春の風物詩
2018年、早くも3ヶ月が過ぎようとしています。
卒業式、終業式、入学式、クラス替え...
桜の木が出会いや別れ、儚さ、力強さなどをさらに際立たせてくれているようにも見えます。
そんな春の風物詩でもある桜の木。
我々日本人にとって桜はとても馴染みの深い植物だと思います。どこの学校にも校庭には桜の木が植わっていて、開花予測をニュースで取り上げられ、開花すればこぞって中継を繋いで全国に様子を伝える。
唯一無二の植物と言ってもいいかもしれません。
"開花"をこんなにも注目される桜ですが、咲くことのない夏、秋、冬はどう過ごしているかご存知でしょうか。
桜は、花びらが散った後、夏に来年の春に咲かせる花の芽を作ります。
秋には葉を落として、
冬は一旦眠りにつきます。
眠っている時は、芽は成長していません。
そして、真冬の凍えるような寒さにさらされることで目を覚まし、その後暖かさによって成長し春に花を咲かせます。
暖かさだけでは花を咲かせることができず、一定の期間寒さにさらされることも桜の開花には必要なのです。
U-14は3/25〜4/3の期間でロンドンへ海外遠征に行ってきます。
凍えるような寒さを感じ取ることができなければ、暖かさに気づくこともできないですし、自分から出ている芽に気づかなければ寒さすら感じることもできないでしょう。決まった時期に開花する そんなこともないでしょう。それでも、それぞれが思い描く開花を信じさせてあげられるよう、また近づけさせてあげられるよう取り組んできたいと思います。
これだけ桜の話を書いておきながら満開になる1週間日本を不在にしますが...笑
活動の様子はアカデミーFacebook、Twitterで随時更新していきたいと思います。
担当:志田