「富士山」と「精進湖」
去年の「X'mas」
「じゃんぼ」と「富士山」に行った時のこと
(つじ) 「じゃんぼ、何かスッキリしないんだよねぇ~」
(じゃ) 「そうだなぁ~、うまいもん食べに静岡でも行くか?」
(つじ) 「うまいもん?」
(じゃ) 「生しらす、生桜えび、黒はんぺん・・・いっぱいあるよ」
(つじ) 「よし、行こう!せっかくだから富士山も行こうぜ!」
(じゃ) 「じゃ~、夜中の2時に出発だからな・・・ちゃんと起きろよ!」
いっつも急遽決まる
とにかく寝とかなきゃ・・・夕方から4~5時間 zzz ぐっすり
目が覚めるとテンション上がっちゃって
コンビニ行って、ビール、チューハイ、つまみ、それからチョコレート
「じゃんぼ」を待ってる間に・・・ビールとチューハイは全部飲んじゃった
しょうがないから・・・またコンビニ行って、買い込んで
(じゃ) 「つじ、お待たせ!」
(つじ) 「おう、行こうぜ!」
(じゃ) 「大丈夫か?けっこう飲んでたろ?」
(つじ) 「ちょっとな!それより遭難したときのためのチョコレート!」
(じゃ) 「遭難?登るつもり?冬は登れないんだよ!景色を楽しみに行くんだよ!!」
(つじ) 「えっ・・・そうなの?」
完全に「富士山」の頂上でさぁ~、「朝日」を浴びるイメージだったよ
「計算外、想定外だったなぁ~」って残念がったら
「もっと勉強しとけよ、冬の富士山をなめんなよ」って「じゃんぼ」に真剣に言われた
それもそうだ
気付いたら気温はもう-15℃になってるし
運転中の「じゃんぼ」は完全に凍結してる路面と葛藤中だった
僕らの目的地、「精進湖」に着いたのは午前4時
息は真っ白で、ぶるぶる身体が自然と震えて、目とか鼻とか痛かった
待つこと1時間
「富士山」と「精進湖」 (撮影:じゃんぼ)
この景色を見て、す~っと胸に冷たい風が通ったような
「じゃんぼ、J2だけど・・・がんばろうな!」って言ったの覚えてる
あれから1年
やっぱ今年も行こう
「精進湖」の水を手にとって
氷も浮いてる、冷たくて、冷たくて
そして「富士山」を正面に
顔を上げて、もう1歩、もう2歩と
そろそろ切り替えようと思う
今年のことより来年のこと
もう不安だよ
がんばらないと
「じゃんぼ!またパワーもらいに行こうぜ!」
運営課 辻上