2024年10月 4日

明日は横浜FM戦

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担当:大重正人

10月に入り、ようやく秋らしい涼しい朝晩の日が増えてきましたが、いきなり30度を超える真夏日に戻ったり、寒暖の差が激しい週がまだ続いています。体調を崩しやすい季節の変わり目ですので、どうぞ皆様ご注意いただければと思います。

2024シーズンは、いよいよ残り2ヶ月と1週だけとなりました。レイソルが戦えるのは、あと7試合のみです。順位表を見れば、周りのライバルが勝点を伸ばしている中で、レイソルはこの5試合で未勝利、引き分けによる2ポイントだけに留まっています。残留、降格、という言葉が並ぶ状況は、私たちの誰もが望んだものではありません。選手やスタッフは、どの試合も同じように勝利、勝点3をめざして戦っていますし、勝つ気がないなんてことは絶対ありません。試合や相手によって戦い方、戦術の違いはあっても、その思いは常に変わりません。もちろん、試合展開の中で、その試合の勝利が必要なのか、シーズンが終わった時のJ1残留のための勝点を大事にするのか、そうした難しい判断を強いられたところでプロとして今どう戦うべきなのかという葛藤があって、選手たちが最後まで走り、戦っているということはどうかご理解いただきたく、そして後押しをいただければ思います。

サポーターの皆さんにはホーム、アウェイを問わず、スタンドをいっぱいにして、試合前のウォームアップから試合後の挨拶まで、熱く温かく声援や言葉をいただいています。結果が振るわず、厳しい叱咤や言葉があることは当然です。そうしたいろんな人たちの気持ちに応えて、今度こそ勝点3を届けたい。チームがそう思って明日の試合を戦うことは約束できます。

明日のF・マリノス戦。相手はリーグ戦こそ現在10位ですが、水曜のACLエリートで韓国の蔚山に4-0と快勝。リーグ戦19得点のアンデルソンロペス選手を中心に、前線4人が絡んだカウンターは見事の一言で、強敵に違いありません。レイソルはDFラインの中心である犬飼選手、そしてボランチコンビの手塚&戸嶋選手と、3人が揃って出場停止という簡単ではない状況です。それでもこのピンチをチャンスに変えようとする新たな選手たちが今週のトレーニングの成果をどれだけ発揮してくれるか。そして、去年のマリノス戦で、栃木から戻ってきた山田雄士選手が素晴らしいゴールで勝利をもたらしてくれたような新戦力の活躍が待たれます。「マリノス戦に勝つことができれば、この2試合の引き分けが価値あるものにできる」と無失点を続けているDF古賀選手の言葉を実現してほしいと願うばかりです。

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マッチデープログラムは、その山田雄士選手のインタビューです。「ペナルティエリアに入ったらもっと仕掛ける意識を持たなければいけない。得点に直結するチャレンジはどんどんするべき」とゴールへの意欲を高く持って、準備をしてきました。
https://www.reysol.co.jp/fileg/Vitoria482.pdf

明日は久々のデーゲーム、16時キックオフです。ホーム開場は13:15。今年の「アフラックデー」は創業50周年記念!先着9000名へのメガホン配布、プレゼント抽選会、小児がん支援を目的として100レモネードの販売、またハーフタイムには日体大柏高校ダンス部のパフォーマンスもあります。野球場では、好評の選手シークレットアイテム「だっこちゃんクリップ」の販売イベント、そして14時から15時まで「ミニ音楽LIVE」も開催します。地元出身のNeontetraヒデユキさん、Passo a Passoさんが出演されますのでぜひ音楽もお楽しみください。チケットも残り少なくなっておりますので、ぜひお買い求めいただき、日立台での応援をどうぞよろしくお願いいたします。

★チケット&イベント情報はこちらから
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1005

2024年9月27日

明日はアウェイセレッソ戦

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担当:梶山由珠

「(磐田戦の敗戦を経て)ここで勝ったり、勝ち点を拾うというのがなかなか難しいのはわかっていたので、鹿島相手に勝点1を拾えたっていうのは大きい。最近ずっと連敗もしていたし、次に繋がる戦いはできたと思います」

前節の鹿島戦、ドローではありましたが無失点で貴重な勝点を手にしたことに一定の手応えを得た犬飼選手の試合後コメントです。犬飼選手に限らず、試合に出場した選手たちの多くが同様のコメントを残してくれた通り、勝負強い鹿島を相手に高い強度で立ち向かい、選手たちから「気迫」や「ゴールを割らせない気持ち」が見えた鹿島戦は、クリーンシートに相応しいゲームでした。これまで立ち上がりや終盤の失点が続いて多くの勝点を取りこぼしてきたレイソルにとって、ひとつの自信や手応えを掴んだ一戦になったと思います。それと同時に、改めて練習からの雰囲気作りや粘り強く戦うことの重要性などを再認識したゲームでもあったのではないかと、前節の選手たちを見ていて感じました。

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ただ、これからも勝点を積み続けなければいけない状況には変わりありませんし、鹿島戦のようなゲームをスタンダードにして、次はドローを勝ちにつなげていく必要があります。サヴィオ選手は「今シーズン、決定機を多く作りながら点を決めきれない、勝ち切れない試合が多くあった。我々としてはより強かにゲームを進めていく必要があるし、現実的に勝点を積んでいくために、チームが一丸となって、よりこだわりを持ってやっていかなければ」と今後の戦い方を見据えます。

今節の相手は現在10位のセレッソ大阪です。レイソルがなかなか勝点を伸ばせず苦しむ一方で、セレッソも7月以降勝利から遠ざかり、最近では4連敗を喫するなど、レイソル同様に苦しい状況が続いていました。しかし前節はアウェイで湘南相手に2-1の逆転勝利、9試合ぶりに勝点3を積み上げています。現在得点ランキング単独1位を走るエースのレオセアラ選手は、前節の2得点で今季20得点の大台に乗せ、チームとしても個人としても勢いづいて柏戦に臨んでくることでしょう。

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4月まで遡りますが、前期のセレッソ戦では相手に先制点を許しながらも1分後には同点とし、試合を通して相手の倍以上ものシュートを放って押し込むゲームを進めながらも、ドローに終わりました。試合後には「勝って終わらなければいけなかった」と選手たちも振り返ったように、前述のサヴィオ選手の発言にもつながる、今季を象徴するゲームの一つでした。約半年でお互いに選手や戦い方も多少変わってはいますが、今季のセレッソにあれだけ多くのチャンスを作れたということは、レイソルにも勝機はあるはずです。前節のゲームからさらに上積みをして、今節は勝点3につなげられるように。ヨドコウ桜スタジアムで18:00キックオフ、明日も現地で熱い声援を、そしてDAZNでの後押しをよろしくお願いします!

そして来週10/5土曜は3週間ぶりのホームゲーム、横浜FM戦となります。本日リリースした通り「アフラックデー」ではさまざまなイベントを実施するほか、新たな催しなども予定しております。また次回ホーム戦からはナイトゲームではなくなり、マリノス戦は16:00キックオフです。猛暑を越えて過ごしやすい気候になって、お子様などにとっても試合観戦しやすい時期、時間帯かと思います。チケットの発券数もすでに12000枚を超えていますので、ご来場予定の方はぜひお早めにお買い求めください。
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1005

また柏髙島屋ステーションモールで開催中の「柏レイソル応援展」は9/29日曜までとなっています。選手着用ユニフォームや試合球の展示、ここでしか見られない「犬飼写真展」も、まだご覧になっていない方はぜひ足を運んでみてください。
さらに犬飼写真展で展示した写真が当たるInstagramのプレゼントキャンペーンも9/29締切です。こちらは会場に行けない方でもご応募いただけますので、ぜひご参加ください!
https://www.reysol.co.jp/news/sponsor/036967.html

2024年9月20日

明日はアウェイ鹿島戦

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担当:梶山由珠

前節のホームでのジュビロ戦は、チームにとってもサポーターにとっても非常にショッキングな完封負けとなりました。これまで敗戦した試合ではいつも前向きな声掛けと後押しする歌声で鼓舞してくれたサポーターからも、チームへのブーイングが向けられました。そのサポーターの悲痛な思いを、選手もスタッフもしっかりと受け止めていると思います。
ジュビロ戦の試合後のロッカールームでは重たい空気も漂いましたが、「この状況は俺たちでしか変えられない。チームが強くなるためには、全員が個人としても強くならなくちゃいけない」といった声が選手からも上がっていました。自分たちの弱さやまだまだ足りない部分をそれぞれが認め、受け止めながらも「下を向いている時間の方がもったいない(古賀選手)」とチームは前を向いています。

今週初めの公開トレーニングにも、選手たちを後押しするかのように100名以上の方が日立台に足を運んでくださいました。練習後のファンサービスではサポーターのみなさんから温かい言葉を直接受け取って、選手たちのほうが逆に励まされたと思います。昨日の松本選手の野田警察署一日署長イベントにもたくさんの方が駆けつけてくださり、この一週間でサポーターからの激励や厳しい声も含めて、たくさんの方に応援されていることをあらためて実感しました。だからこそ次の試合が大事。勝利をめざすことはもちろん、ここから必ず這い上がるんだという強い気持ちを感じられる、そんなゲームに期待したいです。

今節の相手は、現在4位と上位に食い込む鹿島アントラーズです。しかし鹿島は直近のリーグ戦4試合で勝利から遠ざかる状況。上位に踏みとどまるためにも、勝点3が譲れないのは相手も同じでしょう。さらに、5月ホームでの対戦でアディショナルタイムに決勝ゴールを決められたFWチャヴリッチ選手が、膝の負傷による長期離脱から全体練習に合流しているとの報道もあります。なんといっても今季ホームで無敗だというアントラーズの勝負強さは計り知れないものです。残り9試合をひとつひとつ、確実に勝点を積み重ねていくほかありません。

あらためて今季のデータを見てみると、レイソルの被シュート数は262本で町田、広島に次ぐリーグ3位。逆にシュート数は339本で広島、横浜FM、神戸、川崎に次ぐリーグ5位という数字です。前半でビハインドを負う展開が多かったり、試合数に若干のばらつきがあるとはいえ、この数字だけを見れば上位チームに並ぶほど、押し込んでシュートまで持ち込むゲーム展開が多いことは数字にも表れています。にもかかわらず、失点が多く、得点が少ない。攻守どちらにも課題を抱えているのが現状です。
これ以上連敗を引きずらないためには失点をなくすことが大前提。でもここから勝利を重ねていくには得点も必要です。なにより、ゴールを決めて喜べる瞬間がサッカーにとって欠かせないものですし、プレーする選手たちにとっても、観ている私たちにとっても最も嬉しい瞬間はゴール、そして勝利です。チームもこの一週間、そのために準備してきました。明日は先週とは違った姿をお見せして、サポーターのみなさんにも「今季最後までこのチームを後押ししなければ」と思っていただけるゲームが届けられるように。敵地カシマで18時キックオフ、明日もスタジアムやDAZNでの応援をよろしくお願いします!

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2024年9月13日

明日は磐田戦

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担当:大重正人

2週間ぶりのJリーグ、明日土曜19時からホーム日立台でのジュビロ磐田戦を迎えます。現在15位で勝点32のレイソル、そして18位で勝点27のジュビロ。絶対に落とせない6ポイントマッチとなりました。明日を含めて残り10試合はあるものの、ここを獲るか落とすか、シーズンの行方に大きく関わってくることは間違いありません。この中断期間はオフをとってリフレッシュし、そこから精度向上と課題克服に努めてきました。

先日の公開練習にお越しの皆さんはご覧になったと思いますが、オフェンスとディフェンスに分かれ、シュートブロックのトレーニングを終えたDF陣が、染谷コーチを囲んで輪になって話し合うシーンがありました。普段からコミュニケーションをとっていないわけではありませんが、勝点が思ったより伸びていない現状の中で、選手同士、選手とスタッフでもっと話し合い、考えをすり合わせていこうという動きでした。「ソメさんとちょうど話がしたいと思っていたところでした。ソメさんも僕たちに寄り添ってくれていると感じられました」と犬飼選手。
鈴木潤さんのコラムでも取り上げていただいていますので、ぜひこちらからご覧ください。
https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/2024091300079-spnaviow

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今年のリーグ戦でレイソルが勝点をとった17試合のうち、1失点以下が14試合。複数失点した13試合で勝点を取れたのは3試合だけです。失点は守備陣だけのなくチーム全体の問題ではありますが、ゴール前の球際で防げるポジションにいるのが多いのはディフェンス陣でもあります。体を張っていかに1点を許さないか。彼らの働きに、レイソルの勝利が懸かっているのも事実です。理想は、前半に先制点を奪い、チーム全体でハードワークを続け、相手の攻撃を跳ね返し続ける。それを90分続けることで、勝利は手に入れられるはずです。明日も完売に近いぐらい、チケットをお買い求めいただいていて、サポーターの皆さんが心強い後押しをしてくれます。その声と歌に応える勝利を、チームに期待したいと思います。

明日は『日立ソリューションズDAY』。スタジアムイベントは、名産品の黒酢米が当たる「野田ホームタウンデー」、無料で楽しめる「エアー遊具」、明治安田生命柏支社 健康測定会、選手にがおえキッズコンテスト、大人気の「ちいかわ」とのコラボグッズ販売や先着3000名、シークレットタイプの『プレーヤーズのぼり旗風アクリルスタンド』販売イベント、中華料理グッズの販売、日立台公園での場外グッズ販売もあります。残暑厳しい日が続いていて、明日も30度を優に超える気温が予想されています。熱中症対策、水分補給を忘れずに行っていただいてのご観戦、応援をお願いいたします。スタジアムでお待ちしております!

★チケットやイベントの情報はこちらから
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0914

2024年8月30日

明日はヴェルディ戦

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担当:大重正人

今週は西日本から台風が襲来し、ゆっくりとした速度、これまでとは異なる移動を続け、大きな被害が発生しています。引き続き風雨や災害などにはくれぐれもご注意ください。

パリオリンピックに始まった日本の夏休みは、あっという間に明日8月末日を迎えて終わりとなります。昨日、U-23日本代表として日の丸を胸に戦った細谷選手、関根選手、佐々木選手が、レイソルのメインスポンサー、日立製作所の丸の内オフィスを訪問しました。東原敏昭 取締役会長代表執行役、徳永俊昭 代表執行役執行役副社長、滝本晋 Deputy CHROに面会のお時間をいただき、細谷選手よりサイン入りユニフォームをお渡ししました。

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また、事前応募に当選された社員の皆様との交流会も開かれました。皆さん、レイソルのウェアやグッズを身につけて、花束贈呈など3人を歓迎いただき、サインや撮影の時間では「細谷選手、スペイン戦のあのゴール、入っていたと思います!」「土曜のヴェルディ戦、見に行きますので頑張ってください」と力強いお言葉も直接かけていただきました。これまでネルシーニョ監督らと何度か訪問させていただいたことがありますが、重役の方へのご挨拶以外で、このような催しをご準備いただいたのは私が本社に伺ってからは初めてのことでした。こうして多くの社員の方々、そしてスポンサー企業の皆様にご支援をいただいていることを選手たちも実感したことと思いますし、だからこそ明日のヴェルディ戦の勝利でお返ししたいです。

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昨日は、ちょうど日本代表発表の日。細谷選手には、日立の皆様からこの日一番の大きな大きな拍手をいただきました。「パリが終わったので、もうA代表しかないし、なんとかここに食い込んでいきたかった。その最初の代表で選ばれたのは本当に嬉しいです。W杯の最終予選で相手のレベルがまた一つ上がるし、そこで自分がどれだけやれるかは楽しみです。自分の特徴を出して、日本のために戦って結果を出したいです」。

パリでのアシストやゴール、そしてスペイン戦で見せた反転シュート。大きな勝利や敗戦の悔しさを持ち帰ってのレイソルでのプレーは、側から見ればまた一つ大きく成長し、堂々としたマオに見えましたが、「体自体は動いている感覚はありますが、でも結果というところにはもっと拘らないといけないし、もっとゴールを取れると思っているので、出来はまだまだだと思っています」。そして明日はキャプテンの古賀選手が出場停止。「自分自身初めてのことです」ということで、イコールレイソルにとって太陽がいないというのは非常事態と言わざるを得ませんが、「今までは太陽くんが引っ張ってくれた。太陽くんがいないからこそ、自分たちがやれるところを見せなければいけない」というエースらしい力強い言葉に期待を寄せたいと思います。

明日の日立台でのヴェルディ戦開催については、予定通り開催の方向で試合前夜も準備を続けています。チケットは95%以上売れており、ヨネックスサンクスデー、しろいホームタウンデー、ワークショップ、エア遊具など、夏休み最後のホームゲームで多くのイベントを準備していますが、もし急な変更があった場合は、速やかにお知らせいたします。公式Xを細かにチェックいただけますと幸いです。それでは明日、風雨にご注意の上でご来場くださいますのをお待ちしております。

★イベント一覧はこちら
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0831

2024年8月24日

明日はアウェイ広島戦

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担当:大重正人

2日前の天皇杯。この天皇杯では、主催者側から用意される過去の大会ハイライト映像が放映されます。そこには昨年の決勝戦の模様も当然ありました。最後のPK戦で、優勝とそうでない側の残酷なコントラストが映し出され、我々レイソルにとってはクラブの歴史の1ページ以上の重みと忘れられない記憶として、再び思い返しました。もう一度あのファイナルへ、という思いを持って臨んだ大事な一戦でしたが、立ち上がりまもなくの失点が最後まで響いて、ラウンド16で道を断たれました。

「やっぱりあの失点はもったいなかった。相手の圧力やセカンドボールのところは、あれぐらいやらなければいけないし、でも試合自体はレイソルの方がゴールや、勝つチャンスがあった」。スタンドから見守った犬飼選手もそう悔しさを漏らしました。立ち上がりの失点、多くのチャンスメイクにも関わらず、決定機を仕留められない。今年データ上は決して悪くない数字を残していながら、結果や勝点に結び付けられていない、そういう面が現れてしまったゲームになってしまいました。チーム全体で攻守両方でハードワークしてゴールを狙うという戦い方を、選手たちはしっかり理解して形にできているだけに、攻守におけるゴール付近での精度や集中をより高めていくことを追求していくにほかなりません。

明日対戦するサンフレッチェ広島は、今リーグで最も強く、好調のチームです。公式戦7連勝中、リーグ戦も5連勝中。リーグ最多のゴール数が示すようにシーズン当初からの攻撃力は、11得点の大橋選手が海外移籍しても陰りはなく、またこの5試合での無失点が3試合、わずか2失点と、攻守両面で隙がありません。「前に出てきて、人に対して強いというのはリーグの中で上位だと思うし、切り替えの速さというのが重要になってくる。そこを自分たちも意識して戦っていきたい。自分も相手の嫌がることをやって、ゴールを狙っていきたい」と細谷選手。共に水曜の天皇杯では主力選手が出場しています。残暑のなか、中3日で戦う厳しい状況は双方同じ、リザーブ選手を含めての総力で、90分間の後に相手を上回り、勝点3を柏に持って帰りたいところです。

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明日は、18:30のキックオフです。新しく建設された広島の新スタジアムに行くことを、今年の楽しみにされていたサポーターの方も多くいらっしゃると思います。素晴らしいスタジアムで、素晴らしいチームを相手に、選手たちがサポーターの皆さんの応援や期待に応える試合を見せてくれることを期待しています!明日もスタジアム、DAZNでの応援をよろしくお願いします!

最後にお待たせしております後半戦ポスターですが、来週末からの配布の予定です。実は、7月末柏まつりに合わせて配布できるように準備していたのですが、選手の移籍があったり、ACL組との対戦日程の確定を待って、このタイミングでの配布となりました。10人以上の選手が並ぶデザインです。長らくお待たせしましたが、また配布のお知らせを来週流しますので今しばらくお待ちください。

2024年8月20日

明日は天皇杯ラウンド16

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担当:大重正人

今日、新加入内定大学生のお知らせをしました。古澤 ナベル慈宇(ふるさわ なべる よしたか)選手、落合選手や熊坂選手らと同じ東京国際大学で活躍するFWです。182cm、86kgというがっちりとした体格の通り、非常にパワフルなアタッカーで、スピードは今のレイソル選手たちにも引けを取らないものがあります。

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2025加入での法政大学の中川選手、流通経済大学の中島選手、2026加入での東洋大学の山之内選手に続く、今季発表した4人目の内定選手となりました。さらに昨年内定発表している中京大学の桒田選手もいます。レイソルには多くのトップ選手を輩出してきたアカデミーがありますが、彼らのような別のキャリアを歩み特徴をもった選手、そして外国籍選手を加えて、チームを編成しています。今季の関根選手に続く、大きな飛躍を期待していただきたいと思います。

明日は天皇杯のラウンド16です。ここまで、いわてグルージャ盛岡、筑波大学に連勝。昨年のファイナル苦杯の雪辱を晴らそうと勝ち上がってきました。ヴィッセル神戸とは2年前に同じラウンド16で敵地で対戦、その際は終了間際に勝ち越しを許し、1-2で敗れています。ただ今回の舞台はホーム日立台、我々にとって大きなアドバンテージになります。井原監督は「神戸は去年のチャンピオンで力があるチーム。やはり大迫選手の攻撃が一番力があるが、彼が先発でなくともタレントが豊富で強烈。しっかり対策して臨みたい」。

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今季の2戦目では、木下選手のゴールで1-0と勝利しましたが「あれから当然積み上げがあるはず」と警戒を強めます。そして移籍ウインドー後の試合となりますが、手塚選手は鳥栖での出場があるためレイソルでの出場はできませんが、垣田選手は鹿島で出場なしのため、レイソルでも出場可能となります。中3日の連戦、真夏の厳しい暑さの中で当然チーム全員の力が必要となる総力戦。スカパー!での中継もありますが、ぜひとも日立台のスタジアムに駆けつけていただいて、ベスト8への道を全員でこじ開けましょう。アウェイ湘南戦のような力強い後押しを引き続きよろしくお願いします!