昨日の日本代表戦
担当 酒井 直樹
昨日キリンチャレンジカップで我らの柏レイソル・酒井宏樹が日本代表デビューを果たしました。
後半スタートからの出場なのでゲームの入り方はとても難しかったと思います。
しかしその局面でも本田選手にドンピシャのタイミングで合わせた好クロスを
しっかり演出してしまうところは彼しかもっていない天性の感覚を感じました。
「上手い!」鳥肌が立ちました。
日本代表が2-0で完勝。酒井宏樹選手にとってはすばらしいデビュー戦となりました。
ところでアゼルバイジャンはどこにあるか皆さんご存知ですか?
旧ソ連で地図上でいえばロシア共和国とイランの間にあるカスピ海という湖の
左隣に面しています。
意外と知らない方は多いのでは?
一方、フランスではU-23オリンピック代表がトゥーロン国際大会の初戦vsトルコを迎えました。
私の注目は元柏レイソル・ボルシアMGの大津祐樹と
元柏レイソルユース・現セビージャアトレチコの指宿洋史です。
2人とも試合に出場しましたが、健闘むなしく0-2で初戦を落としました。
やはり彼らは海外に拠点を置き、自チームで厳しい競争を積んでいるだけあって体つきは
以前よりも一回り大きくなっており、そして何よりも他より自信がみなぎっているのが
伝わってきました。
実は大津選手とは渡欧前に軽くコミュニケーションを取りまして、その際に話していたのは
「とにかくトレーニングから削りあい。球際の強さは半端じゃない。ボールの寄せとか
パワーが日本とは全然違う!」とのこと。
また、指宿洋史選手の昨日のコメントを見ても、
「ボールへの寄せ、球際の強さが足りない。」
と言ってました。
ちなみにオランダリーグのユトレヒトでプレーする高木善明選手も
同じようなことをコメントしてました。
「あと1m相手に寄せれるか!」
守備力のパワーを強調していました。
何て言ったって世界を舞台に戦っている選手の一言です。
説得力が違います。
我々指導者にとっては貴重な意見です。
トゥーロン国際大会次戦はオランダ代表です。
彼らの活躍を期待したいと思います。
そしてこれからW-CUP最終予選、ロンドンオリンピックと代表試合が続きますが
完璧な準備をして彼らが日本を勝利に導いてほしいと思います!