意志
担当:志田
年に数回まわってくるBLOG担当。今回はU-14の活動を通して、感じたことを書きたいと思います。
サッカーの指導者は、選手達の前に立ってコーチングしたり、会話をして彼らと接しています。
この話をしたらどんな反応をするだろう?今日はどれだけ選手がこちらに目を向けているかな?などなど。
選手の表情を観察したり、リアクションを伺ったりしながら、日々コーチングの向上を目指しています。
が、話しながら頭の中が整理できなくなってしまい言葉に詰まってしまったり、ついつい感情的になりすぎてしまったり...。
そんなミスをしては反省しているものなんです。。
最近、試合後に選手たちに今日の試合の感想を言ってもらうようにしています。
目的は試合を客観的に振り返ることと、自分の意志や考えを周りにどれだけ伝えることができるか を体感すること。
チーム全体のことを言ったり、個人の出来を言ったり、ピッチの中で見た景色を思い出しながら整理して話したり、
喋りたいことが頭には浮かんでいるが言葉が出てこずごもってしまったり、話したいことはありそうなんだけど22人の前で話すことに緊張して踏み出せなかったり。
たとえ発表できなくても、自分の頭の中で考えを呟いていることが大切ですし、
浮かんできた言葉をうまく話せなくても口にすることが大切だと思っています。
誰かの前に立って自分の考えを述べたり、自分の意志を他の人に伝えるということは、難しいのと、一歩踏み出す勇気が必要だったりしますし。
それでも、ちゃんと自分の意志を伝えることが出来ると言うことは、サッカー選手として、人としてもとても大事な要素になります。
ちょっとずつ。