2006年09月25日

「ポジション争い」


「ひな」と「はな」 (写真をクリックしてください)

絶対的な縦社会。
それが犬の社会。
と、なると・・・僕は一家の大黒柱、リーダーだ。

生後2ヶ月で我が家にやってきた「はな」と「ひな」。
最初は、やたらと吠えたり、飛びかかってきたりした。

仕事から帰宅。
「ワン!ワン!」 「ワン!ワン!」
近所迷惑な手荒い歓迎だ。

「こうなったら犬の教育を勉強するしかない!勉強しよう!!」って決めた。
仕事が終わってからなので、しばしば徹夜になったりもした。
でも・・・2ヶ月の子犬に負けるわけにもいかない。

「おっ!見つけたぞ~」

①ホールドスチール  (犬の体を飼い主が制御すること)
②マズルコントロール (犬の武器である牙=口をコントロールすること)
※これらは犬を叱る方法ではありません。
※これらのトレーニングを行うことで飼い主がリーダーであることを示します。

なんて、書いてある。

「うん・・・まちがいない!」
「これで大丈夫!やったるぞ~!!」

2週間後、ただの人からお友達レベルまで昇格。
そして、さらに1ヵ月後、晴れて2匹のリーダーになった。

季節も変わり、第4クール。
今こそ、チーム内の「ポジション争い」が、激化してほしい。
個人としても、チームとしても、生き残りを懸けて。

チームには必ず同じポジションの選手が3~4人・・・多ければ5人いる。
試合に出ている選手が、それぞれのポジションのリーダーだとしたら、
リーダーたちを脅かす選手たち・・・「出てこい!」って思ってる。

それがチームにとって絶対に必要な、火事場の「馬鹿力」となるからだ。

レギュラーの選手たち、「ポジションを守りきれ!」
レギュラーを狙う選手たち、「ポジションを奪いとれ!!」

僕はというと、選手時代、「ポジション争い」を途中であきらめた。
そして、引退した。
だから伝えたい。
シーズン最後の厳しい時、苦しい想いをしてきた分だけ、「がんばれる選手になれ!」と。


「はな」と「ひな」 (写真をクリックしてください)

ふと、2匹も「リーダーの座」を狙ってるんじゃ?・・・って不安になってきた。
そっと振り向くと、仲良く爆睡中。

ちょっとホッとした。

運営課  辻上(つじ)

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