2013年10月16日

『経験』⇒『良い経験』

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担当:山中

先日、新潟で行われた「Jリーグ・アカデミーコーチ研修会」に参加してきました。

この研修会はJリーグ各チームのアカデミーコーチが年3回集まり、より良い指導者になるために講義を受けたり、指導実践を行います。(写真参照)

J研修・スケジュール.jpg


研修のキーワードは2つ、『オープンマインド』と『内省』。

思ったことは伝える。相手の意見を聴く。自分の考えに固執しない。新たな知識を身に付けるための『オープンマインド』。

自分の行動・発言・考えをかえりみる『内省』。

研修中は常に『オープンマインド』であること、常々『内省』することが求められました。


指導実践では、なぜそのトレーニングを行ったのか。
なぜそのコートの大きさなのか。
なぜそのルールなのかを担当コーチは求められ、選手役のコーチは意見やアドバイスを伝えます。

また、コーチが発する言葉に対しても「それってどういう意味?」「何を伝えたいの?」と意味や意図が求められます。

他のコーチからの意見の中には、その発想はなかったと新鮮に感じられるものもありました。



職業は同じサッカーの指導者ですが、様々な考えが集まる環境。
そこでサッカーの話をし、サッカーを考え、自分を見つめる。


そんな貴重な経験を終えたあとに、上司からの言葉を思い出しました。


「終わった直後は『経験した』に過ぎない。
 その経験をもとに、その経験を活かして、考え、行動し、努力する。
 そして成長する、前進する。
 そこで初めて、『経験した』ことが『良い経験だった』と言えるのではないか。」


大切なのはここから。


今回経験した研修が『良い経験』になるように。


アカデミーの選手たちのためにも。
夏合宿1.jpg