3・11
2011年 3月11日 14時46分
その日、その時間、何をしていましたか?
自分は事務所でスタッフと話しをして過ごしていました。
最初は「あっ、地震だ」と、いつものような感じでいたのですが、それがすぐにちょっと違うぞと異変に気づき、他のスタッフと慌てて3階にある事務所から外に降りました。
そこで目にしたのは、地面が激しく揺れ、車が躍っているかのように飛び跳ねている光景でした。
その後、すぐにテレビをつけると、信じられないような映像が映し出されていました。
津波で家、車などが呑み込まれ、流されていく光景をみて、同じ日本で本当に起きていることなのか、信じがたい状況を受け入れることができませんでした。
震度 7
マグニチュード 9.0
死者 1万5894人
行方不明者 2561人
全国の避難者 17万4471人
あれから5年...
今もなお復興に向け、いろんな人たちが尽力しています。
震災直後、悲惨な状況に何の約にも立てない、ふがいなさを感じましたが、今も何も役に立つようことはできてはいません。
自分はその場にいたわけでもなく、家族、友人、家などを失ったわけでもありませんが、
東日本大震災をきっかけに、「命」、「生きる」とはどういうことなのかを深く考えさせられました。
被災された方のことを思うと簡単に言葉にすることはできませんが、
「生かされている」自分にできることは、
今、できることをやる。
日々に流されることなく、毎日少しでも前進していきたい。
これからも選手の可能性を信じて、寄り添っていきたいと思います。
担当 根引