ブラジル遠征6日目
1月3日、初戦。
待っていたのは想像以上のアウェーな環境でした。
そのアウェーの熱を感じながら選手たちは奮起し、熱い戦いを繰り広げてくれました。
惜しくも引き分けたサンパウロFC戦、想像以上の環境は、想像以上の経験を与えてくれたことだと思います。
戦い抜いたながらも、もっと出来たと思っている選手がほとんどでしょう。
もっと出来たというこの想いを胸に、次に待っているBarueri戦にチーム全員で向かって行きたいと思います。
先日、試合が終わって宿舎に戻ってきたのが24:00。
選手は軽食をとって各部屋に戻って行きましたが、興奮も覚めやらないまま、なかなか寝付けなかったことでしょう。
試合翌日の今日の午前は、今回の遠征で初のショッピングに出かけました。
宿舎の近くにあるショッピングモールでフリータイム。
スーパーでブラジルらしい食料を買う選手、家族にお土産を買う選手、みんなそれぞれの目的の物を購入しながら気分もリフレッシュ出来た様子でした。
そんなショッピングでの出来事を2つほど。
ショッピング中に突然写真を撮ってくれと声をかけられたり、レジで店員にサインを求められたり、昨日の試合を見てくれたのか、柏レイソルってなに?思われていた所から少し距離が縮まってくれたようです。
どうやらサンパウロFCと引き分けの試合を展開したことは、こちらではそれだけのインパクトがあったのかもしれません。
もう一つは、ショッピングや食事に言葉が全くわからない選手達を、新たな通訳が助けてくれました。
前田ライム君。
ブラジルでコーディネーターとして働いていて、柏レイソルの遠征にも過去から協力して下さっている前田和明氏の息子さんで、ライム君のお兄さんはレイソルU-18に練習生として以前に参加してくれていました。
今回は私達を応援するためにわざわざ飛行機でバルエリまで来て下さいました。
可愛い通訳さんのおかげで、みんな食事おも買い物もだいぶスムーズに進んだようでした笑
チームはショッピングと午後のトレーニングを終えて、明日の午前は他会場のコパサンパウロの試合を観戦、午後にトレーニングをし、6日のBarueri戦に向かいます。
ブラジルに来て約1週間。遠征当初よりもみんなの距離が縮まり、良いグループになってきている感じがします。
アカデミースタッフ