知ってる・知らない
先日、電車に乗っている時にこんな場面を目にしました。
小学校高学年ぐらいの男の子3人組が席に座っていました。
車内は満席に近く、チラホラ立っている人がいる程度。
ある駅に着いた時、たくさんの人たちが乗車してきました。
その時、乗車してきた女性に3人組の一人が『どうぞ座ってください』
と元気よく声をかけました。女性は『ありがとう。でもすぐ降りるから大丈夫よ。』
と言いました。しかし、男の子の押しに負けて少し恥ずかしそうに、でも嬉しそうに座っていました。2駅して『ありがとね』と声をかけ降りていきました。
一緒にいた2人の友達が『なんで席譲ったの』と聞くと、
少し照れながら『赤ちゃんのマークをしていたから』と説明。
『何それ?』と二人は聞いていました。
私も妻が妊娠していた頃、電車でこんなにもマタニティーマークを付けている女性がいるのだなと感じたことを思い出しました。
最近はほとんど目にしていないような?
いや、目にしているが気になっていないのかも?
同じ光景を目にしているが見えたり・見えなかったり。
見えてはいるが気になったり・気にならなかったり。
まずは知ること(興味をもつこと)がスタート。
知ってる・知らないで見える景色も変わってくる。
そんなことを考えながら通勤していると紫陽花が咲いていました。
来週から梅雨入りの予報ですね。季節を感じるゆとりはもっておきたいものです。
【紫陽花の花言葉】 ~辛抱強い愛情~
担当:吉田