2017年10月18日

周辺視

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担当: 芳賀


動くものをはっきり見る動体視力、一瞬で多くの情報をとられる瞬間視

周辺視とは・・・

焦点を1点に絞ることなく広い範囲を同時に見てとる眼の力を言う。
すなわち、広い視野を確保できる力。


周囲の状況を認識しながら次の瞬間を推測する周辺視。

サッカーなどのボールスポーツでは、

外界からの情報を瞬時に、正確にキャッチする必要があり、

ボール、味方や敵の位置関係を把握しなければならない。

広範囲のものを目で捉えることができるということは、

スポーツ選手にとって非常に重要な能力です。

それが一流と二流との差なのかもしれません。


周辺視の場合中心視よりも得られる情報が多く、反応速度も速いと言います。

周辺視を磨くことで予測ができるようになり、鍛えることで何かを狙っている人の動きや、

スペースの移り変わりがもっと見えてくるかもしれない。

自分の後ろにいる選手がどちらに走りそうか、

そんなことも感じ取れるようになれるかも・・・


普段の生活でも、あえて焦点を絞らず、

全体や周囲にあるぼやっとしたものをぼんやり目にすることで

より広い世界が見えるといいます。

目的意識を持ち、アンテナを張ってしまうと、

自分自身の周囲にバリアを作ることになってしまい、

周りを見えにくくしてしまうという人もいます・・・


物事も1点に集中すると周辺を無視してしまう状態になってしまいがち、

周辺にある物こそ、実は大事な物があるのかもしれません。

小さいけど、大事な物に気づけるように、

普通を理解して違和感を感じれるようになりたいと思います。