ブラジル遠征16日目
サントスに移動し、今日21:00からコパサンパウロ決勝トーナメント初戦のサントス戦が行われました。
予選リーグ初戦のサンパウロ戦同様に21:00キックオフということで、チームは午前中にサントスFCのトップチームの練習場を借りて調整を行いました。
この練習場は、天然芝2面と人工芝1面、その他にもクラブハウスなどもあり、奥の天然芝では鹿島アントラーズに在籍していたオリベイラ監督率いるサントスFCのトップチームがトレーニングしていました。
昨日訪れたサンパウロFCの壮大なスケールのCotia練習場とはまた違い、グランド3面がサントスの選手のイラストがぎっしり描かれた塀で囲まれた集中型の練習場で、グランドの周りは完全な市街地なのにも関わらず、敷地の中はその騒々しさを感じさせない雰囲気がありました。
1時間弱のトレーニングを終え、チームは昼食を食べにスタジアムへ。
ピアノのようにサントスFCの食堂でも様々なカテゴリーの選手が食事をしています。
メニューも豊富で味も美味しく、慣れてきたブラジル料理とはいえ、バルエリとはまた違ったメニューの食事に選手達もパスタやフェジョン中心にガツガツ食べている様子でした。
午後はホテルで各自ゆっくり休んで、17:30に再度試合前の食事を摂り、その後スタジアムへ向かいます。
1月14日:決勝トーナメント1回戦(ベスト32)
対戦相手:Santos FC(21:00KICK OFF)
試合結果:0-4
スターティングメンバー
GK:木村真
DF:麦倉、上島、中谷、熊川
MF:手塚、中山(→山本80min)、小林
FW:大島、会津(→山?72min)、辻川(→白川45min)
ウォーミングアップの最中に突然の豪雨と雷。
一度はスタジアムの照明が停電してしまいましたが、大幅に遅れることなく試合は開始されました。
大雨にも関わらずスタンドはサントスのサポーターで埋められて完全なアウェー状態です。
立ち上がりにCKをヘディングで直接決められ失点。
失点後からボールを握り出し全体で押し込んで行くものの、ゴール前を固め出してカウンターを狙う相手に対してなかなか深いところまで崩しに入って行けない時間が続きます。
前半37分、またも相手CKから失点。
0-2になり、相手のゴール前の守備はより固くなり、前半はそのまま終了。
後半に入っても相手のゴール前を崩し切れずに左サイドから2失点してしまい、0-4の敗戦となってしまいました。
選手達は、アウェーの雰囲気に浮き足立つこともなくよく頑張ったと思います。
ただ、ゴール前を固められても私達はそれを崩して行くだけのフットボールを展開するべきであって、もっともっと毎日のトレーニングで突き詰めて行くしかありません。
悔しい敗戦ですが、この試合を持ってコパサンパウロは終わりです。
日本に帰れば、新たなシーズンが始まっています。
最終的に、あの時にサントスに負けたことが今につながっていると言えるように、チーム全員で努力していくのみです。
年末年始をまたいでのブラジル遠征でしたが、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
スタッフとしましても、今回の遠征でどれだけの方々が注目してくださっているかをブログの閲覧や反応等で実感することができました。
チームはこの後帰国の予定です。
明日以降、帰国に関する日程が決まり次第、またお伝えさせていただきます。
アカデミースタッフ