明日は名古屋戦
担当:大重正人
ルヴァンカップ決勝戦から、はや6日が経ちました。あの国立に向けて、選手やチームスタッフはもちろん、国立を黄色に染め上げるために何日もかけて準備してくださったサポーターの皆さん。激励の投稿を送ってくださった柏市役所の方。多くのスポンサー企業の方々もスタジアムに駆けつけてくださいました。レイソルに関わる全ての人がすべての思いを注ぎ、結集した一日でした。
我々広報も、このファイナルに向け、ここ数週は相当数の取材依頼をいただいての対応を行ったり、またムービーを2つ準備しました。長年レイソルに思いを持った2人のクリエイターの方が、生まれ変わった今年のレイソルを限られた秒数の中で存分に表現くださいました。1つ目の動画では、5年前の苦杯を知る選手、レイソルでタイトルを掴むために戻ってきてくれた選手、近年の困難のなか歯を食いしばって支えてきたキャプテンたちの言葉を紡ぎました。
そしてスタジアムでキックオフ直前に流した2つ目の動画。「EL EQUIPO ES LO IMPORTANTE」。リカルド監督がチーム始動から選手たちに示してきたいくつかの言葉の最後に、赤字で書かれたものです。いつかサポーターみなさんも含めたこのレイソル全体にも分かち合いたいと思って温めてきました。直訳すれば、チームが最も大切。チームのために全員が尽くす。このファイナルに進めたのはチーム全員の力があってのことで、アクシデントでピッチに立てなかった、手塚、渡井、熊坂の3選手には、特に近しい3人に思いが届くように名前を呼んでもらい、動画に入れてもらいました。

準優勝に終わった事実は、深く重く受け止めていますが、それでも、レイソルがこの1年やってきたことや、この決勝戦に向けて準備してきたことが消えてしまったわけではありません。リーグ戦が残り3試合あることは、私たちの支えと活力になりました。
古賀選手は「ルヴァンのタイトルを獲れなかったことは悔しさが残りますが、自分たちには一番大きな目標が残っているので、みんな切り替えられていると思います。今年一番強かったチームだと示せるのはリーグ戦だと思うので、可能性があるかぎり掴みに行きたい」と前を向いて進んでいます。
リカルド監督も「もちろん辛い敗戦だった。ルヴァンのタイトルを獲れず悔しいが、まだ我々にはリーグ優勝やACL出場権を獲得できる可能性があり、全く下を向く必要はない。サポーターの皆さんが敗退後にも声援や拍手を送り続けてくれたのは、我々が決して悪い試合をしたということではなかったことの証だと思いますし、選手たちが2点差があっても最後の最後まで諦めることなくプレーを続けたことを評価してくれたのではないでしょうか。みなさんが、これからの試合でも熱い声援を送ってくれるでしょうし、選手たちはその熱を感じながら目標に向かって頑張ってくれるはずです」








































