2009年8月27日

二日目の試合内容

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こんにちは。
昨日の詳細をお知らせします。

若干予定を変更し、朝6時にホテルのレストランで朝食を採りました。朝食は、パンを半分に切り、その中にハムやチーズを好みに合わせて入れて食べます。その他野菜やヨーグルトも自分で採って食べます。お洒落なヨーロッパスタイルの朝食をお腹に詰め込み、いざ出発です。
車に揺られること3時間弱、相手のホームグランドに到着です。初戦の相手はTSG1899 Hoffenheim。
レイソルのメンバーは、GK原田 DFは右から吉岡・中谷・秋野(C)・新藤 中盤はアンカーに清宮・右から秋元・伊藤・白井・宮澤 FW金の4-1-4-1。照れながらも試合前に記念撮影をして、Kickoff!
前半序盤は相手のレベル、スタイルを探りながらの試合運びになりました。相手は中盤がダイヤモンドの4-4-2。ボールサイドにコンパクトな守備組織を引いてきます。相手の特徴が解りはじめ、チェンジサイドを繰り返し攻撃の糸口を探ります。そして、特に秋野からの鋭い縦パスがMFとDFの中間にポジションを取る伊藤に何度も入り、そこからの展開でゴールチャンスを作ります。また、右から左へサイドチェンジし、再三オーバーラップしたDF新藤とMF宮澤で2対1を作り、そこからチャンスを作ります。早いタイミングで金が先制し、完全に主導権を握ったと思った矢先、相手ゴール前でボールを失い、そこから一気に攻め込まれ右サイドで相手を倒してPKに。これを決められ1対1の同点になり前半終了。そういう一回のカウンターを物にする所は見習わなければいけません。
後半は若干メンバーを入れ替え巻き返しを図ります。後半序盤も左サイドで2対1を作り、試合後に相手チームの監督が「あの22番は代表選手か?」と言われたほど、新藤のオーバーラップからの攻撃が効果的で、目立ちました。そしてその左サイドの攻撃からCKになり、クリアボールを宮澤が決めて2対1と逆転。その後も相手を押し込んだ攻撃が続きますが、長旅の疲れもあってか徐々にミスが目立ちはじめカウンターを受ける回数が増え始めます。相手には足が速い、フィジカルが強い、トリッキーなプレーをするなどの特別特徴のある選手は居ませんが、パス&コントロールなどは基本に忠実で、誰一人不必要にボールを失ったり、無謀なプレーをする選手はいません。今回はReysolの選手の方が、パスが少しずれたり、相手のプレッシャーに慌ててボールを失うケースが目立ちました。そして一進一退の攻防が続きましたが、再度カウンターで右サイドから中にカットインしたFWを止めにかかり、上手く交わされてゴールの左角に決め
られ同点。また右サイドで相手を倒し、ペナルティーエリアの外(だったように見えましたが)で相手を倒し、PKを決められ逆転され、そのまま試合終了。残念ながら初戦を黒星で終えました。
試合の反省としては、Zweikaemp(ツヴァイカンプ・1対1の闘い)で相手に立ち向かわずに怯んでしまう事、コンタクトを恐れないで自ら挑む事、それらの面でやはり負けていました。
相手はいずれ180〜190cmくらいになっていく人種です。今日も基本的にはReysolがボールを持ち主導権を握る時間は明らかに長かったです。しかし、ボールを奪われた瞬間に相手に身体をぶつけていく事やZweikaempに怯んでしまえば、一気にゴールまで持って来られます。いずれ人種的な身体の差がついてしまう相手に、今から気持ちの面で負けてしまってはやはり今のこの選手達が世界を相手に対等に闘うのは出来ないと思います。
そういう意味では、今回のドイツチームとの試合は、自分達の力を試す最高の相手だと思います。
吉田監督も試合後にはそういった話しを選手に伝えてました。夕方からの試合を、スタッフは期待しています!