2016年11月 2日

夢中

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日増しに寒さが加わるこの季節が今年もやってまいりました。その都度、脳裏に浮かぶ一首があります。

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 

俵万智さんの有名な短歌のひとつで小学生のときからファンになって以来、僕はあたたかさを求めて、防寒具を脱ぎ、暖房のスイッチを切り、道往く人々に寒いねと話しかける冬の日々を過ごしています。

さて、僕の中で俵万智さんといえば息子さんの言葉が最近話題になっており、その一つのやり取りが心に残っているのでご紹介したいと思います。

宿題を少しやっては「疲れたー」と投げ出す息子。「遊んでいるときは全然疲れないのにね」とイヤミを言ったら「集中は疲れるけど、夢中は疲れないんだよ!」と言い代えされました {俵万智さん Twitterより}


集中は疲れるけど、夢中は疲れない。 


いかに選手が自分の成長、サッカーの楽しさに夢中になれるか。を改めて考えさせてもらえるきっかけとなった言葉です。彼らの好奇心、遊び心、興味を少しでもくすぐれるように日々精進していきたいです。

そしてひとつでも多く選手にサラダ記念日を提供できるように。。。