親孝行
担当:下平
青森在住の田舎の両親が、試合を見るために柏に訪れた。
レイソルのゲームを見に来るのは、自分が現役の選手以来だったから
かれこれ6?7年は経つだろうか。
最近忙しくて帰省もしてないし、親孝行できるのも今のうちだし。
ということで、新潟戦に招待。
久しぶりの日立台に興奮気味の両親は、隣に座る息子が恥ずかしくなるくらい
声を出して応援してくれた。
グランドに息子の姿は無くとも、未だにレイソルを応援して熱くなってる姿を見て
なんだか嬉しかった。
ゲームも最高の内容と結果で、両親も大満足してくれた。
親孝行第2弾は、自分が指揮を執るU-18のゲーム。
幸い、Jユースカップはトップチームと同じ日立台のピッチでゲームができる。
自分の監督姿を見てもらうには絶好のシチュエーションである。
そんな中でのぞんだ大宮ユースとのゲームは、幸先良く前半早々に先制点を挙げ
2度リードしたものの勝ちきれず、結果は悔しい2-2のドロー。
トップチームのように完勝のゲームを見せることが出来なかった。
それでも初めて監督をしている姿を見て、両親は安心したようで
一言目の感想が、「こんなにちゃんとしてると思わなかった」であった。
なにがどうちゃんとしてたのかは、深くは追求しなかったけど
とにかく安心したようだった。
これで少しは親孝行できたかな・・・。
普段、遠く離れて暮らしてて、マメに連絡するわけでもないし
情報収集は、テレビとスポーツ新聞くらい。
インターネットが使えない両親には、ユースの情報はほとんどわからないらしい。
「このJユースって大会優勝したら新聞くらい載るのかね?」
と、尋ねるお袋。
その期待に応えて、優勝して大きく取り上げられるように頑張るよ。
ただね、その前に一緒に写真を撮った頂いた方が
もっとでかいことやってくれると思うよ。