「ドラ息子」
もう12年くらい
大学時代から一人暮らし
「おやじ・おふくろ」に連絡するのは
年に一度の正月に実家に帰省する時くらい
先週末の大分戦
「母の日」のイベントを展開
シンプルで「いいね~」と想いつつ
結局「おふくろ」には今日まで電話もしてない
正月に「あまり連絡しなくてゴメン」と言い訳
「変に電話があると逆に心配になるから」と笑顔で
それに甘えて生きてきたんだな~と素直に想う
机の中を探ってみたら懐かしい写真
昔も今も「おふくろ」は後ろから支えてくれてるんだ・・・と
子供のいない「僕」には
本当の意味で理解はできないのかもしれないけど
でも年を取って大人になった分
気付いたり 感じたりすることも多くなったから
そして長い年月が過ぎて
「巨人の選手」でも「新幹線の運転手」でもなく
「僕」はサッカーの世界で仕事をさせてもらってるけど・・・
「いつまでも親は親なんだよ」と上司の「松元さん」は言う
帰省する度に「レイソルのことが心配なんだ」と「おふくろ」
試合結果によっては「僕」に電話しようとすると
「やめときな!大丈夫だから!!」と「おやじ」に言われるらしい
「おやじ」と言えば・・・来月は「父の日」
う~ん 「父の日」も連絡しないでおこう
だって「おふくろ」に悪いでしょ! そこはバランスを見ないとね!!
あ~・・・いつになったら「僕」は「おやじ・おふくろ」に
「親孝行」して そして「ありがとう」と言えるようになるのだろうか?
運営グループ 辻上