2015年11月13日

「伝える」と「伝わる」

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「伝える」と「伝わる」

1文字違いですが、大きな違いです。
「伝える」は一方通行で終わることもありますが、
「伝わる」には、はね返ってくるものがあります。そこには反応があり、発展があり、そして相手の中に伝えたものが残ります。


先日、柏日体高校の高校サッカー選手権千葉県大会 準々決勝を観に行ってきました。
結果は市立船橋に1-3で敗退。試合終了後、キャプテンの選手がスタンドにいる保護者、卒業生、観戦者に向かって挨拶をしていました。

もちろん事前に用意していた文でもなく、かっこいい言葉を流暢に使っていたわけではありませんが、支えてくれた方たちへの感謝、両親との約束を果たせなかったことへ悔やみなどを
試合直後ながら、落ち着いて、自分の中にある言葉を1つ1つ紡ぎながら丁寧に話をしている様子はとても印象的でした。

間違いなく彼の挨拶は聞いていた人たちに伝わっていました。


「伝える」ことに満足せず、伝わるように"言葉を実感しながら語る"

人間味のある人でありつづけたいものです。

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担当:志田 達郎