可能性を信じて...
練習開始1時間前。
1人、シュートを打ち込む選手がいる。
最近の彼の日課になっている。
彼だけではない。
練習前にシュート練習をする人。
コントロール・パスを繰り返す人。
全体練習後にキックの練習をする人。
クロスボールを練習する人。
ヘディングをする人。
各々が自分の課題に取り組んでいる。
自主練習をすれば良い訳ではない。
評価が高まるわけでもない。
蹴っていればうまくなるとは限らない。
努力すれば報われるかは分からない。
ただ、何かに夢中になること。本気になること。課題に目を向けること。
自分が描く自分に近づこうと、何かアクションを起こすことは素晴らしいことだと思う。
もしかすると『サッカー』においてプラスに働くかもしれないし、『人生』や『生き様』に作用するかもしれない。
だから、彼や彼らにはその姿勢を大切にして欲しい。
今のように、今以上に、サッカーと全力で向き合って欲しい。
彼らを見ながら、私もサッカーと、そして選手と向き合おうと、刺激をもらいます。
山中 真