2025年2月 3日

指宿キャンプ終了

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担当:長谷川宗一郎


昨日、2/2(日)をもって2週間にわたる「指宿キャンプ」を打ち上げました。柏でも対外試合を行うなどしてきましたが、より時間を密に過ごすことでピッチ上におけるチームとしての積み上げ、そして選手間はもちろんスタッフも含めた相互理解を高めることができました。

期間中のYouTubeでアップして参りましたVlogでご覧になった方々もいらっしゃるかもしれませんが、選手たちは「新加入の選手も多いが、お互いに要求し合う良い雰囲気」「ハードなのでしんどいですが、監督の求めるサッカーに理解して実現する作業が楽しい」といった言葉で、疲労感を滲ませつつも充実した時間になったことを窺わせるキャンプとなったようです。

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また、今回のキャンプでは昨日のFCソウル戦を含めてトレーニングマッチを3戦行いました。それぞれ試合時間に違いはありますが、トータルスコアがvs鹿児島(6-0)、済州(6-1)、ソウル(4-4)という結果となりました。この時期のトレーニングマッチは結果ももちろん重要ではありますが、チームとしてどれだけ意図しているものをピッチ上で表現できて、いかにそれを再現性を持っていけるかが大事になってきます。偶発的な要素も試合では時として勝利という結果をもたらす場合もありますが、そこに期待するのではなく狙いを持って繰り返し実現できるか、あるいは授けられた戦術という「型」にハマることなくいくつもの引き出しから相手や試合の流れを汲みながらピッチ上で選択できるか。そういう部分の擦り合わせという意味で、上手くいった部分もそうでない部分もしっかり確認できた時間になったのではないかと思います。

また、ピッチの外では今年も滞在させて頂きました「指宿いわさきホテル」の皆さまに素晴らしいサポートを頂きましたこと、この場を借りて深く御礼申し上げます。この2週間で何不自由なく過ごせたことが紛れもなくチームの力になりました。
僕自身初めて滞在させて頂きましたが、ホテルのスタッフの皆さま方の温かで細やかなサポートに毎日触れることができました。通常のホテルでも団体客の受け入れというのはあるとは思いますが、サッカーチームの遠征というのはチーム側からのオーダーが多く、ホテル側からすると対応が大変なこともあると思うのですが、長く利用させて頂いていることもあってか、急な相談にも笑顔でご対応頂いたり、融通を利かせて頂いたりと、挙げたらキリがないほどに良くして頂きました。お会いするといつでも優しくフレンドリーなスタッフの皆さまはまさに「ファミリー」と思わせる温かい空間でとても感動しました。ホテルは6月から休館されるとのことでしたが、温暖な気候、食事もロケーションも素晴らしい指宿を訪れた際には皆さまもぜひご宿泊ください。我々もシーズンが終わって良い報告ができるよう、精いっぱい頑張りたいと思います。改めましてこの2週間、本当にありがとうございました!

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チームは今日、明日と2日間のOFFを挟み、週末に行われる千葉とのプレシーズンマッチ「ちばぎんカップ」に向けたトレーニングを再開します。昨シーズンはホームで1-2と敗れ2年連続で悔しい新シーズンの前哨戦となっております。

「新生レイソル」のシーズンスタートを素晴らしいものにすべく、まずはこの一戦に注力します。今シーズンはアウェイ開催となりますが、ぜひ会場での後押しをお願いいたします。


【2025Jリーグプレシーズンマッチ 第29回ちばぎんカップ】
■対戦:ジェフユナイテッド千葉 vs 柏レイソル
■日時:2025年2月9日(日)14:00Kick off
■会場:フクダ電子アリーナ(〒260-0835 千葉県千葉市中央区川崎町1-20)
■チケット:https://www.reysol.co.jp/news/ticket/037162.html
■中継:千葉テレビ(14:00〜16:00)
■詳細:https://jefunited.co.jp/matches/event/1084(ジェフユナイテッド千葉HP)

また、今シーズンのリーグ戦もアウェイでの開幕となりますが、ホーム開幕戦となる2/22(土)川崎戦と2/26(水)セレッソ戦のホームゲームチケットが先週2/1(土)より販売開始となりました。

【2/22川崎戦・2/26C大阪戦・3/8鹿島戦・3/29東京V戦】『ホームゲームチケット販売』のお知らせ
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/037182.html

新加入の選手たちも対戦相手として日立台でプレーした時の雰囲気について、とても印象深く残っている選手が多いようなので、「柏レイソル」というクラブの代表としてプレーする彼らへ、今度は勇気を与えるサポートをぜひよろしくお願いいたします。

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2025年1月22日

指宿キャンプ3日目

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担当:長谷川宗一郎

柏レイソルを愛する全ての皆さま、はじめまして!今シーズンから広報のメンバーとして加わることになりました長谷川宗一郎と申します。

今月7日に入社し今日に至るまでの間に公開練習や新体制発表会の現場におりましたので、もしかすると「誰だコイツは」となった方もいるかもしれませんが、簡単にこれまでの経歴を紹介させて頂きます。

2016年に専門学校を卒業後、J3のクラブで4年、その後J2のクラブで5年間広報を担当して参りました。サッカー業界は一般の就職や転職と違ってオープンな求人があまりない一方で、広報は各クラブとの連絡や情報交換が日常的にあったりと割と横の繋がりが出来やすいことも一因として選手やスタッフのように「移籍」のような形での転職が多く、毎年の年末頃どこかのクラブの広報の方が「翌シーズンより別のクラブで〜」という退職のメールが入ります。そんな例に漏れずたまたまご縁とタイミングが合ったこともありまして、ありがたいことに柏レイソルでお世話になることになりました。

業界歴は長くなってきているのですが、J1という舞台が初めてなのと、レイソルには僕より遥かに経験豊富なスタッフの皆さんが多く在籍されているので、どこまでお役に立てるか分かりませんが、皆さまにレイソルや選手たちの魅力が伝わるよう精いっぱい頑張らせて頂きますので、これからどうぞよろしくお願いいたします!

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さて、話変わってご存知の通りチームは一昨日1/20(月)より鹿児島県指宿市「指宿いわさきホテル サッカー場グラウンド」を拠点にキャンプをスタートしました。初日は移動で大半の時間を経過していたため軽めのトレーニングとなりましたが、3日目を終了して実戦を意識したかなり強度の高いトレーニングが続いています。とはいえ開幕前のキャンプというのはどのクラブもキツい時間を過ごしており、この時期にどこまで上げていけるかがシーズン序盤の良いスタートに繋がると言っても過言ではないので、ここからあと11日、全員でしっかりと取り組んでいきたいと思います。

また、今日の練習前には指宿市の皆さまにグラウンドにお越し頂き、激励式を開催頂きました。鹿児島県の特産品と指宿市の打越明司市長より激励のメッセージを頂戴しました。チームを代表して挨拶した仲間選手からは「皆さんのことはレイソルファミリーだと思っているので、応援ではなくぜひ一緒に戦って欲しいと思っています。」という言葉もありましたが、多くの方々のサポートがあってこそ我々は活動が出来ております。この場を借りて、指宿市の皆さまに心より感謝申し上げます。

【贈呈頂いた品】
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指宿市様より市花である「菜の花」の花束

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鹿児島県様より「鹿児島黒牛」21kg

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鹿児島県様より「カンパチ」2尾

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指宿市様より「フルーツ」20万円相当

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指宿鰹節協会様より「SUBスープ」150個

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いぶすき農業協同組合様より「スナップエンドウ」3箱

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かつおぶしラーメン実行委員会様より「勝武士ラーメン」60個

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道の駅いぶすき様より「しらぬい(でこぽん)」2箱

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指宿商工会議所様より「さつまいも」

最後に、先ほどHPにてお知らせをさせて頂きましたが、明日の午前中の公開練習でのファンサービスを、トレーニング内容の変更に伴い急遽中止とさせて頂きました。楽しみにされていた方には大変申し訳ございませんが、ご理解頂けますと幸いです。次回の公開練習のスケジュールについてはまた後日お知らせさせて頂きますので、そちらをご確認ください。


温暖な気候と綺麗に整備された素晴らしいピッチ、バランスの考えられた食事などサッカーに集中できる環境で、充実した時間を過ごせるようチーム一丸となって頑張ります!

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2025年1月 9日

新シーズンを前に

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担当:大重正人

久しぶりの投稿となりましたが、改めまして新年明けましておめでとうございます。今シーズンも柏レイソルへのご支援、応援をよろしくお願いいたします。先ほどニュースでもお知らせしたように、リカルド ロドリゲス新監督と新スタッフ、そして14人の新加入&復帰選手を迎えて、新しい柏レイソルが始動しました。今日の初トレーニングの模様や選手たちの声は、またVlogでお届けしますので今しばらくお待ちください。

その一方で、クラブを離れることになった選手やスタッフがいます。

11月の下旬、練習上がりに「ちょっと話があるんだけど」と声をかけてくれたのが荒川薫トレーナーでした。「今年一杯で辞めることになったんで、伝えておくね。いろいろお世話になりました」。1986年、日立製作所サッカー部時代から、この2024年まで39シーズン。30周年を超えた柏レイソルよりもさらに長く、その以前から、このチームに尽くしてくださいました。ここにいる誰よりも多くの選手たちに接してきたのが荒川さんです。練習や試合で疲労した選手たちの身体はもちろん、いつも温かく優しい言葉で心もほぐしてくれた、レイソルのレジェンド。60歳の節目で決断されました。荒川さんのいない日立台、今も現実味がありません。12月9日の解団式。左手の甲に「×」を書いて、後ろを向いて天に突き上げました。漫画ワンピースの仲間の印を示すユーモアと、こんな言葉を私たちに送ってくれました。「ここにいるみんなは仲間。友達だと思っています」。

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赤井寛之トレーナーは、解団式での別れの挨拶でこんな話をしてくれました。「2013年からレイソルに来て、その初日に、工藤壮人選手から『テーピングしてください!』って声をかけられました。巻き終わったけど、実は強く巻きすぎてしまって。クドーが自分でテーピングを外して、自分で巻き直したそうです。『やばいトレーナーが来たぞ』って、選手たちに言ってたらしくて(苦笑)」。結団式の後「すごく良いエピソードでしたよ」って赤井さんに声をかけると、後日談も教えてくれました。「でもクドーは、その後もテーピングを僕に頼みに来てくれたんです。やっぱりクドーは凄いヤツです」。昨年末にお届けしたファンクラブ会報誌での選手相関図の中で、赤井さんに向けて、片山選手からこんなコメントがありました。「康介とカキは『超人気ないじゃん!』とかイジっているけど、二人とも赤井さんをすごく信頼しています。多分、これを言われたら赤井さんも喜ぶ(笑)」

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解団式の翌日、12月10日。サヴィオとの最後の仕事だと思いながら、11時30分にアウォーズへ向かうタクシーへ焼田通訳と乗り込みました。主催するJリーグの皆さんもこの素晴らしい選手たちの式典を多くのファンサポーターに届けたいという思いで、おそらく連日遅くまで準備されてきたことは重々分かっていますし、衣装のスタイリングやメイク、そしてメディア皆様からの取材など、対応すべきいろんなことがあるのですが、でも夜のステージが終わるまで、ただ、ちょっと長いんです(笑)。すみません。。。

去年も優秀選手としてアウォーズに参加したサヴィオもそれは分かっているだろうし、それに何もなければ解団式が終わったらすぐに帰国できるのに、絶対に優秀選手に選ばれてアウォーズがあると思って、前もってブラジルへの帰国便を一日遅らせてもらってるし。このレイソルでの最後の長い一日を少しでも良い気分で過ごしてもらいたいと思い、多分フライングだとは分かっていたんですが、こう伝えました。「サヴィオ、ベストイレブンだよ」。サヴィオは日本語で「ホント!?」と。すっごく嬉しそうにしてて、伝えて良かったなと。横浜への車中では、サヴィオがマカダミアナッツチョコや水をくれたり、「MVPは武藤選手かもね」なんて見事言い当てながら、2時間かけて向かいました。本当はダークな衣装が好みだったけど、クラブカラーに近いジャケットにも「ダイジョウブ!」と華麗に着こなし、式典の後まで長く続いたベストイレブン会見を終えて、日立台のクラブハウスに戻ったのは23時ぐらいでした。最後別れる時、来年のことを聞いたら「ソウネ」と頷いてくれました。ここ数年のレイソルを背負い続けてくれて、もうこれ以上ないぐらい貢献してくれて、長かったアウォーズの疲れも見せず穏やかな笑顔を見たら、素直に彼を送り出してあげようという気持ちになれました。

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海外クラブへの移籍に向けてクラブを離れた升掛選手、関根選手については、新しい情報が入り次第、お知らせします。彼らと同じくレイソルを離れるメンバーのことは、荒川さんと同じように仲間や友人のように思いますし、感謝しかありませんし、新しい場所で成功してほしいと心から思います。そして今、レイソルに来てくれた選手やスタッフにも、元いた場所、気心知れた仲間がいる中で、今回並々ならぬ覚悟をもって柏への移籍を決断してくれたことを、サポーターの皆さんにも感じ取っていただいて、今年のチームを支えていただけたらと思います。長くなりましたが、今シーズンも柏レイソルをどうぞよろしくお願いいたします。

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2024年12月 7日

明日は最終節

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担当:梶山由珠

2月から開幕した2024シーズンも、残すところあと1試合となりました。我々にはまだ「J1残留」という最も大きなタスクが残されています。降格圏との勝点差は3ポイント、得失点差もレイソルが7点上回る優位な状況であることは確かですが、それでも何が起こるか分からないのがサッカーです。それは直近5試合での追加タイム失点で、我々があらためて思い知ったことでもあります。
そんな大事な今季ラストゲームに向けて、監督も選手もスタッフも全員が、レイソルのJ1残留のために全てを注いで準備しています。レイソルのため、仲間のため、自分のために、それぞれが思いを持って戦ってくれるはずです。1年間ともに戦ってきたメンバーで迎える最後のゲーム、サポーターのみなさんもどうか最後まで気を緩めることなく、いつものような最高の応援でチームを後押しいただけたらと思います。

先日リリースの通り、井原正巳監督の今シーズン限りでの退任が決定しました。監督としては昨季途中から1年半、ヘッドコーチ時代もあわせると、合計12シーズンもの間レイソルのために尽くしてくださいました。かつては日本代表のキャプテンとしてW杯初出場に導いたレジェンドが、現役時代にプレーしたわけでもないレイソルに、こんなにも長く貢献してくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。特に昨季5月、苦しい状況下で監督を引き受けてからの立て直しは簡単ではなかったと思いますし、ちょうど1年前の天皇杯ファイナルの川崎戦では、タイトルにはあと一歩届きませんでしたが、観る人の心を揺さぶるゲームを見せてくれました。井原監督体制で忘れられないゲームの一つです。
今季はゲームスタッツも示すように、試合内容では優位に進められても、結果が伴わずもどかしいゲームが続き、最後まで残留争いから抜け出せない苦しいシーズンとなりました。最後こそは、勝って残留を決めたい。それがレイソルに関わる全ての人の願いです。

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前節の神戸戦で、ついに2桁ゴール(10得点目)を達成した木下選手。シーズン前から今季の自身の目標にも掲げていた数字でした。さらには「全試合に出場できているのもキャリアで初めて」と本人が話す通り、ここまでのリーグ戦全37試合に出場しています。全試合出場はチーム内でサヴィオ選手と木下選手の2人だけ。on the wayインタビューでも語られたように、長年怪我で悩まされながらもリハビリやケアを重ねて少しずつ改善し、レイソル加入1年目の今、チームトップスコアラーとなって実を結んでいます。今季のレイソルを何度も救ってくれているコウスケですが、前節は「自分にももう一つ決定機があったし、さらに精度を高めていかなくては」とFWとしての責任を述べました。明日は残留を決めるゴール、そして勝利に導くゴールに期待が高まります。

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もう一人、2試合連続のアシストで勝点獲得に大きく貢献しているのが手塚選手です。神戸戦の木下選手のゴール、新潟戦の細谷選手のゴール、もっと遡ると町田戦の細谷選手のゴールも、手塚選手のコーナーキックからでした。今年8月にレイソルへ電撃復帰してから4ヶ月。「自分のボールを分かってもらえるようになってきた」と本人も手応えを語るように、日々の練習の成果が結果として現れるようになってきました。「コウヘイのボールの感覚に慣れてきた」(木下選手)、「合わせやすいスピードや軌道のボールを蹴ってくれる」(細谷選手)と日を追うごとにチームメートからの信頼も増す手塚選手のプレースキック。そのエレガントな左足から、明日もゴールが生まれることに期待を寄せたいと思います。

明日の最終節札幌戦は札幌ドームで14時キックオフです。札幌市は気温も低く、積雪もあるようですので、現地へ行かれる方は気をつけてご移動ください。
また札幌のペトロヴィッチ監督も今季限りでの退任が発表されています。前節でJ2降格が決まった札幌ですが、7シーズンもの間チームを率いた監督と最後は勝利で終わろうと、きっとホームで素晴らしい雰囲気を作って臨んでくるはずです。その雰囲気に負けず劣らないレイソルサポーターの大声援で井原体制ラストゲームを後押しいただき、必ずJ1残留を決めましょう。明日も現地やDAZNにて応援よろしくお願いします!

そして明日、前節でついに首位に立ったU-18も、プレミアリーグEASTの最終節を迎えます。レイソル、横浜FC、鹿島の3チームが勝点38で並ぶ大混戦の優勝争いですが、得失点差で2位を5点上回るレイソルは、明日の試合で勝利すれば優勝はほぼ確実です。最終節はアウェイでの川崎戦、13時キックオフでトップチームと試合時間が被ってしまいますが、スポーツブルでのLIVE配信(無料)もあります。藤田監督や選手たちがこれまでずっと口にしてきた「チャンピオン」という目標まであと一つ。2014年以来二度目の優勝をかけて戦うU-18にも、ぜひ熱い声援をお送りください!

★明日の柏U-18のLIVE配信はこちらからご覧ください
https://t.co/gU7wtSNg2N
※視聴には「スポーツブル」アプリの無料登録が必要です

2024年11月30日

ホーム最終戦

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担当:大重正人

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まず今シーズン、ホームゲーム24試合に大きな応援をいただきまして、大変ありがとうございました。今日も13700人の両チームサポーターがスタジアムに詰めかけ、今年のホーム年間平均観客数は12070人となり、国立競技場を使用していない2014年以降での最多となりました。決して勝利が多くないシーズンだったにもかかわらず、これほどまで多くのレイソルサポーターが毎試合日立台に駆けつけてくださったことに感謝の思いしかありません。そして悔しい思いをぐっとこらえ、苦しい時により一層チームを奮い立たせてくれた熱く温かい応援。今日も黄色いレイソルサポーターが最高の雰囲気にしてくださいました。「一心同体」。苦しかった時代を乗り越えたソウルワードの通り、チームとサポーターが一丸となって、連覇を狙う神戸を土俵際まで追い詰めました。

なかなか得点できなかったセットプレー。今夏レイソルに戻ってきた手塚選手の左足、最高のストロングポイントが結果につながり、レイソルの得点王木下選手のヘディングで先制点を奪いました。ハイボールの競り合いの応酬になった試合でも、大迫選手や武藤選手といった日本屈指のFWに、レイソルのDFたちが競りかけ、セカンドボールの奪い合いでも決して引けをとりませんでした。ここ数年レイソルが大事にしてきた強度面を首位相手にしっかり発揮し、試合のほとんどをリードしました。

アディショナルタイムでのVARでPK判定、相手のキック失敗、相手ゴールのオフサイド判定、VARで覆る。15分にも及んだアディショナルタイムはいろんなことが起こり過ぎて、あまり記憶にないほどです。残念ながらサポーターの皆さんの失望だけを最後に残してしまう結末になってしまいました。トレーニングも、ミーティングも、意識づけも、すべてやれること、やるべきことにチームは時間を注いできました。それでも止められない最後の失点。準備がまだ完璧ではなかったと言わざるを得ない結果です。修正すべきは一つだけじゃなく、失点に至るまでのプレーや流れで起こった原因を一つ一つ探り、改善する。今日もここ数試合も、試合の大部分で自分たちの狙いが出せているだけに、もどかしい思いでいっぱいです。

次の札幌戦に向けて、まだやれることはあります。最後こそ、失望ではなく、歓喜を。今日で23年もの間、レイソルスタジアムDJとして我々を支えてくださったナラヨシタカさんを勝利で送り出せなかったことが何より悔やまれます。今日いただいたお言葉は、近日公式YoutubeのマッチVLOGにてお伝えします。そして最後こそ、ナラさんと、今年1年応援し続けてくれたサポーターの皆さんに勝利を届けて締め括れるように。今シーズンのホーム最終戦に際し、改めて皆様の応援に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

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2024年11月29日

明日はホーム最終戦

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担当:大重正人

シーズン終了が近くなり、共に戦った仲間の引退のニュースが相次いで伝わってきました。ディエゴオリヴェイラ選手は2016年と17年にレイソルでプレー。当たり負けしないパワフルさと、両足の区別なく扱えるしなやかさを備え、ユース出身の若手選手たちが躍動した時代のセンターFWとして多くの勝利をもたらしてくれました。FC東京に移籍してからも輝き続け、レイソルとの古巣戦では手痛い恩返しを何度ももらってしまいましたが、ディエゴの力を知っているからこそ、やっぱり彼は凄い、と感心するばかりでした。トップフォームのまま現役を退くという決断は簡単ではなかったでしょうが、美しい勇姿のままピッチを去ろうという美学が似合うし、今なおレイソルサポーターにも愛され続ける選手でした。

昨年までレイソルに在籍していた三原雅俊選手も現役引退となりました。ちょうど昨日、日立台に挨拶に来てくれて、全く変わらないマーくんのままでした。ヒザの痛みとの戦いだったと明かしてくれましたが、「最後までやり切りました」と完全燃焼の様子でした。「僕のJリーグデビューは日立台ですからね」と、高校生で特別指定選手登録され、サガン鳥栖の一員として立ったこのピッチを懐かしんでいました。SHIBUYA CITY FCに移籍してからも、引き続きレイソルのホームタウンに家を構えて「この前、瑛ちゃんと偶然会って、ご飯食べましたよ」。近くに住む大谷コーチとは、この日も足を止めて話し込んでいて、レイソルとのつながりが続いていることを嬉しく思います。また新たな道で、マーくんらしい明るさと優しさで周りの人たちを楽しませてくれることでしょう。18年間本当にお疲れ様でした。

そして明日、もう一人、大切な「家族」の一員とのお別れの日となります。スタジアムDJのナラヨシタカさんが今季限りで退任されることになりました。2002年からということで、足掛け23年もの間、この日立台のアナウンスブースからレイソルを後押しし、熱いレイソルサポーターの一人として、応援を続けてくださいました。「GO GO!カシワーーーレイソル!!」。試合前に燃え上がるサポーターにさらに火をつけるお馴染みのコール。日立台になくてはならないものでした。明日が日立台のホームゲームでナラさんの美声を聞ける最後の試合となります。ぜひお早めにスタンドに着席いただき、思いを馳せていただければと思います。試合後にはセレモニーも実施しますので、これまでの感謝を拍手に乗せてお送りください。

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レイソルにとっても、今季残り2試合。このチームのメンバーで戦える、最後の日立台ホームゲームです。J1残留まで、あと一山を越えられない、もどかしい試合が続いていますが、勝てば文句なしに残留が決まります。引き分け以下でも、残留を争う磐田、札幌の結果次第で残留が決まります。ただ「勝って決めたい」が、選手たちの合言葉のように、この中間の取材で聞かれました。

細谷選手は「この中断期間は全員が神戸戦を意識しながら臨めていましたし、強度の面も厳しくやってきた。自分の仕事はやっぱりゴールだけど、チームを勝たせられるかが大事なので、ゴールを取っていい状況に持っていきたい。新潟戦も悔しい試合になってしまい、今回はホーム最終戦でもあるのでサポーターの皆さんに勝利を届けたい」。古賀選手は「神戸の選手のクオリティはかなり高いですし、1人1人のデュエルで負けないことなどは最低限でやらないといけない。あとはゴールを取るために、最後の最後での失点を防ぐためにも、敵陣に押し込んでプレーすることも大事にして、それを表現したい」と力を込めてコメントしました。マッチデープログラムのインタビューもありますので、ぜひご覧ください。

チケットはすべて完売となり、明日も超満員のスタジアムになります。相手は連覇をめざす強敵のヴィッセルですが、リーグ戦の対戦成績はここ6試合で4勝2分と互角以上に戦えています。レイソルサポーターの最高の後押しを受けて、選手たちが笑顔で終われる結果を残してくれるよう信じて応援したいと思います。残念ながらチケットが買えなかったという方には申し訳ございません。DAZNやNHK総合の生放送で応援ください。

★スタジアムイベントはこちらから
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1130

2024年11月 8日

明日は新潟戦

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担当:大重正人

Jリーグはいよいよ残り3試合。果たさなければならないJ1残留にむけ、一つ順位が上のアルビレックス新潟との対戦となりました。相手は16位、レイソルは1ポイント差で追っている状況。文字通りの「6ポイントマッチ」です。このような状況で残り3試合を迎えなければならないのは、チームや選手、サポーターの皆さんも全く望んだものではありませんが、この直面する危機から逃げることはできません。相手の力を認めながらも、自分たちの力を信じ、応援してくれるサポーターの声援に今度こそ応えなければなりません。

3試合連続のアディショナルタイムでの失点。VARでのPKもありました。失った4ポイントの大きさ。福岡でも試合後の選手になんとコメントを聞けば良いのか、正直難しいことでした。当然口が重く、険しい表情でしたが、それでも現状を受け入れ、残された試合に向けて前を向いて進んでいこうとする姿勢は崩れていませんでした。サポーターの皆さんは試合前、スタジアム入りするチームに応援歌を送り続け、試合後は古賀キャプテンを中心に声をかけていただきました。「サポーターの皆さんは常にポジティブな声をかけ続けてくれている。新潟戦は特に大事な試合になるし、この声に何としても応えたい」。

福岡戦の前半は慎重になってか勢いや迫力を出しきれなかったものの、同点に追いついて攻勢に回った後半のパワーを、新潟戦ではキックオフから余す所なく出してほしい。苦しい時には後押ししてくれるサポーターと、ベンチに控えるチームメイトがいます。そしてサポーターの皆さんの最高の応援があります。柏レイソルのすべての力を日立台に結集して、最高の結果を得られるように戦い抜きましょう!

マッチデープログラムのインタビューは細谷真大選手です。いろんな経験をして一回り大きくなったエースストライカーが、自分が育った日立台でチームを救うゴールを決められるか。その思いをぜひご覧ください。

明日は15時キックオフで、12時15分ホーム開場です。明治安田生命による「シャレン!で献血」のイベントは、日立台公園隣の駐輪場で。これはスタジアム場外になりますので、チケットをお持ちでない方でも参加いただけます。時間も開場前の9:30から11:00まで、そして開場12:15から試合終了まで行われます。そして午後帯には、OBゲストが。大津祐樹さんと大島嵩弘さんが来場されます。ユウキとシマに会いたい方は14:30までとなりますので、ぜひお立ち寄りください。

また明日の試合では、試験的に試合後のフード売店を1時間延長営業いたします。試合後も日立台を楽しんでいただければという思いと、帰路の混雑緩和をめざして実施いたします。今後の実施に向けての検討材料となりますので、お時間があります方はぜひご利用ください。そしてチケットは、通常チケットは完売となり、見切れ席も前日19時時点でビジター側のみとなっているようです。日中は晴れ間となりそうですが、夕方は気温が下がりますので服装にはご注意いただくのと、メインスタンド側は眩しくなる可能性がありますので帽子やサングラスがあると良いかもしれません。それでは明日、日立台で、DAZN中継で、応援をお願いいたします。

★イベント情報はこちらから
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#1109

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