周辺視
担当: 芳賀
動くものをはっきり見る動体視力、一瞬で多くの情報をとられる瞬間視
周辺視とは・・・
焦点を1点に絞ることなく広い範囲を同時に見てとる眼の力を言う。
すなわち、広い視野を確保できる力。
周囲の状況を認識しながら次の瞬間を推測する周辺視。
サッカーなどのボールスポーツでは、
外界からの情報を瞬時に、正確にキャッチする必要があり、
ボール、味方や敵の位置関係を把握しなければならない。
広範囲のものを目で捉えることができるということは、
スポーツ選手にとって非常に重要な能力です。
それが一流と二流との差なのかもしれません。
周辺視の場合中心視よりも得られる情報が多く、反応速度も速いと言います。
周辺視を磨くことで予測ができるようになり、鍛えることで何かを狙っている人の動きや、
スペースの移り変わりがもっと見えてくるかもしれない。
自分の後ろにいる選手がどちらに走りそうか、
そんなことも感じ取れるようになれるかも・・・
普段の生活でも、あえて焦点を絞らず、
全体や周囲にあるぼやっとしたものをぼんやり目にすることで
より広い世界が見えるといいます。
目的意識を持ち、アンテナを張ってしまうと、
自分自身の周囲にバリアを作ることになってしまい、
周りを見えにくくしてしまうという人もいます・・・
物事も1点に集中すると周辺を無視してしまう状態になってしまいがち、
周辺にある物こそ、実は大事な物があるのかもしれません。
小さいけど、大事な物に気づけるように、
普通を理解して違和感を感じれるようになりたいと思います。