとりしていたが
異国の地で苦労しながら頑張っていた実。

ブラジルから戻り、すぐに愛媛FCのオファーを受け
悩んだ挙句、出場機会を求めて、再びレンタルで愛媛へ。

その愛媛で、やっと掴んだレギュラーのポジション。

古巣のレイソルから来たオファーとはいえ、即答できない
理由もわかる。


「で、今日は実を連れ戻す為に来たの?」

と、望月監督が淋しそうな顔で言う。


「この子は、菅沼選手の大ファンなんです!」
 
「実を連れて行かないで!」

と、数少ない練習見学者の親子に訴えられる。


本当は少し心配していた。
実がレイソルに戻ってきて本当に活躍できるんだろうか・・・。
このまま愛媛でプレーしたほうが幸せなんじゃないかって・・・。

そして迎えた今年の開幕戦。

実の大活躍で、開幕戦を勝利で飾ったレイソルは
今も好調をキープし、実もレギュラーへ定着している。


開幕戦の夜、望月監督に電話を入れた。

「実、やりましたよ!」 

「いやいや、ここまで成長するとは思わなかったから
こっちも嬉しいよ」

って、望月監督の嬉しそうな声。

あの時の、親子連れも、今はきっと喜んでくれていると思う。

あの日、悩んだ挙句

「俺、愛媛もいいんですけど、レイソル好きなんですよ」

って最終的に復帰を決意した実。


本当に、良かった。


実がゴールを決めたら、この話をブログで書こうって思って
たから、やっと書けたよ。
残りの試合、新たな目標に向かって頑張れよ。


みんな応援してるから。

2007年9月24日

おめでとう。

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今日は最高だったね。

チュンソン、実、太田、そしてアルセウ。


やっと決めてくれたアルセウのヒーローインタビューを
一生懸命、携帯で写真を撮るアルセウ夫人。

携帯を構えながら、すごい笑顔だった、アルセウ夫人が
可愛いかったので、思わず撮ってしまった。


そりゃ、嬉しいさ。


心からおめでとう。

2007年9月22日

有森さん。

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有森さんネタでかぶってしまいますが

42.195キロを1人で走りきる人は


ポジティブで熱い人だった。


マラソン選手…。


素走りが苦手だった自分は、それだけで尊敬する。

有森さんの話を聞いて


明日のゲームも、みんなで走り勝ってくれると思う。

守備ばかりが取り上げられるけど、走力もレイソルの大きな武器だからね。

走魂宣言!

あっ、ちと古かったわ…。

2007年9月21日

待ってるよ。

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来期レイソルに入団が内定している、順天堂大学の村上祐介。

大学4年生なのに気合いいれて坊主あたまだけど
チームに合流する頃には、髪も伸びて本来のイケメンに戻ってると思うので
よろしくです。

今日は、村上が所属する順天堂大学の試合視察。
結果は、中央大学に2−1の勝利。

今日の試合は勝って良かったけど、個人的にはもっと出来るはず。
高いポテンシャルを持っている選手だから、大学でもっとレベルを上げて
レイソル入団を待ってるよ。

なんせ、レイソルのDF陣は、Jでもトップクラスになりつつあるからね。

誉めすぎか…。

村上は、少し性格が優し過ぎるところがあるから、もっと高い目標を持って
レイソルに入ったら、即レギュラーになってやるって意気込みでくるように。


みんな期待して待ってるよ。

2007年9月20日

原点。

それにしても、練習試合勝てないね・・・。
相手は、山下とか元Jリーガーが何人かはいるけど半分以上は
アマチュア選手だからね。
柱さんが監督だから、いいチームかもしれないけど
やっぱり負けるのって悔しいよ。
後で、柱さんに聞いたら点を取った相手の10番は学校の先生らしい。
その他にも、昼間は仕事してて夜だけ練習っていう選手もたくさんいるらしい。

そういう現実を聞くと、やっぱり負けちゃいかん。

しかも、ホームだし。
栃木の選手は、バスに揺られて試合してるわけだし。
こっちは、プロでサッカーだけに集中出来る環境なんだから
やっぱり負けちゃいかん。

もう一度考えてほしい。

始めてプロサッカー選手になれた時の喜びを。


小さい頃からサッカーを始めて、中学、高校と続けてきてプロになれた選手。
大学を経てプロになれた選手。
みんな、決して簡単な道のりでプロになれたとは思わないし
苦しいことや辛いことも多かったと思うけど、結果的にプロになれたわけだ。
でも、その過程の中できっと周りにはおんなじように努力して
苦しいこと辛いことを乗り越えてきた仲間がいたはず。
でも、そのほとんどの仲間達は、到底プロにはなれず
同じ努力をしてきたはずなのに、夢を諦めざる得なくなってしまう。
きっと、今、プロになれた選手は、その仲間達より
ほんの少しだけ才能があったり、運が良かっただけかもしれない。
プロになれた選手は、選ばれた人間かもしれないけど
本当のところは紙一重なのかもしれないと、今日の試合を見て感じた。


もう一度、原点に戻ろうよ。

自分が選手の頃、2つ年上の兄貴と酒を飲むたびに
「小さい頃は俺のほうが巧かった」
って毎回始まる。
どちらかというと、努力家タイプの兄貴は、自由奔放にプレーしてた弟が
プロになったのが気にくわなかったのか、自慢だったのか
よくわからなかったけど、いつも
「うんうん」
って黙って聞いてた。
兄貴の後を追い続けて、プロになれた自分と
サッカーを続けたくても続けられなかった兄貴。
兄貴と酒を飲むたびに、いつも原点に戻され新鮮な気持ちになれたことを思い出す。

もう一度、原点に戻ろう。


サッカーが出来る喜びを感じようよ。

2007年9月17日

よくやった!

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おめでとう!

よくやった!


逆転勝ちなんて、チームが成長してる証拠だね。


今日も九州で仕事なので、残念ながら試合は見てないけど


よくやった!


ハーフタイムに小見さんが電話で

「攻撃陣は悪くないから、点取れると思うよ」

って言ってたから、その言葉を信じて、仕事してたけど


よくやった!


今日は、勝利に酔いしれて下さい。

自分はというと、天皇杯1回戦の試合視察。
レイソルは今年J1だから、4回戦からの出場だけど
1回戦はもうすでに始まってる。

今日は、1回戦だし九州だから、他チームのスカウトも少ないだろう
って思ってたら、みんな考えることは一緒だった。
計6チームのスカウト。
みんないろんな思惑がある中、並んで試合観戦。

スカウト同士って、仲良く会話してるけど、ライバルなんだよね。

穫った穫られたの世界だからね。
でも、みんな協力しあって仕事するんだよね。

複雑で大人の世界。


そこにも戦いがある。

頑張ります!

2007年9月15日

笑顔。

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今日は、九州の地でこんなに素敵な笑顔に出会えた。

きっと、北の地でもこんな笑顔で大ハシャギしてたんだろうな…オカ。


明日は、東京でこんな笑顔が見れるかな…ハセ。


それにしても、今日の試合結果で、今年もJ2の昇格争いは混戦模様だ。

思えば、去年のレイソルも今頃、苦しい時期だったな。
なんか、かなり前の出来事だったような気がするけど
ほんの一年前の話なんだよな。
あの、苦しくて長いシーズンがあったから、今のレイソルがある。
リーグも終盤に近づき、もう一度、気を引き締めていかないとな。

話は戻るが、今日の勇介の出来は良かった。
ベテランらしく、落ち着いていて、タイミングのいい効果的なオーバーラップもあり、守備でも効いていた。
アプローチや切り替えも早く、石さんの元でのトレーニングの成果が出ていたように思えた。

「今日は暑かったけど、勝てて良かった」

と、噛みしめるように話してた勇介の顔は、とても充実して見えた。


言葉少ない男だけど、その笑顔を見れば、みんなわかると思うよ。


怪我だけには、十分気をつけてな!

さぁ、明日は本隊の出番。


新潟で最高の笑顔見せてくれよ!

2007年9月14日

カウンセラー。

月に1回、僕は、スポーツカウンセラーになる。
柏駅にある飯島整形外科で、対象はスポーツ傷害で悩んでる方。
予約制で、通院していれば誰でも受けられる。

カウンセラー歴3年。
選手時代から継続し、かれこれ3年以上続けている。
始まりは、元柏レイソルのチームドクターの飯島院長から
「プロ選手の立場から、リハビリ中のすごし方やモチベーションの
話をしてくれればいいから」
と、打診されたのがきっかけでスタートした。
ドクターでもトレーナーでもない自分が大丈夫かな?という
不安はあったが、現役時代も含め、引退した後もなんとかここまで続いている。

カウンセリングを受けにくる人のスポーツジャンルは様々で
サッカー少年から、卓球をやっているおばあちゃんまで、年齢もスポーツも多種多様。

カウンセリングを請け負って間もないころ、1人の高校生がやってきた。
「高校2年生でサッカーやってます」「ポジションはFWっす」
と、身長は180〓以上もありそうな体でそう答えた。
聞けば、所属のサッカー部では、エースでU17代表候補に呼ばれたこともあるという。
怪我の相談というよりは、サッカーの技術的な話になりアドバイスした。
「ヘディングが苦手なんですよ」「将来は、プロの選手になりたいっす!」
そう、力強く答えていたのが印象的だった。


その後、選手を引退しスカウトになったわけだが
当初の前任スカウトの選手リストの中に、その高校生の名前が入ってた。
自分の目で確かめるべく、高校3年生になった彼のプレーを何度も見に行った。
確かに、大型FWの割には足元の技術がしっかりしてるし
ポストプレーも出来、シュートも上手い。
国体のメンバーにも選ばれ全国優勝の立役者に。
レイソルの夏キャンプに練習参加し、現場スタッフにも認められ
レイソル入団が決まった。


名前は

長谷川悠。

昨晩、福岡移籍後久しぶりに電話をいれた。
「試合に出れるのはいいんすけど、全然勝てないっす」
確かに、最近の福岡は連敗しチームは苦しい状況だろうが
ハセはここ2試合スタメンでフル出場していることもあり充実してそうだった。
父親譲りの舌っ足らずな話し方は相変わらずだが、元気そうな声聞いて安心した。
一通り、現状報告を聞いて
「レイソルのみんなも頑張ってるから、ハセも頑張れよ」
と、激励した。
「なんか伝えることある?」
って聞くて
「あっ、しもさんブログ見てますよ、へへへ」
って
「そうか、じゃあ今度、ハセのネタでいくよ」

ということで、ハセ見てるか?

次節は、ヴェルディ戦。福岡にとっても自分自身にとっても
大事な一戦になるだろうから、頑張ってな。


高校時代は、誰がつけたか
東の長谷川、西の森島(デカモリシ)
って言われてたんだからな。


成長してこい!


みんな柏から応援してるぞ!

2007年9月13日

日の丸と太陽。

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今日は、U22日本代表対U22カタール代表の試合を視察。
というより、チュンソンと祐三の応援に国立へ。

写真は、祐三が試合出場の瞬間。←写りが悪くてすいません。

祐三は、梶山の負傷退場や、本田のレッドカードがあって
ボランチでのスクランブル発進だったけど、守備面では
持ち味の粘り強い守備でよく頑張ってた。

チュンソンもナイスランだったよ…。

2人とも、怪我がなくて何よりだったけど、きっと不完全燃焼だろうから
週末の新潟戦で、思いっきり暴れてください。

日の丸を背負って、試合に出ることは、とっても名誉なことで素晴らしいことだけど
太陽を背負って、試合に出ることも大事だからね。

とりあえず、今日はご苦労さん。


また、週末、頑張ろ!

2007年9月12日

パス。

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今日は、仕事の打ち合わせを兼ねて浅草へ行ってきた。
待ち合わせの時間より、30分も早く着いてしまったので

「久しぶりに浅草寺にでも行ってみるか」

ってことで、ぶらぶらと仲見世通りを歩いてみた。
小雨がパラつく、夜の仲見世通りは、すごく気持ちが良くて
軽い小旅行に来た気分になれた。
しばらく歩いて行くと、外国人の5、6人の集団に

「シャシン、トッテモラッテ、イイデスカ?」

と話しかけられ、少し戸惑いながらオッケーしたが
写真を撮るのが不得意な自分は、慎重にピントを合わせ

「ハイ、チーズ」

と、ものすごく日本語でなんのひねりもなく、パチリとやった。

陽気な外国人達と別れ、歩きだしたら、また、声をかけられた。

「しもさん、写真撮ってもらっていいですか?」

「いいですよ」

と、答えながら

「んっ?何で俺の名前知ってんだ?」

って思ったら

「柏レイソルのファンです。頑張って下さい!」

って

まさか、浅草にきてまで、声かけられると思ってなかったから
少し驚いたけど、今度は撮られる側になって
結構、嬉しかったりして、また、気分良く歩きだした。

浅草寺でお賽銭をあげ、軽くお詣りして、また仲見世通りを歩いて戻った。
歩いて帰る途中、何気なく今日のトップチームの練習を思い出しながら歩いた。

今日の練習は、狭いスペースの中でのゲーム形式。
スペースが無いだけに、ゆっくりボールを保持する余裕がなくて
次の判断をしていなければ、すぐにミスをしてしまう。
その中でも、特にパスが重要で、正確なパスを判断よく送らないと
なかなか攻撃にならない。
パスって、サッカーの中では、とても大事な技術であって
パスの巧い選手って、きっと相手の気持ちになって、パスを出せる選手だと思う。
相手の受けやすい所へ、受け手の気持ちになって優しいパスが出せれば
自然といいパスになるし、またいいパスが帰ってくる。

これって、人間関係でも同じだと思うんだ。

優しい言葉や、相手を思いやる言葉をかければ、自然にそういう言葉が帰ってくるし
状況によって、いい判断をしないといけないのも同じ。
もちろん、いくら自分がいいパスを送っても、相手がミスをして
いいパスが帰ってこない時もあるかもしれないけど
繰り返し、パスを送り続ければ、絶対にいいパスが帰ってくると思う。
相手を信頼することも大事だなって思う。

フランサにいいパス出して走れば、決定的なパスがくるようにね。

そんな事を考えながら、待ち合わせ場所へ向かった。

今日も、いいパス交換しよ。

2007年9月10日

ライバル心。

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今日は、関東大学リーグの視察で茨城へ行ってきた。

試合結果は
中央大学 4−2 駒澤大学
流通経済大学 2−0 筑波大学

今日の試合視察で、改めて感じたこと。

流通経済大学所属、船山貴之(FW2年)。
筑波大学所属、須藤壮史(DF1年)
共に、柏レイソルユース出身の選手である。
船山は、2トップの一人として、須藤は3バックの一人として
ポジションがら必然的にマッチアップする。
同じ、柏レイソルユース出身だけど、現在は違うチームに属し言わばライバル。
須藤の激しいマークがあり、船山も負けじと仕掛ける。
そのマッチアップには、お互いの意地やプライドみたいなものを感じた。
大学リーグとはいえ、お互いに所属大学の中で、スタメンを掴み取り
真剣勝負の実戦のゲームを経験することによって確実に2人の成長が伺えた。

そんな2人
船山は柳澤と同級生で
須藤は大島と同級生。

みんな同じレイソルユース出身だけど、柳澤と大島はトップに昇格しプロ選手に
船山と須藤は大学へ進学と、違う道を歩んだ。
結果だけをみれば、柳澤と大島はプロ選手になれて、良かったかもしれない。
でも、それは今現在の結果だけであって、長いサッカー人生からみれば
最終的にどうなっているかは誰にもわからない。
大学に進学した2人は、大学卒業後、プロになる可能性も十分あるし
逆に、プロになった2人は、4年近くプロでやって芽が出なければ
厳しい言い方だけど、戦力外通告されるかもしれない。
最終的にどうなっているかは、誰にも分からない。
誰にも分からないけど、未来を切り開いて行くのは
自分の力でしかないわけだから
日々、努力して大きく成長してほしい。

きっと、あの2人もヤナギやシマに負けたくないって
そういう強い気持ちを持って、努力してると思うよ。

だから、今の現状に満足することなく、ライバル達に負けないように
努力して、今後のレイソルを支えるまで成長してほしい。

頼むぞ。ヤナギ、シマ。

大学に進学した2人も、頑張れ


ちゃんと見てるから。


みんな、大きくなれよ。

2007年9月 8日

巴旦杏

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巴旦杏(はったんきょう)
スモモの一種(スモモ、プラム、トリガスモモ)

毎年、9月になると実家の青森から届く果実。

僕の周りには、こいつのファンが多い。
スモモやプラムより甘味があり、ジューシーで美味い。
食感は桃にも近い。
店頭に出回ってることはほとんどなく、非常に珍しい果実。

僕が小さい頃に、親父がこのはったんきょうの樹を1本もらってきて
育てたのが始まりらしく、それから梅の樹に接ぎ木をしたら
驚くような甘い果実になったらしい。
以来、近所でも評判になり、梅の樹にどんどん接ぎ木をして
今では20本以上ある。

言ってみれば、突然変異なのか、親父も詳しくはわからないらしいが。
親父の趣味で作ってるから、売り出すこともなくて近所で配ったり
毎年送ってもらうんだけど、物珍しさもあってかなり評判がいい。
ピアノのおば…、いや、お姉さん方も喜んでくれてた。


無名でも美味しいものってあるんだよね。


きっと、全国探せば、まだまだ知られてないけど
こういうものってあるかもね。


選手だって同じ。


どっかに埋もれてて、まだ熟してないけど、突然変異みたいに
これから旨味を出してくれる選手っているんだろうな。

レイソルで言えば、平山か…。

静岡産の平山は、無名だったけどテスト入団で頭角をあらわした。
入団したての平山の印象は、長髪でピアスでズボンが下がってた。
静岡出身だから、例えるなら、ちょっと酸味のキツいみかんだったな。
でも、そのみかんは紆余曲折しながら自分を模索して
最終的には日本代表候補に選出されるまで突然変異した。
平山の成長を間近で見てた僕は、その成長がすごく嬉しかった。

最近は、出番が少ないけど、個人的に僕はまだ熟しきってないと思うよ。
果実は完熟しきる手前が、一番美味しいらしいからね。
なっ、甘くて美味しいみかんをみんな見たいと思ってるよ。


また今度、完熟したプレーを見せてな。


みんな期待してるから。

2007年9月 7日

台風ですが…

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バッタリ会ったね。

まさかこんな天候でもミーティングしてるとは…。


コミュニケーションって大事だからね。


きっと有意義なミーティングが行われたんだろうな。


ブログ仲間の太田くんもこのネタで更新したみたいだし
自分もしっかりネタに使わせてもらったよ。

では、お疲れさま。


みなさんも台風には注意して下さいね。

2007年9月 6日

眩しかった。

今日は車を飛ばして横浜へ。

横浜FC対流通経済大学のトレーニングマッチを視察。

流通経済大は、レイソルに内定した鎌田次郎が率いる。

試合は、流通経済大が前半に先制点を挙げ
横浜FCの反撃を凌ぎ、このまま勝利かと思われたが
後半終了間際、途中出場の三浦淳が右足を振り抜き
35メートル(推定)のシュートを叩き込んで
1−1のドローで終了。

横浜FCのゲームを監督交代後に始めて見たが

なにがすごいって、キングことカズさんですよ。

土曜日にゲームがあったにも関わらず、この日もスタメンで
前線からのチェイシングを精力的にこなし
体のキレも良さそうで、明らかにチームをひっばってる。

恐るべし40歳。

その恐るべし40歳と、試合が終わってからしばし談笑。

カズ「大学生はよく走るからキツいよ」

自分「いやいや、カズさんも良く動いてましたよ」

カズ「スカウトって大変?」

自分「うーん、大変だけど選手の時のほうがもっと大変でしたね」

カズ「ふーん、俺は絶対出来ないね」


などと、たわいもない会話をしたあと

カズ「レイソル調子いいね〜」

おおっ、きましたね。その話題。

自分「そうですね、選手みんなが頑張ってよく走るし、守備もいいんですよ」

と、言いながら内心かなり嬉しい。

カズ「フランサってめちゃくちゃ上手いよな」

自分「フランサがいるから、周りのの選手が生きるんですよ」

と、これも自分のことのように嬉しい。


カズさんも認めるフランサって、やっぱり凄いんだよね。


それにしても…。

いまだにカズさんと話す時は、緊張するんだよな。


しょうがないね、キングだもん。


横浜FCには昔対戦した自分より先輩方が
たくさんいて頭が下がります。

一通り、挨拶して帰ろうと思った、その時…

久々に見たっ!

カズさんのガウン姿!


シャワーを浴びたての素肌に、真っ白いガウン。

全身から出るオーラは、相変わらず眩しかった。

流通経済大の学生も、足を止めて見てたもんな。

キタジの憧れの人だもんな。


キングはいつまでたってもキングだと再認識した。

カズさんみたいな偉大な選手が、今後レイソルから
出てきてほしいな。


いや、それが自分の仕事だね。


はい、頑張ります。

2007年9月 5日

兄弟喧嘩。

勇介、頑張ってきてな!

レイソルでは、怪我が多くて、なかなか出場機会に
恵まれなかったけど、君の左足は間違いなく
Jでもトップクラスだから、思う存分京都で暴れてきてな。

それにしても、仙台、福岡、京都。

うちの子達はみんな人気ものだね。

みんな兄弟喧嘩せず、仲良く上がれればいいんだけど

どうやら、そうはいかないみたいだしな。

それにしても、今年のJ2も熱いな…。

もうあんまり経験したくないけどね。

そこにこれから挑む勇介の決意はきっと
もっと熱いんだろうな。

この時期の移籍って、チームに溶けこむ時間もなくて
チームにフィットするまで大変だと思う。

仙台の長男程のノリや

福岡の三男程の一発芸がなくても

勇介には勇介のキャラがあるし
勇介の普段の練習に対するひたむきさは
必ず報われるから

地元で一花咲かせてきてな。


それにしても、

去年を思うと、選手借りてばっかりだったけど
今年は貸し出す余裕があるなんてね。

去年のJ2を経験したことで、選手達はタフになって
一人一人がレベルアップしたんだな。


今後も、これに慢心することなく
チーム力を向上させられるように努力していかないとね。


というわけで


頑張ってこいよ勇介!


そんでもって


頑張れレンタル三兄弟!

2007年9月 3日

みんな見てるからね。

横浜FM戦、1−0辛勝。
選手たちはよく頑張ってくれたと思う。

みんなが守備の意識高く持って、
負けたくない、点を取らせたくないって
気持ちが前面に出て、今のレイソルを象徴するような
いいゲームだったと思う。
もちろん、課題はまだまだあるけど
今は結果を出していくことが、このチームの成長に
繋がっていくと思うから。

まあ、それは良しとして、明けて本日のゲーム。
対戦相手は、東京学芸大学。
プロ対大学生。

今日の、日立台は休館日で観客は身内だけ。
天気はやや暑く感じるが、今までの暑さに比べられば
むしろ気持ちがいい天気。
なんとなく、マッタリとした雰囲気を感じたまま
試合は始まった。

試合内容は天候そのものでマッタリとしたまま終了。

結果は1−2で敗れた。
不甲斐ない試合に苛立つスタッフ。

決して手を抜いてるわけではないんだろうし
やる気のない選手なんて、今のレイソルにはいないと
思ってるけど、そう見えてしまうようなゲーム内容。

ただね…、

今日のゲーム内容を選手自身がどう感じるかだと思うんだよね。

「たまたま調子悪くてさ〜」

「今日、暑かったからな〜」

いろいろ言い訳はあるかもしれないけど
昨日の横浜FM戦のメンバーと今日のメンバーでは
差が広がってくよ。

だって昨日のメンバーは必死だったからね。

あれだけ、体張って戦ったメンバーとでは、特にね。

試合に出られなくても、いつでも手を抜かず
常に100%の力を出さないと評価されないよ。

見られてないようで、みんな見てからね…。

今日のゲーム、石さんの隣で90分見てたけど
石さんもよーく見てる。
チャンスがないって、思ったらそれまでだぞ。

今日のメンバー、一人一人が成長していくことが
チームのベースアップになってくから。


サッカー選手の選手寿命って、思ったほど永くないから
悔いのないような、選手生活を送れるようにしてほしい。


レイソルには、いろんな経歴の選手がいて
新人からずっとレイソル育ちの選手。
移籍で最近来た選手。

みんな、いろんなチャンスを掴んで、プロサッカー選手になって
縁があってレイソルでプレーすることなって
ファミリーになって
レイソルでプレーできて、本当に良かったって思えるように
頑張ってほしい。

今しかできないことだからね。

みんな応援してるし

みんな見てるからね。